鈴鹿アンリミテッドFC Interview 野口遼太「全社は総合力が試される大会」

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カマタマーレ讃岐のJ2 昇格に貢献し、今シーズンから東海社会人サッカーリーグ1部の鈴鹿アンリミテッドFC に移籍した野口遼太は、JFL 昇格を目指すチームで何を想い、プレーしているのか。その胸の内を聞いた。

全社は総合力が試される大会

■新天地に鈴鹿を選んだ理由を教えてください。
ちょうどチームを探していたタイミングで、小澤(宏一監督)さんから声がかかって。2人で話した際に、鈴鹿が何を目指していて、どういう志を持っていて、こういうことをやって欲しいと、かなり熱く語ってくれました。それが決め手だったと思います。

■移籍前の印象と、移籍後の印象を教えてください。
以前から、名前は知っていました。正直、入る前は不安な部分が大きかったですが、入ってみると選手の意識も高いですし、上を目指していけるチームだなと。まだまだ足らない部分は多いですが、そうした土壌はあるなと感じました。

■三重県、また鈴鹿市の印象はいかがですか?
住みやすいですよ。サーキットのイメージしかなかったのですが。美味しいものもありますし、住みやすいと思います。サッカーの面に関していえば、日本代表にもなったすごい選手も出ていますが、Jリーグのチームがなかったり、サッカー熱がやや欠けていたり、少し前の香川県と似ています。知名度を上げるのであれば、もっと地域に根付いてやっていかないといけないと思います。

■岡田武史さんのFC今治だったり、高原直泰さんの沖縄SVだったり、地域リーグの注目度が高まっています。地域リーグの厳しさは徳島時代に身を持って体感していると思いますが、改めてどのような特長があると思いますか?
カテゴリー的にはアマチュアと一括りになりますが、昔と比べて元Jリーガーが増えたなと。同時に、上を目指すチームが増えた印象があります。色々なカテゴリーがありますが、JFLに上がるのが一番難しいんじゃないでしょうか。仕事しながらの選手もいますし、その中でどれだけ目標を高く持って日々取り組めるか。今、チームに一番足りないところかもしれません。

■天皇杯でJ1のヴィッセル神戸に大敗(1-7)を喫しましたが、振り返ってみていかがですか。
個々とチーム、両方で格の違いを見せ付けられました。通用した部分もあったし、課題もすごく見つかった試合。ただ、もっと戦い方を考えなければいけないかなと。明らかな格上を相手に、いつも通りのサッカーはできない。周りが見えなくなって、突っ込んで獲られてカウンターを繰り返してしまった。もうちょっと、チームで戦い方をはっきりさせたかったですね。全員の意思統一がバラバラだとああなってしまうという教訓になった試合です。個々が気づかなければいけないですね。

■リーグ優勝は逃しましたが、全国社会人サッカー選手権大会(全社)が残っています。全社への意気込みをお願いします。
僕自身、全社は初めてですし、勝ち上がれば毎日、試合が続きます。非常に過酷な環境だと思いますが、それはどのチームも一緒です。一試合一試合やらないといけない。怪我人が出たときの選手層だったり、戦い方という部分でも、チームの総合力が試される大会になると思います。

■最後に、ファンの方々へのメッセージをお願いします。
リーグの優勝がなくなり、全国地域サッカーチャンピオンズリーグへの出場はどうなるかわかりませんが、もう情けない試合を見せずに済むように、勝つ試合だけを見せられるよう頑張ります。愛媛(全社)も来ていただけたら嬉しいです。応援宜しくお願いします。

プロフィール

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野口 遼太 Ryota Noguchi
1986年6月24日生まれ
香川県出身 181cm/72kg
【経歴】
高松北高校→大阪産業大学→徳島ヴォルティス・セカンド→カマタマーレ讃岐

Jリーグ昇格への道のり

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三重県社会人サッカーリーグ→東海社会人サッカーリーグ→JFL→Jリーグと、毎年各リーグ上位2チーム(リーグ構成、年度によってチーム数は異なる)が上位リーグへ昇格。東海1部優勝を逃した鈴鹿アンリミテッドFCは、10月の全社で決勝に進めば、JFL昇格をかけて各地域リーグを勝ち抜いた12チームで争う全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)への出場権を手にすることができる。さらにこの大会で上位2チームに入ることができればJFL昇格が決まり、その先のJリーグ参入が現実味を帯びてくる。地域CLとは、全国9地域の地域リーグ最上位カテゴリーの優勝9チームと、全社上位入賞チームから最大3チームの計12チームが出場権を得る。12チームを4チームずつの3グループに分けてリーグ戦を行い、各グループの1位3チーム、そして各グループ2位の中で成績上位1チームの計4チームで決勝ラウンドを行う。上位2チームがJFLに自動昇格となるが、JFLのチーム数に空きが出た場合(Jリーグ参入やチーム合併、解散、リーグ編成変更等)、3位以下のチームが昇格することもある。

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