Interview 第65代IWGPヘビー級チャンピオン オカダ・カズチカ ~新日の“顔”が語る、プロレスの魅力とは?~

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1月4日に行われた新日本プロレスの『WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム』。メインカードのIWGPヘビー級選手権試合で、挑戦者ケニー・オメガと46分45秒にも及んだ死闘を演じ、見事に防衛を果たした第65代王者オカダ・カズチカに、1・4(イッテンヨン)の振り返りや、プロレスの魅力について語ってもらった。

メインに相応しい試合ができた

■まずは1・4東京ドームを振り返って、改めて感想を聞かせてください。
僕は2012年レッスルキングダムに参戦して、棚橋(弘至)さんとは3回メインで戦いましたけど、初めて棚橋さん以外のメインイベントでした。ケニー・オメガが強い選手ということはわかっていましたが、お客さんがどう反応するのかはわからない。色々な期待や不安があったと思いますが、東京ドームのメインに相応しい試合ができたと思っていますし、何より勝てたことが良かったですね。

■死闘を演じたケニー・オメガ選手について、改めてどんなレスラーだと感じましたか?
本当に「痛みを感じないのかな?」と思わせる不気味さがありました。何をすれば、ダメージとして効いているのかがわからない。また、「怖くないのか?」と思うような攻撃を躊躇なく仕掛けてきますし、非常に厄介な相手でした。今まで46分も試合をしたことはありませんでした。

■直前に行われたIWGPインターコンチネンタル選手権では、内藤哲也選手が棚橋選手相手に防衛に成功しています。2016年は「内藤の年」とも称されましたが、内藤選手とロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの躍進について、どう思っていますか?
単純に、「すごいな」と。内藤さんは別に、2016年になって急に強くなったわけではないですし、前から強い相手でした。ロス・インゴの今の勢いは全部、内藤さんが引っ張ってきたんだと思いますし、あれだけ人気のあるチームを作り上げたというのは、僕はすごいことだと思っています。

■新日の顔として、2017年はどのような年にしたいですか。
2月に札幌で防衛戦が決まりましたので、まずはそこでしっかり勝つこと。7月にはカリフォルニア・ロサンゼルスでの開催も決まっているので、そこも楽しみですね。ケニーとの試合は海外からもかなりの反響がありましたので、新日本プロレスを海外でも見せていきたいです。

■レスラーとしての自身の特長、アピールポイントを教えてください。また、試合で注目してほしいポイントはありますか?
背が高いとか、足が速いとか、結構ありますけど(笑)。一番は、「強いこと」じゃないですかね。チャンピオンですし、そこが一番のアピールポイントだと思います。あとは「格好良い」「華やか」などですが、注目してほしいのは全部です。「ここ」っていうのはないですね。全部をしっかり観てもらわないと。目を逸らした隙に、ドロップキックをするかもしれない。「あっ!」と思う試合をする自信はあるので、その「あっ!」となる瞬間を見逃すことになるかもしれませんから、しっかりと観ていてもらいたい。入場から退場まで、ずっと観ていてもらいたいです。

■プロレス初心者でも楽しめる観戦ポイントを教えてください。
初めて観る人は派手な技を観るのが一番だと思います。僕も中学生のとき、ベテランのいぶし銀な技とかには興味がなくて、とにかく派手なものに惹かれましたから。人間ってこんなことができるんだ、こんなにすごい音のするチョップに耐えられるんだ、蹴りにも耐えられるんだ、あんな風に落とされても大丈夫なんだ…と感じてもらえれば。リング上では、普通では考えられないようなことが起きています。そういうのを観てもらう中で誰かしら「あの選手いいな」というお気に入りの選手も出てくるでしょうし、そこからまたプロレスにハマってもらえれば嬉しいですね。

僕らの2年のほうが濃かった自信がある

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■1・4の死闘の直後、1・5後楽園ホールでは鈴木みのる軍の襲撃に遭い、2・5札幌での防衛戦が決まりました。意気込みをお願いします。
2年ぶりですかね、鈴木軍が新日本に戻ってくるのは。向こうは向こうで、この2年でどう変わったのかをお客さんに見せたいと思っているでしょうけど、そっちの2年よりも僕たち新日本での2年のほうが濃かった自信はあるので、それをしっかり鈴木みのるに味わってもらいたいなと思いますね。新日本が札幌でタイトルマッチを行うこと自体、久しぶりですし、僕は初めて。冬の札幌は経験したことがないですが、試合なので観光とかは楽しめないですけど、しっかり返り討ちにしますよ。

■ズバリ、新日本プロレスの魅力とは?
僕が新日本を「良いな」と思うのは、色々な選手がいるから。僕みたいな華やかな選手もいれば、ジュニアで華麗な空中殺法を使う人もいて、バチバチ仕掛けていく人もいますし。色々なスタイルのプロレスラーが集まっているので、1つの大会を観てもらえれば絶対に「プロレスって面白いな」と思わせる団体だと思います。ただやっぱりテレビではなくて、生で観てもらいたい。ぶつかり合う音、リングの音だったり、歓声だったり、そういうのを肌で感じて、ぜひプロレスを楽しんでください。

プロフィール

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オカダ・カズチカ Kazuchika Okada
身長/体重:191cm/107kg
生年月日:1987年11月8日
出身地:愛知県安城市
デビュー:2004年8月29日
所属ユニット:CHAOS
Twitter:@rainmakerXokada
フィニッシュホールド:レインメーカー
2012年に海外での武者修行から帰国すると、「新日本にカネの雨を降らせる“レインメーカー”」と自称し、1月の凱旋帰国試合で勝利。2月にはIWGPヘビー級王座に挑戦し、新日の“顔”である棚橋に勝利を収める。実に史上2番目の若さでの戴冠となった。同年のプロレス大賞で最優秀選手賞(MVP)を受賞するなど、棚橋を脅かす次世代のトップとしての存在感を発揮。2017年の1・4東京ドームで5年連続となるメイン出場を果たし、ケニー・オメガとの46分45秒に及ぶ死闘の末、防衛を果たした。

IWGPヘビー級 タイトルマッチ情報

2.5札幌

『THE NEW BEGINNING in SAPPORO
~復活!雪の札幌決戦~』
日時:2017年2月5日(日)13:30開場 15:00開始
会場:北海道立総合体育センター 北海きたえーる
主なカード:オカダ・カズチカ VS 鈴木みのる
詳細は新日本プロレス公式HPまで。
http://www.njpw.co.jp/

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