AKATSUKI FIVE ~2020年への挑戦~

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今年4月、「AKATSUKI FIVE」こと男子日本代表チームの新HC(ヘッドコーチ)にアルゼンチン人のフリオ・ラマス氏を招聘したことが発表された。2019年ワールドカップ、2020年東京オリンピックへ向けて強化を図りたい男子日本代表チームにとって、2012年ロンドンオリンピックで男子アルゼンチン代表を4位に導いた名将は救世主となれるのだろうか。

7月1日付で就任したラマスHCの初陣となる「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2017」は、来日からわずか10日後の7月29日に第1戦が行われた。対戦相手は南米の強豪ウルグアイ。当時のFIBAランキングは日本の48位に対し26位と格上で、現在の日本の立ち位置を知るにはうってつけの相手だ。

日本はこの第1戦、序盤から劣勢に立ち、盛り返したものの逆転には至らず、1度もリードを奪えないまま69-79で敗れた。見せ場がなかったわけではないが、ラマスHCが「私たちにとっていい経験」と試合後に語った通り、多くの課題が浮き彫りになった一戦だった。

司令塔として攻撃を牽引した富樫勇樹

翌30日に行われた第2戦では、前日の反省点を生かしながら、ラマスHCが意図する激しいディフェンスや素早いパス回し、ショットクロック24秒をじっくり使った攻撃が散見され、72-57で就任2試合目にして初勝利を飾った。

得意のドライブで勝利に貢献した比江島慎

会心の勝利に思えるかもしれないが、試合後の選手たちの口からは「まだまだ」という言葉が出てきた。それはラマスHCが求めるプレーレベルに達していないことを選手たち自身が感じているからであり、すなわち今の日本代表チームにはまだまだ伸び代があるということ。目指すは、1976年モントリオール大会以来となるオリンピック出場。目先の結果に一喜一憂するのではなく、ラマスHCの目指す「日本らしいバスケ」を確立し、悲願達成に向けて挑戦してもらいたい。Spopre167_03-14.pdf

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