セ・パ開幕!2017 プロ野球

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セ・リーグ Central League

広島東洋カープの25年ぶりとなるリーグ優勝に沸いた2016シーズンのセ・リーグ。横浜DeNAベイスターズとのクライマックスシリーズ決勝戦は、多くの野球ファンにとって新鮮に映り、普段野球を観ない層にも話題となった。一方、毎年リーグ制覇が義務付けられている読売ジャイアンツや阪神タイガースのファンからすれば、非常に悔しい光景だったに違いない。

ワールドベースボールクラシック(WBC)開催によって例年よりも遅く開幕を迎える2017シーズン。リーグ連覇と33年ぶりの日本一を目指す広島だが、ライバル球団たちがそう簡単に譲るはずもない。高橋由伸体制2年目でV奪還に燃える巨人は、史上最多となる3人(山口俊、森福允彦、陽岱鋼)をFA(フリーエージェント=自由契約)で、2012年MVP左腕の吉川光夫をトレードで獲得。大型補強を敢行し、優勝候補筆頭に躍り出た。

巨人の高橋監督同様に2年目を迎える“アニキ”こと阪神の金本知憲監督は、昨シーズン積極的に若手を起用した。批判も浴びたが、ポジティブに捉えるならば今シーズンへの布石を打ったともいえる。横浜もラミレス監督就任初年度で球団史上初となるクライマックスシリーズ進出を果たし、今年こそはとリーグ制覇を狙う。エースだった山口俊の穴を埋められれば、昨年の広島のような快進撃を見せるかもしれない。

昨シーズン低迷した東京ヤクルトスワローズと中日ドラゴンズは、今シーズンも難しいシーズンになることが予想されている。中日は森繁和新監督の下、「原点回帰」を掲げて最下位からの巻き返しを図り、ヤクルトの真中満監督は12球団ワースト防御率となった投手陣の立て直しが必須だ。

セ・リーグ開幕カード

3月31日(金)
巨人 – 中日
18:00 東京ドーム

ヤクルト – DeNA
18:00 神宮

広島 – 阪神
18:00 マツダ

パ・リーグ Pacific League

広島の優勝にセ・リーグが沸いた一方、2016シーズンのパ・リーグでは日本ハムファイターズがソフトバンクホークスとの最大11.5ゲーム差をひっくり返す大逆転優勝を飾った。

野球ファンとしては昨シーズンのようなドラマチックな展開を期待したいところだが、奇跡はそう何度も起こるものではない。球史に残る逆転劇を許す屈辱的なシーズンを送ったソフトバンクは、V奪還に向けて千葉ロッテマリーンズから主砲のデスパイネが加入。12球団一といわれる戦力がさらに厚みを増し、昨シーズンの反省から「勝って兜の緒を締めよ」の精神で独走優勝を狙う。

死角のないソフトバンクからペナントを防衛しなければならない日ハムは、FAで巨人に移籍した陽岱鋼の穴を、巨人から獲得した大田泰示らが埋め、大谷翔平、中田翔といった中心選手には昨シーズン以上の数字を残すことが期待される。

東北楽天ゴールデンイーグルスは、埼玉西武ライオンズからエースの岸孝之が加入したことで投手陣が充実しており、打線が噛み合えば日ハムの対抗馬にもなり得る。一方、岸が抜けた西武は逆に浅村栄斗、中村剛也、メヒアといった強力打線を擁しており、岸の抜けた穴を菊池雄星や高橋光成が埋めなくてはならない。

ロッテはデスパイネの抜けた大きすぎる穴をどう埋めるか。昨シーズンの首位打者である角中勝也をはじめ、打線の再構築がシーズンを左右するカギとなりそうだ。2年連続の最下位は回避したいオリックスバファローズも、阪神に移籍した糸井嘉男の抜けた大きな穴を埋めることが今シーズンの至上命題となっている。

パ・リーグ開幕カード

3月31日(金)
日本ハム – 西武
18:30 札幌ドーム

オリックス – 楽天
18:30 京セラドーム

ソフトバンク – ロッテ
18:30 ヤフオクドーム

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