世界最高峰の障害物レース 日本初上陸!スパルタンレース創業者・CEO ジョー・デ・セナ氏インタビュー

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世界最高峰の障害物レース「リーボック スパルタンレース」は、いかにして生まれたのか。創設者であるジョー・デ・セナCEOに、スパルタンレースの魅力や自身のレースへの想いについて語ってもらった。

障害物レースにはドラマがある

スパルタンレースでは、1.6km毎にドラマがあります。マラソンやトライアスロンは、長い距離を走ったり、泳いだり、自転車を漕いだり…素晴らしいことですが、私には少し単調に感じられます。スパルタンレースでは、レースが単調にならないように、障害物を約1マイル毎(※)に設置することによって、参加者の皆さまに楽しんでもらおうと考えています。

一定間隔で訪れる障害をいかに乗り越えていくか?ということがこのレースの醍醐味です。

また、レースに向けてのトレーニングでも、走ることだけではなく、障害物を乗り越えるための樣々なワークアウトを行うことが必要です。レースはもちろん、準備の段階から、いろいろな刺激を受けることができるのも、このレースの魅力です。

※コースレイアウトにより、障害物の間隔は調整される。

自分の身体でつかみ取った達成感を知ってもらいたい

元々、私はウォールストリートで金融関連の仕事をしていて、猛烈に仕事していたら、どんどん太っていってしまった。昼間の時間はパソコン画面を前にデスクワーク、夜は接待漬けで一日に数回ディナーを取ることもありました。体にガタが来ていると感じた私は、身体を動かすことに挑戦しました。マラソンにも挑戦しましたし、さらに過酷な※アイアンマンレースにも挑戦しました。身体的に困難を伴う挑戦を続ける中で、得られる達成感が病みつきになったのです。

私は、この経験を世の中に広めていきたいという思いで、スパルタンレースを考案しました。「ソファーに寝転んでテレビを見ているような人を引っ張り出し、自らの限界に挑戦してもらい、その先の達成感を味わってほしい」。それが、私の願いです。

※アイアンマンレース…World TriathlonCorporationによって開催されるロングディスタンス(長距離)のトライアスロン。その総距離はなんと226km。

スパルタンレースの魅力は困難に挑むこと

スパルタンレースが提供する価値は、現代社会が追及しているものとは、まったく正反対のものです。文明は、生活の中の困難を解決し、我々の暮らしを簡単・便利にするという目的で発展してきました。しかし、スパルタンレースは180度逆の価値観を持っています。

人生を困難にして、汗をかいて、努力をするということです。ですから、何もない山奥の地では、スパルタンレースは流行りません。誤解を恐れずに言えば、そこでは毎日、厳しい自然との闘いの中で、スパルタンレースのような生活を送っている人がいるからです。だからこそ、日本のような先進国で、このレースを根付かせる必要があると感じています。

これは私のモットーなのですが、「すべてを手にしていたら何に対しても感謝をしない。何もなければすべてに対して感謝できる」。これを体現できるのが、スパルタンレースへの挑戦です。

自分の殻を破れ!

レースに参加してほしい人は、この記事を読んでいるあなたも含めて、全員です。参加資格などは設けていないので、体力に自信がない人、普段運動をしない人もためらわずに、挑戦してください!実は、私が初めて体験した障害物レースは、極寒のアラスカで、雪に埋もれながらの、まさに死を覚悟するようなレースでした。レースの最中は、そのレースに誘った友人に騙されたと思ったのですが、その地獄のような経験を経た後で、自分の中の何かが変わったのです。

スパルタンレースに参加しない理由は、いくらでもあります。「運動神経が悪い」「普段から運動をしていない」「私にはできそうにない」など。でも、自分が今いて心地よいと感じている環境、いわゆる「コンフォートゾーン」から飛び出した時の世界を感じてほしいのです。スパルタンレースに参加しても死ぬことはありませんから。 私は、「YOU’LL KNOW AT THEFINISH LINE」とよく言うのですが、フィニッシュラインを越えるまでは、困難の連続です。しかし、自分の限界を越えてゴールした暁には、今までの自分には見えなかった世界が見えているはずです。スパルタンレースは人生そのもので、生きているうえで立ちはだかる多くの障害を、自分の力で、それでもダメなら仲間と力を合わせて越えていく。新しい自分になりたければ、「SPARTAN(スパルタン)」になる挑戦をしてほしいです。

スパルタンレースの参加資格をあえて1つ挙げるとすれば、「新たな一歩を踏み出す勇気」かもしれません。

スパルタンレースは日本人向きな競技

日本上陸は、スパルタンレースを立ち上げてから、我々がずっと望んできた夢でした。

日本は、「※SASUKE」を生んだ国ですし、現代の日本人が忘れてしまった“SAMURAI SPIRIT”は、スパルタンの精神と相通じるものがあると私は確信しております。その精神とは、自分への厳しさ、限界を超えようとする気持ち、という日本人が本来持っている素養です。レースへ向かうワークアウトやレース中は厳しいことも続きますが、その困難に立ち向かうことの尊さを日本人は理解できると思っています。

※SASUKE…TBS系列で放送される障害物レースのテレビ番組、アメリカに輸出され、アメリカでも高い人気を誇る。

未来のスパルタンへのメッセージ

新たな挑戦を怖がらないでください。レースでうまくいかないかもしれないという不安、自分との戦いの苦悩は、あなたの人生を充実させます。

T型フォードで人々の生活に革命を起こした、ヘンリー・フォード氏の言葉ですが、“Whether you believe you can doa thing or not, you are right.”あなたが「できる」と思えばできる。「できない」と思えばできない。どちらにしてもあなたが思ったことは正しい。

スパルタンレースは、運動が苦手な方にこそ挑戦してほしいレースです。皆さまの参加をお待ちしております。AROO!!

◇大会公式サイトはこちら
http://www.spartanrace.jp/ja/race/detail/2209/sponsors

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