ALL FOR 2019 日本代表 Interview 山本幸輝/伊藤平一郎/日野剛志

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ヤマハ発動機ジュビロに所属し、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズや日本代表に選ばれている山本幸輝、伊藤平一郎、日野剛志の3選手に、ヤマハの地元・静岡で行われるアイルランド戦を含む6月の3連戦について語ってもらった。

一瞬たりとも気が抜けない試合になる

■昨シーズン、トップリーグ優勝まであと一歩が届きませんでした。振り返ってみて、どんなシーズンでしたか。
1試合も落とせないという状況のままシーズンが進んでいく中で、ヤマハのスタイルを貫けたシーズンだったと思います。ただ、敗れたサントリーサンゴリアス戦だけは、スタイルを貫き通せませんでした。負けて優勝を逃したこともそうですが、スタイルを貫けなかったことが悔しかったです。

■オフに入る間もなく、サンウルブズでスーパーラグビーのシーズンがスタートしました。サンウルブズでは2年目のシーズンになりますが、スーパーラグビーの経験はいかがですか。
去年は、1試合だけ出て離脱するという、悔しい思いをしました。2年目の今年は、今のところ全試合に出場できています。スーパーラグビーでは、トップリーグではできない経験ができていますし、自分がこれからどこまで成長できるかも楽しみです。

■日本代表としてもプレーする中で、代表のジェイミー・ジョセフHCに対する印象について教えてください。また、長谷川慎コーチが代表のスクラムコーチに就任したことについてはいかがですか。
ジョセフHCは、僕らに的確な指示を与えて、やることを明確にしてくれる印象です。個人個人の役割をしっかりと教えてくれていますね。また、普段ヤマハでやっている慎さんが代表のコーチに入ったことで、ヤマハの僕らにはアドバンテージがありますし、他の選手たちをリードする立場でなければいけないと思っています。慎さんの求めているスクラムに応え続けなければいけないので、頑張ります。

■6月にはルーマニア、アイルランドと対戦します。先日のラグビーワールドカップ2019組み合わせ抽選会で、アイルランドとは同じプールとなり、ルーマニアとも対戦する可能性があります。両国に対してどんな印象を持っていますか。
やはりスクラムでプレッシャーをかけてくると思いますので、逆にこちらからプレッシャーをかけていく必要があります。ヨーロッパのチームはスクラムが強く、プライドを持ってやってくると思いますので、そこで勝てれば相手のリズムも崩れるはず。一瞬たりとも気が抜けない試合になると思います。

■アイルランド戦は、ヤマハの地元である静岡・エコパでの試合になります。6月の代表戦でメンバーに選ばれたと仮定して、意気込みをお願いします。
所属しているチームの地元というのもありますし、3試合全て日本での開催ですので、多くの方に観られていることを意識して、自分のポイントであるスクラムに注目してもらえるよう、持ち味を出せるように頑張ります。

■最後に、ラグビーファン、読者に向けてメッセージをお願いします。
2019年に向けて、この3連戦でしっかり自分自身もアピールして、代表としても結果を残さないといけないと思っています。僕らは1試合1試合、全力を出して頑張りますので、ぜひ会場にきて応援してください。

プロフィール

山本 ©JRFU

山本幸輝
Koki Yamamoto
1990年10月29日生まれ 滋賀県出身
身長/体重:181cm/118kg
ポジション:PR(プロップ)
所属:ヤマハ発動機ジュビロ

スクラムへの意識を高めないと勝てない

■昨シーズン、トップリーグ優勝まであと一歩が届きませんでした。振り返ってみて、どんなシーズンでしたか。
個人的には、スタートで多くの試合に出ることができたというのは、すごく良かった点です。ただ、チームとしては、サントリーサンゴリアスに勝ちきれず優勝できなかったので、悔いが残っています。

■初のスーパーラグビーの経験はいかがですか。また、サンウルブズや日本代表で海外の選手と戦ってみて、通用すると感じた部分、逆に差を感じた部分があれば教えてください。
去年のスーパーラグビーは正直、全然観ていませんでした。まったく予備知識がないフラットな状態で今年、入ったので新鮮でした。海外の選手相手でもやれないことはないと思いましたけど、全体的にはまだまだです。スクラムにしても、フィールドプレーにしても、もっと伸ばしていかないと勝てないというのは感じました。

■昨年の11月、アルゼンチン戦で代表デビューを飾りました。以前、「代表は目指すべき場所」と仰っていましたが、デビューしたことで代表への思いは変わりましたか。
デビューしたことで、2019年のワールドカップに参加することが具体的な目標に変わってきて、目指さないといけないと感じています。デビュー戦は緊張しましたけど、楽しくやれましたし、なかなか世界のチームと戦う機会がないので、すごく良い刺激になりました。

■6月にはルーマニア、アイルランドと対戦します。先日のラグビーワールドカップ2019組み合わせ抽選会で、アイルランドとは同じプールとなり、ルーマニアとも対戦する可能性があります。両国の印象について教えてください。
フォワード中心のチームという印象があります。両チームとも、スクラムが強いので、個人的にはすごくやりがいのある相手だなと。11月にはジョージアと組みましたが、あんなレベルを体験したことはありませんでした。めちゃくちゃ強かったです。単純なフィジカルもそうですが、スクラムに対する意識が、向こうの方が数段上でしたね。ヨーロッパのチームと戦う場合には、スクラムへの対策や意識を高めていかないといけないと思います。

■アイルランド戦は、ヤマハの地元である静岡・エコパでの試合になります。
6月の代表戦でメンバーに選ばれたと仮定して、意気込みをお願いします。メンバーに選ばれたら、頑張りたいですね。勝利に貢献したいですし、地元でやれるのも楽しみ。たくさんの人に来ていただけると嬉しいです。

■7月にスーパーラグビーが終わると、またすぐにヤマハでのトップリーグが始まります。
目標を教えてください。疲れはありますけど、それも一つの経験なので、慣れていくしかありません。目標はトップリーグ優勝しか目指していないので、そのために個人としてサンウルブズでも代表でも、もっと成長しないといけないと思います。

■最後に、ラグビーファン、読者に向けてメッセージをお願いします。
ぜひ、会場に足を運んで、生で観ていただきたい。僕の場合は特にスクラムですかね。観ていてつい力が入ってしまうくらい、興奮すると思いますので、観て欲しいです。

プロフィール

伊藤 ©JRFU

伊藤 平一郎
Heiichiro Ito
1990年10月5日生まれ 大分県出身
身長/体重:175cm/115kg
ポジション:PR(プロップ)
所属:ヤマハ発動機ジュビロ

一瞬でも隙を見せると命取りになる

■昨シーズン、トップリーグ優勝まであと一歩が届きませんでした。振り返ってみて、どんなシーズンでしたか。
個人としても、チームとしても、開幕戦から突っ走って、結果的に1敗して優勝には届きませんでしたが、あと一歩で優勝というところまで行くことができました。劇的な状況の変化もあって、あっという間に駆け抜けたシーズンでしたね。

■オフに入る間もなく、サンウルブズでスーパーラグビーのシーズンがスタートしました。サンウルブズでは初のシーズンになりますが、スーパーラグビーの経験はいかがですか。
去年のスーパーラグビーを観ていて、厳しいリーグの中で日本のチームが一生懸命、頑張っている。勝てそうで勝てない試合が多かったですが、単純に日本人がスーパーラグビーで試合をしているのがすごいなと思いましたし、それは自分が入った今も変わらなくて、そのすごさを肌で感じて、すごいところにいるんだなと実感しています。

■サンウルブズや日本代表で海外の選手と戦ってみて、通用すると感じた部分はありますか。逆に差を感じた部分があれば教えてください。
自分の持っているスピードや、今まで積み重ねてきたスクラムの部分は通用すると感じました。ただ、気の緩みというか、一瞬でも隙を見せると命取りになる。これはトップリーグでは味わえない経験で、一つのミスで勝敗が決してしまう。そういうところが、今シーズンのサンウルブズの結果に表れていると感じます。

■6月にはルーマニア、アイルランドと対戦します。先日のラグビーワールドカップ2019組み合わせ抽選会で、アイルランドとは同じプールとなり、ルーマニアとも対戦する可能性があります。両国に対してどんな印象を持っていますか。
アイルランドにしてもルーマニアにしても、ヨーロッパはフォワードが強い。スクラムをはじめ、フォワードプレーにこだわりを持っている印象です。パワーを生かしてやってくると思いますので、セットプレーが大事になってきます。最低限、そこで耐えることができなければ、なかなか日本のラグビーをさせてもらえないと思います。

■アイルランド戦は、ヤマハの地元である静岡・エコパでの試合になります。6月の代表戦でメンバーに選ばれたと仮定して、意気込みをお願いします。
2年後にワールドカップで戦う相手と試合ができるのは貴重ですし、会場がエコパということで、もしかしたら2年後も同じ会場でやる可能性もある、まさに前哨戦です。ヤマハで、静岡で活動している身としては、本当の意味でホームですし、試合に出たい気持ちはあります。地元のファンの皆さんの前でプレーできたら嬉しいですね。

■最後に、ラグビーファン、読者に向けてメッセージをお願いします。
これから、2年後のワールドカップに向けて、大事な時期に入ってきます。6月の代表戦は2年後を占う試合だと思いますので、観ていただいて、応援していただいて、一緒に2019年に向かっていきたいです。

プロフィール

日野 ©JRFU

日野 剛志
Takeshi Hino
1990年1月20日生まれ 福岡県出身
身長/体重:172cm/100kg
ポジション:HO(フッカー)
所属:ヤマハ発動機ジュビロ

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