今、プロレスがアツい!~勢いに乗る新日本プロレスの魅力~

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かつて、プロレスはプロ野球、大相撲と並ぶ日本の国民的人気を誇るスポーツだった。外国人レスラーをなぎ倒す力道山の姿は戦後の国民にとってヒーローのように映り、その弟子、アントニオ猪木とジャイアント馬場の「BI砲」に熱狂。その2人がぞれぞれ旗揚げした新日本プロレスリングと全日本プロレスリングから次々にスター選手が生まれ、テレビのゴールデンタイムで高い視聴率を記録した。

これらの、いわゆる“プロレス黄金時代”は去ったが、テレビ中継が深夜帯に移行した一方、観客動員では最高潮を迎えるなど、プロレスの熱が消えたわけではなかった。今や新日本、全日本以外に多くの団体が旗揚げされ、細分化が進んでいる。

そんな中、今最も勢いのある団体が、新日本プロレス、すなわち“新日”だ。2012年にカードゲーム会社のブシロードがオーナーになると、大々的な広告展開で一般層に「プロレス=新日」をアピール。所属レスラーはSNS等を駆使して自ら情報発信するようになり、かつてプロレスが好きだった層に加え、若い新規ファンの獲得に成功した。そんなプロレスブーム再燃の火付け役になっている新日の魅力を紹介する。

プ女子の登場

%e3%83%97%e5%a5%b3%e5%ad%90%e2%91%a0野球の「カープ女子(広島カープが好きな女性)」、サッカーの「セレ女(セレッソ大阪が好きな女性)」、ラグビーの「五郎丸女子(五郎丸歩選手が好きな女性)」のように、ブームは若い女性が作り出す。そして今、新日の試合会場には、若い女性ファンの姿が多く見られる。彼女たちは「プ女子(プロレス好きの女性)」と呼ばれ、新たなプロレス人気の象徴といえる存在だ。プ女子が生まれた要因には、魅力的なレスラーの存在が欠かせない。彼女たちに「観に行きたい」と思わせる最大の要素は、好みのレスラーがいるかどうかだからだ。その点、新日には実力とルックス、そしてキャラクター性も魅力的な選手が多かった。棚橋弘至、オカダ・カズチカ、真壁刀義らはテレビやメディアへの出演も多く、女性人気の獲得に大いに貢献している。

充実のファンサービス

%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%b3%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%93%e3%82%b9%e2%91%a2ブームを一過性で終わらせないためには、レスラー目当てで観戦に来た新規ファンに、「もう1度観に来たい」と思わせるプロレス自体の魅力が必要になる。エンターテインメント性、面白さは元々自信のあった部分だが、さらにそこへ、試合前のレスラーとの交流やグッズの充実化を図ることで、新規ファンの定着を目指した。これが見事に功を奏し、試合中の声援は既存の男性ファンの野太い声に負けないほど、黄色い声も飛び交っている。

日本全国、会場は常に満員

%e5%85%a8%e6%99%af全国各地を転戦するプロレスは、会場によってキャパシティが変わるが、多くの大会でチケット完売が相次いでいる。都心部に位置する後楽園ホールでは、平日にも関わらず満席。立見客も多く、仕事帰りのサラリーマンやOL、さらには子供連れの家族まで、実に幅広い層の観客が“非日常的空間”を楽しんでいた。この非日常感を味わえることこそ、プロレスの一番の魅力かもしれない。テレビの画面越しでも伝わってくる熱量を、目の前で感じる。生の迫力と臨場感を味わえば、初めて観戦する人も「また来たい」と思えるに違いない。

WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム

スポプレ決定1116「まだプロレスを観たことないけど、観に行ってみようかな」「昔、観に行ってたけど、もう1度観に行ってみようかな」。そう思った方にオススメなのが、2017年1月4日に開催される『WRESTLE KINGDOM(レッスルキングダム) 11 in 東京ドーム』だ。この大会は日本プロレス界において、1年間で最も大きな大会であり、1992年から曜日に関係なく26年連続で1月4日に開催されている“プロレスの祭典”。2006年から現行の『レッスルキングダム』という大会名称になり、2017年で11回目を迎える。1年の総決算でもあるこの大会には、演出から試合内容も含めて、プロレスの魅力すべてが詰まっていると言っても過言ではない。
『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』のチケット・詳細情報はこちら
大会特設サイト

1・4東京ドームを彩る注目のカード!
このマッチを見ればプロレスの虜に!!

これまで多くの名勝負、ドラマを生んできた「1・4(イッテンヨン)東京ドーム」。2017年の大会も、プロレスファン垂涎の好カード目白押しだ。プロレスファンはもちろん、プロレスに興味を持ったばかりの方も、この試合を観ればプロレスにハマること間違いなしの2つのカードを紹介する。※2016年11月22日時点

オカダ・カズチカvsケニー・オメガ

iwgp%e3%83%98%e3%83%93%e3%83%bc今回のメインカード。第65代王者オカダ・カズチカは前大会に引き続きメイン出場で、昨年は6年連続メインだった棚橋弘至の挑戦を返り討ちにし、王者交代を強く印象付けた。一方、挑戦者のケニー・オメガは、今回が初のメインとなる。実績ではオカダが勝るものの、今年の11月5日に行われた「POWER STRUGGLE」における8人タッグマッチ(30分1本勝負)にて対戦し、オメガ率いるBULLET CLUB(バレットクラブ)が勝利。オメガが「片翼の天使」でオカダに初のピンフォール勝ちという衝撃の決着は、多くのファンを驚かせた。まずは前哨戦を制した挑戦者に対し、王者の闘志にも火が。1・4の頂上決戦、その結末は、誰にも予想できない。
%e3%82%aa%e3%82%ab%e3%83%80第65代王者
“レインメーカー”
オカダ・カズチカ
身長/体重:191cm/107kg
生年月日:1987年11月8日
出身地:愛知県安城市
デビュー:2004年8月29日
所属ユニット:CHAOS
Twitter:@rainmakerXokada
2012年に海外での武者修行から帰国すると、「新日本にカネの雨を降らせる“レインメーカー”」と自称し、1月の凱旋帰国試合で勝利。2月にはIWGPヘビー級王座に挑戦し、新日の“顔”である棚橋に勝利を収める。実に史上2番目の若さでの戴冠となった。同年のプロレス大賞で最優秀選手賞(MVP)を受賞するなど、棚橋を脅かす次世代のトップとしての存在感を発揮。2017年の1・4東京ドームで前大会に引き続きメイン出場が決まり、新日のエースとしての地位を確固たるものにしようとしている。
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ジャーマン・スープレックスの要領で相手の腰に手を回し、左手で掴み取った相手の右腕を引っ張った勢いで体を向き合わせ、自身の右腕を相手の喉元に目掛けて叩き付けるアックスボンバー。天を仰ぐように両腕を広げた「レインメーカー・ポーズ」で観衆を煽ってから放つ。
%e3%82%b1%e3%83%8b%e3%83%bc挑戦者/G1 CLIMAX 26優勝者
“ザ・クリーナー”
ケニー・オメガ
2014年、新日本プロレスに移籍。第70代IWGPジュニアヘビー級王者、第13代IWGPインターコンチネンタル王者となり、タッグマッチでも強さを発揮。今年の8月には「G1 CLIMAX 26」で後藤洋央紀を破り、初出場ながら外国人選手初優勝を果たし、名実共に新日の最強外国人レスラーとして認められた。日本語を含めて日本の文化に精通しており、リングネームも『ファイナルファンタジーⅦ』に登場する最強の敵「オメガウェポン」に由来。
身長/体重:183cm/92kg
生年月日:1983年10月16日
出身地:カナダ・マニトバ州
デビュー:2000年2月
所属ユニット:BULLET CLUB
Twitter:@KennyOmegamanX
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相手を肩車の要領で担ぎ上げ、相手の首を捕らえながら前屈みの状態にし開脚ジャンプしながら自らの股の間に相手を垂直気味にマットに叩きつける技。技名の由来は人気ゲーム「ファイナルファンタジーⅦ」に登場するキャラクター、セフィロスのBGM「片翼の天使」からきている。

内藤哲也vs棚橋弘至

iwgp%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%81メインではない…が、メインにまったくひけを取らないカードだ。第15代王者の内藤哲也が、昨年まで6年連続メインを務めた棚橋弘至の挑戦を受ける。実績では大きく上回る棚橋に対し、2016年の勢いでは内藤が圧倒。棚橋も「1年前とは立場が逆転したな」と認めており、内藤は「もう彼はトップ選手じゃない」「最後の晴れ舞台」と引導を渡すことを宣言した。11月18日から始まった『戦国炎舞 -KIZNAPresentsWORLD TAG LEAGUE 2016』の初戦で対戦した際も、ルーシュとの新コンビで棚橋&ジュース・ロビンソン組に快勝。リング上で大の字になった棚橋の顔を2人で踏みつけてポーズを決め、現在の勢いの差をまざまざと見せ付けた。今最も勢いに乗るカリスマか、再起を期す落日のエースか――。因縁浅からぬこのカードは、メインに勝るとも劣らない盛り上がりを見せることは間違いない。
%e5%86%85%e8%97%a4第15代王者
“ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン”
内藤 哲也
以前は“天才”武藤敬司への憧れを持ち、自らも「新世代GENIUS(ジーニアス=天才)」と称していたが、怪我による長期離脱、さらに2015年のメキシコ遠征を経て、“制御不能なカリスマ”として凱旋帰国。2016年4月には、新技「デスティーノ」でオカダを沈め、悲願のIWGPヘビー級王座を獲得してトップ戦線に割って入った。2016年9月にはIWGPインターコンチネンタル王座戦に勝利し、第15代王者となるとともに史上初の新日が管理する三大王座(IWGPヘビー級、IWGPインターコンチ、NEVER無差別級)制覇を達成。決め台詞は「トランキーロ(スペイン語で静かに、落ち着けの意)、あっせんなよ」。
身長/体重:180cm/102kg
生年月日:1982年6月22日
出身地:東京都足立区
デビュー:2006年5月27日
所属ユニット:ロス・インゴベルナブ
レス・デ・ハポン
Twitter:@s_d_naito
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背後から相手の右脇に自らの左腕を差し込んで首をロックし、相手の体を支点に逆上がりの要領で回転しながら、相手の後頭部をマットに叩きつける。技名はスペイン語で「運命」の意。2015年のメキシコ遠征中に編み出した。
%e6%a3%9a%e6%a9%8b挑戦者
“100年に一人の逸材”
棚橋 弘至
自らを「100年に一人の逸材」と称するナルシストキャラだが、名だけでなく実も伴っており、自他共に認める“エース”として長年、新日を牽引してきた。IWGPヘビー級王座の通算最多防衛、連続防衛、最多戴冠記録保持者。2016年は1・4東京ドームのメインでオカダに敗れたことに始まり、5月には肩を負傷し欠場を余儀なくされた。失意の1年だったが、IWGPインターコンチネンタル王座戦で内藤への挑戦権を得たことで、1・4での復活に向けて一筋の光明が差し込んだ。
身長/体重:181cm/103kg
生年月日:1976年11月13日
出身地:岐阜県大垣市
デビュー:1999年10月10日
所属ユニット:本隊
Twitter:@tanahashi1_100
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マット上に倒れている相手に対し、トップロープからジャンプして相手の体の上に自らの腹部から落ち、ダメージを与える技。いわゆる屈伸式のダイビングボディプレスだが、棚橋のダイナミックで華麗なジャンプにより、観るものに強いインパクトを残す。
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