- Revs your Heart – ヤマハ、鈴鹿8耐連覇達成!

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7月31日(日)、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで『コカ・コーラ ゼロ 鈴鹿8時間耐久ロードレース第39回大会』の決勝が行われ、中須賀克行、ポル・エスパルガロ、アレックス・ローズを擁する「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」が218周を走破し、目標の“連覇”を達成した。

通算優勝回数は6回目、連覇は1987-1988年以来28年ぶり。それだけに、今大会でYAMAHA FACTORY RACING TEAMが連覇にかける想いは相当なものだった。走破した218周は二輪専用シケインが新設された2004年以降では最多周回数記録。高かった前評判を裏切らないどころか、期待以上の走りで連覇を成し遂げたYAMAHA。その走りぶりは、とにかく隙がなかった。

スタートライダーを務めるのは、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスで4連覇中の王者・中須賀。トップの清成龍一(スズキ)とマッチレースを展開しながら、決して無理にトップを狙うことはなく、清成のペースが落ちるのを待った。「前を行く清成選手のことはあえて抜かずについていきました。ただ、去年よりも燃費が良くなっているので、燃費を稼ぐ理由はありませんでしたが、ポルとアレックスが速いので、ここで無理することはないと判断したからです」。

それでも、17周目のシケインでパスしてトップに浮上し、2番手のローズへとバトンタッチ。普段はスーパーバイク世界選手権に参戦しているローズは、昨年の優勝を味わった中須賀、エスパルガロと組むのは今回が初めて。YAMAHA FACTORY RACING TEAMにとっての唯一の不安要素となる可能性もあったが、まったく危なげないライディングでエスパルガロにYZF-R1を託した。 ローズは「ナカスガさん、ポルとはコースでも、コース以外でも、仲よく過ごすことができてすごく楽しかったよ。彼らのサポートのおかげで、僕自身もいいライディングができたと思う」と語り、チーム内の良好な関係性を振り返った。

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MotoGPライダーのエスパルガロも安定した走行で後続を突き放す。「僕、ナカスガさん、アレックスの3人はテストから一生懸命に仕事をして、3人ともにベストなマシンセッティングを見つけることができた」「この勝利は僕たち3人のライダーだけで成し遂げたものじゃない。たくさんのメカニック、スタッフ、チームのために働いてくれたすべての人々に心からお礼を言いたい」とエスパルガロが語った通り、連覇に向けて一丸となっていたYAMAHA FACTORY RACING TEAMのチームワークはどこよりも強固だった。

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そして中須賀が2回目の走行に入った105周目、このレースでファステストラップとなる2分08秒441を記録。この段階で、2番手のヨシムラスズキに1分40秒前後の大差を築いていた。YAMAHA FACTORYRACING TEAMは、この後もルーティンでのピットインを繰り返し、淡々と周回を重ねていく。その様は実に堂々としていて、まさに王者の走りだった。 最終走者のローズがトップでチェッカーフラッグを受け、連覇の目標を達成したYAMAHA FACTORY RACING TEAMは喜びを爆発させる。中須賀は連覇について「最高のライダーとチームに恵まれたおかげ」と振り返ったが、3人で1台のマシンを駆る耐久レースは、文字通り1人の走りで優勝することはできない。3人がそれぞれの特長やクセを認め合うチームワーク、バランスの取れたマシンセッティングにまとめるメカニックなど、YAMAHA FACTORY RACING TEAMとして掴み取った連覇だった。

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プロフィール

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