バレーボール 2015/16 V・PREMIER LEAGUE V・ファイナルステージ開幕!!

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8チームによる熾烈なV・レギュラーラウンドの争いが幕を閉じ、いよいよ上位6チームによる“頂点を決める戦い”V・ファイナルステージが幕を開けた。V・レギュラーラウンドでの各チームの戦いぶりを振り返り、そこから見えてくる要素を基にV・ファイナルステージを展望する。text by Yuko Tanaka

V・レギュラーラウンド レビュー

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開幕から好調を維持し、V・レギュラーラウンドを首位で終えた東レアローズ。昨年は6位に沈んだが、今シーズンは新外国人のテトリが攻守で活躍。さらに全日本でも活躍する木村(沙)、迫田、高田といったベテランが要所で得点を決める勝ちパターンを構築した。

僅差で2位となったのは2014/2015シーズンのV・レギュラーラウンド1位の久光製薬スプリングス。シーズン前半に3連敗を喫するなど、苦しい状況に見舞われながらもエースの長岡、石井を中心とした攻撃で盛り返し、上位をキープ。V・ファイナルステージからの巻き返しを狙う。3位に入ったのは日立リヴァーレ。パオリーニ、井上といったミドルブロッカー陣を軸とした攻撃をセッターの佐藤(美)を中心に展開。V・レギュラーラウンドでは久光製薬に3連勝を飾るなど強さを発揮した。

4~8位争いは大混戦となり、最終戦まで順位が決まらないという熾烈な争いが繰り広げられた中、勝敗数は並びながらもポイント数により岡山シーガルズ、NECレッドロケッツ、さらには最終節の大逆転で6位に入ったトヨタ車体クインシーズがファイナル6へ進出。デンソーエアリービーズ、上尾メディックスは一歩及ばず、V・チャレンジマッチで残留を賭けた戦いに挑むこととなった。

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昨シーズンの悔しさを糧に、開幕から好調を続けた東レアローズスポプレ-150号_02-19.pdf 開幕から首位を独走した豊田合成トレフェルサが、初のV・レギュラーラウンド首位となった。ブロックとレシーブの連携からなる手堅い守備と、得点源のイゴール、高松を中心とした攻撃で着実に勝ち星を重ねた。役割分担も徹底されており、好不調の波も少ない。昨年末の天皇杯も制しており、初優勝に向けた準備は万全だ。

連勝街道を突っ走って来た豊田合成に唯一2つの黒星をつけたのが、2位の東レアローズ。昨年は7位でV・チャレンジマッチに回る苦しいシーズンとなったが、今シーズンは主将の渡辺、サイドの鈴木、星野がレギュラーに定着。チームに厚みが加わった。

ポイント数、勝ち星共に上位2チームはやや抜けていた感がある中、3位争いは最終節まで熾烈を極め、最終的にチーム最上位の3位でV・レギュラーラウンドを終えたのはジェイテクトSTINGS。僅かな差でパナソニックパンサーズ、堺ブレイザーズ、JTサンダーズがファイナル6への進出を決めた。

開幕前は優勝候補の呼び声も高かったサントリーサンバーズだが、リーグ序盤は連携面でのミスが目立ち、苦戦が続いた。3レグでは巻き返したものの、7位に終わり23年ぶりとなるV・チャレンジマッチ出場が決定。新外国人のセルジオが活躍したFC東京も1レグではフルセットが続くなどあと一歩の戦いが続いたが勝ち星は得られず、8位でV・レギュラーラウンドを終えた。

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昨年末の天皇杯も制し、初優勝に向け準備万端の豊田合成トレフェルサスポプレ-150号_02-19.pdf

2014/15シーズンより導入された新方式。世界大会で採用されているポイント制の導入に加え、ポストシーズン制度も取り入れたことで試合内容の重要性が向上し、よりスリリングな試合が展開されるようになった。

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V・ファイナルステージ プレビュー

男子よりも1週早く開幕した女子のV・ファイナルステージ。初戦は1位の東レが3位の日立に、2位の久光製薬が5位のNECに、4位の岡山が6位のトヨタ車体に敗れる波乱の幕開けとなった。ケガや体調不良などもあり、V・レギュラーラウンドとは異なるメンバーで臨まなければならないチームもあり、万全な状態とは言い難い中ではあるが、現有戦力でどう戦うか。2週目の東京、さらに3週目の長野ラウンドでは大きな注目となりそうだ。

混戦が続けばポイント差は瞬く間に消え、ファイナル進出が決まる1位のチームだけでなく、ファイナル3進出の権利をどのチームがつかむのか。V・レギュラーラウンド同様に最後の最後までわからない、という大激戦も予想される。V・レギュラーラウンドの相性がどれだけV・ファイナルステージに関係するかも、短期決戦の見どころであり、初戦を落としたチームの次戦の戦い方にも注目が集まる。

V・レギュラーラウンドの順位に応じ、1位から順に5、4、3、2、1ポイントがアドバンテージとして加算されるが、その差はわずかで上位チームが連敗、下位チームが連勝すればすぐに順位は引っくり返る。V・レギュラーラウンド同様の強さを発揮できるか、はたまた、下剋上が起こるのか。それこそがまさに一戦必勝のトーナメント戦とも言うべきV・ファイナルステージの楽しみでもある。

男子の注目は、負けたらV・チャレンジマッチという苦しい戦いを制し、6位でV・ファイナルステージ進出を決めたJT。昨シーズンのファイナル6でもV・レギュラーラウンド6位通過の堺が、ファイナル6初戦で2位のサントリーをストレートで打破し、波に乗った。わずかな差でファイナル3に進むことはできなかったが、ファイナル6初戦の戦い方がどれだけ大事かを見せつける典型例となったのは記憶に新しい。

互いのデータも揃う中、対戦順やV・レギュラーラウンドの相性も勝敗を分けるカギになるのは間違いない。まずは初戦、全チームが揃う広島ラウンド、さらに翌週の東京ラウンドの戦いが大きなポイントとなるだろう。(2月18日現在)

チケット情報

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http://vleague-ticket.jp

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