- Revs your Heart – MotoGP日本GP 開幕直前インタビュー

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10月13日(金)から15日(日)にかけて、2017 MotoGP世界選手権シリーズ第15戦(日本GP)がツインリンクもてぎで開催される。“レジェンド”バレンティーノ・ロッシと、今シーズンから『Movistar Yamaha MotoGP』の一員となったマーベリック・ビニャーレス、さらには『Monster Yamaha Tech3』に新たに加わったヨハン・ザルコとジョナス・フォルガーに話を聞いた。

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いつも日本には特別な気持ちで来る

■前半戦を振り返っていかがでしたか?
あまり相性の良くないアメリカでは2位になることができたし、アッセンでは優勝ができた。今年は毎戦状況が変わって、僕たちライダーにとっては厳しいけれど、MotoGPファンにとっては面白いシーズンだと思うよ。いつもベストを尽くすけど、調子の良いときには最高の状態を保てるように、厳しいレースの時にはミスをしないように気をつけているんだ。

■世界選手権に参戦して21年目になります。どんな違いがありますか?
気持ちはまだまだ若いけど、年齢を重ねたからだいぶ違いもでてきたのは本当のところさ。ライバルたちは若いからね。若すぎるといってもいいかもしれない(笑)。20年前とは肉体的に違うし、若い時よりもトレーニングが必要だ。若いときは先輩たちか学ぶことが多かったし、今は若手からも多くを学んでいる。次世代の選手たちは強いし、彼らと戦っていくことはチャレンジだと思っているよ。

■2017年は混戦です。あなたのターゲットは?
コンペティティブ(競争的)でいること。そうじゃないのであれば、家にいたほうがマシだよね(笑)。

■ビニャーレス選手は、チームメイトであると同時にライバルです。彼とはどんな関係ですか?
レースを終えると、まずは自分の順位を確認するんだ。次にチームメイトの順位を確認する。マーベリックは才能あふれる選手だし、お互いをリスペクトしあっているよ。彼は若い(※ロッシ選手はMotoGP最年長、ビニャーレス選手はMotoGP最年少)けど速いライダーで、ライディングスタイルやライディングスキルなど、彼から学ぶことは多いんだ。

■日本のファンに向けて、メッセージをお願いします。
いつも暖かいサポートをありがとう!日本にはたくさんのファン、サポートしてくれる多くの人たちがいるから、いつも日本には特別な気持ちで来るんだ。ぜひもてぎに応援にきてほしい。日本GPでもベストを尽くすよ。チャオ!!

プロフィール

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バレンディーノ・ロッシ
Valentino Rossi
国籍:イタリア
生年月日:1979年2月16日
所属チーム:Movistar Yamaha MotoGP

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日本のファンはいつも暖かく出迎えてくれる

■Movistar Yamaha MotoGPの一員として初めて臨んでいる今シーズン、ここまでを振り返っていかがですか。
このようなシーズンを送ることができ、非常に嬉しく思っている。僕たちはタイトルを獲るために日本に来て、すべてに勝利できる期待を持っていた。プレシーズンテストを終えて、僕らは常に上位にいたけど、1年目からこのYRZ-M1ですべての表彰台に立てるとは予想できなかったよ。ただ、シーズンが始まってから、マシンのフィーリングがすごく良くて、YAMAHAなら勝利とタイトルのために戦えることは分かっていた。出場するすべての大会で、僕らはベストを尽くしてきたんだ。

■開幕2連勝をはじめ、前半戦は非常に好調な印象を受けました。好調の要因はどこにあったのでしょうか。
勝つためのカギは、どのレースにおいても変わらない。全力を出し、最高のバイクパフォーマンスをするために集中すること。もちろん、記念すべきYAMAHAの通算500回目の勝利を成し遂げられたことは、チーム、そして自分にとってとても特別な瞬間だった。あれだけ大きな出来事の一部に携われたことは最高だし、これからのYAMAHAの歴史で語り継がれていくだろうね。

■今シーズンからチームメイトとなったロッシ選手について、タイトル争いのライバルでもありますが、色々とアドバイスを受けることはあるのでしょうか。
僕たちの関係はとても良いよ。お互いに良い仕事ができているし、アドバイスも掛け合えている。もちろん、彼は僕よりY2R-M1の経験が多く、そのバイクレベルは非常に高い。彼と僕たちのチームは、ハードワークで素晴らしいバイクを作り、そしてお互いに走ることを決めた。一番重要なことは、YAMAHAに在籍し、お互いを尊重することだ。僕らが競い、どちらかが勝つのはおかしなことだけど、それは僕たちの勝利のため。スマートにならないとね。僕は、他のバイクでない、同じバイクに乗るバレンティーノと早く戦いたい。僕たちは同じ武器を持っているからね。

■今シーズンの目標は?
今の目標は、シーズン当初と同じだ。それは、最後にタイトルを獲ること。そのために僕がしていることは、レース毎にリラックスすることで、これはすごく大事なことなんだ。わかるよね?金曜は金曜だし、土曜は土曜で、日曜は日曜だ。もしこのシステムをすべてのチャンピオンシップでできたら、必ず強くなる。だって疲れることがないからね。プレッシャーを感じるとは思うけど、大したものじゃない。だから、僕はシーズンオフの間もこの生活を継続し続けるんだ。でもこのシーズンがどうなるか知ることは必要だよね。簡単なことではないし、レースの度にすべてが変わるけど、目標は勝つこと。勝つことだけなんだ。

■MotoGP日本選手権への意気込みをお願いします。
日本GPへの意気込みは、もちろん最高のファンの前でレースに勝つことさ。本当に日本が好きで、このサーキットと雰囲気をみんなが創り出してくれる、特別なレースなんだ。日本のファンはいつも暖かく出迎えてくれるしね。

■最後に、読者へのメッセージをお願いします。
日本のみなさん、10月にもてぎでみんなに会えるのを楽しみにしているよ!ぜひ応援してね。

プロフィール

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マーベリック・ビニャーレス
Maverick Viñales
国籍:スペイン
生年月日:1995年1月12日
所属チーム:Movistar Yamaha MotoGP

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中須賀克行、「YZR-M1」で6年連続となるワイルドカード参戦決定!

MotoGP日本GPに、中須賀克行が「YAMALUBE YAMAHA FACTORY RACING」から「YZR-M1」でワイルドカード参戦(MotoGPクラス)する。中須賀の日本グランプリへの出場は、2012年以来6年連続6回目。MotoGPクラスへの出場は、2位表彰台を獲得した2012年の第18戦バレンシアGPを含め通算8回目となり、「YZR-M1」の開発ライダーとして、実戦を通じた開発評価が目的となる。
中須賀コメント
「今回の日本グランプリ出場も、YZR-M1の開発評価が目的となります。ハイレベルなラ
イダーを相手に、ここまで進めてきたことを自分で確認するチャンスであり、実戦を通じて走行スタイルのトレンド、世界のトップライダーが求める性能など、次の開発に活かせるものを感じ、吸収したいと思います。また、M1のポテンシャルを自分の走りで証明するチャレンジの機会でもあります。強敵ばかりですが、中須賀らしいアグレッシブな走りを見せますので、ぜひサーキットで応援をお願いします。もてぎで待っています!」

プロフィール

中須賀 克行
Katsuyuki Nakasuga
出身地:福岡県
生年月日:1981年8月9日

ザルコ①

もてぎは僕にとって良いサーキット

■初めてGPクラスに臨む今シーズン、ここまでを振り返っていかがですか。
良い感じだね。GPクラスが始まり、素晴らしい成績を収めているから嬉しいよ。このクラスでは多くを学べるし、たくさん成長できる。何より、結果を出せていることが一番嬉しいね。

■フランスGPでは表彰台2位を獲得するなど、ルーキーながら初のMotoGPにも適応しているように見えますが、Moto2時代から生活面含めて変化させたことはありますか。
そんなに生活の変化はないね。感じるのは、フランスではもっとたくさんの人がレースを観るし、もっとたくさんの人が僕の名前を知っている。なぜなら僕がMotoGPで良いレースをしたからさ。ただ僕の生活はすべてシンプルだし、帰るたびにトレーニングをしている。これが一番大切なことなんだ。

■Tech3について、チームの雰囲気や環境面をどう感じていますか。
良い雰囲気だよ。良い瞬間を共にしている。YAMAHAと仕事ができるのは光栄なことで、彼らは素晴らしい経験を持ったチームだし、すぐに適応することができた。こんなに恵まれた環境だとは思っていなかったから、非常に嬉しいよ。

■チームメイトのジョナスとはルーキー・オブ・ザ・イヤーを争う関係でもありますが、お互いに良い刺激が生まれているのでしょうか。
僕のようなMoto2から来たルーキーは競争心が強く、彼のような存在が良いモチベーションに繋がる。もしジョナスが僕より強ければ、さらに自己を高めるだけだ。だって彼も同じバイクを使うんだからね。彼も同じことを言うと思うよ。良い刺激だね。

■MotoGP日本選手権への意気込みをお願いします。
もてぎは僕にとって良いサーキットなんだ。世界タイトルをもてぎで獲ることができたからね。それに日本が大好きなんだ。だから、日本GPを楽しんで、表彰台に立ちたいね。

■最後に、読者へのメッセージをお願いします。
やぁ、日本のみんな。また日本で会おう。いつもサポートしてくれてありがとう。僕が日本にいるときは、たくさんサインも書くし、写真も撮るよ!

プロフィール

ザルコ②

ヨハン・ザルコ
Johann Zarco
国籍:フランス
生年月日:1990年7月16日
所属チーム:Monster Yamaha Tech 3

フォルガー①

日本の文化は格別で素晴らしい

■初めてGPクラスに臨む今シーズン、ここまでを振り返っていかがですか。
今の順位には非常に満足している。強いレーサーを倒し、良いレースを戦い抜くことできているからね。僕たちはこのシーズンを大変誇りに思っているよ。

■地元ドイツGPでの表彰台は嬉しかったと思いますが、初のMotoGPに臨むにあたり、Moto2時代から生活面含めて変化させたことはありますか。
GPクラスの表彰台に立つことは、大きな夢の一つだった。ドイツGPはまた別の夢でもあったけどね。すごく感極まった日だったし、Moto2から昇格できたのは本当に嬉しかった。だって、僕の夢が叶った時だったから。予期してなかったし、すごく興奮したよ。またこれは、これまでの人生の選択の中でベストなものだと思う。

■チームメイトのヨハンとはルーキー・オブ・ザ・イヤーを争う関係でもありますが、お互いに良い刺激が生まれているのでしょうか。
ルーキーチャンピオンシップでのヨハンとの戦いは、チームにとってすごく良いことだと思う。僕たちはルーキーとして奮起し、多くの人は僕たちに驚いていたね。僕たちはMoto2から昇格するのは不可能でなく、またMoto2は実際にレベルが高く、高いポテンシャルを秘めていることを証明することができた。そして今では、同じチームメイトとしてGPクラスを戦っている。ヨハンとはコンビネーションがよく、お互いにとってベストであると感じる。常に切磋琢磨するので、多くのことを学んでいるんだ。今後はさらに良いレースを繰り広げられるはずさ。

■MotoGP日本選手権への意気込みをお願いします。
日本GPは非常に特別だ。日本でのレースは、いつも素晴らしい遠征になっているし、僕は日本を楽しんでいる。ヨーロッパ出身の僕にとって、日本の文化は格別で素晴らしい。日本の企業であるYAMAHAが僕たちに期待してくれるので、僕たちはその期待に応えようとできる限り努力する。だから、たぶん僕らは良いレースができると思うし、表彰台に立つことができるはずだ。

■最後に、読者へのメッセージをお願いします。
日本のみなさん、こんにちは。みんなのサポートに感謝しています。MotoGPのファンとYAMAHAのファンは非常に熱狂的で、僕たちのすべてのレースをサポートしてくれるので、最高の気持ちになれるんだ。今後も温かいサポートを期待しているよ。もてぎで会おう!

プロフィール

フォルガー②

ジョナス・フォルガー
Jonas Folger
国籍:ドイツ
生年月日:1993年8月13日
所属チーム:Monster Yamaha Tech 3

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