鈴鹿アンリミテッドFC、強敵待ち受ける全社に挑む

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10月13日(金)から18日(水)にかけて、第53回全国社会人サッカー選手権大会(以下、全社)が福井県で行われる。

前回大会で準優勝している鈴鹿アンリミテッドFCは、今大会も全社への出場権を獲得。JFL昇格を懸けて争われる11月の全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(以下、地域
CL)を前に、全国の強豪と真剣勝負ができる全社は、地域CLへの弾みをつけるにはうってつけの大会だ。

昨シーズン、東海社会人サッカーリーグ1部(J1から数えて5部)を無敗優勝したFC刈谷は、10月の全社に出場できず、11月の地域CLまで公式戦がなかった。そして迎えた地域CLで、FC刈谷は1勝もできずに敗退。一方、東海リーグで2位になり、全社で準優勝して地域CLの出場権を勝ち取った鈴鹿は、地域CLで決勝ラウンドまで勝ち進んだ。

この決勝ラウンドでは、四国王者のFC今治以外、鈴鹿を含めた3チームがすべて全社枠での出場チームだったことで話題を呼んだが、昨年はやや偏りすぎていた例とはいえ、各地域の予選を勝ち抜いた32チームが最大5日間に渡って連戦を行う全社での経験は、JFL昇格に向けてアドバンテージを持っていることは間違いない。

以上の観点から、2大会連続での全社3位以内を目指す鈴鹿だが、今大会は前回大会以上に厳しい道のりとなりそうだ。

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鈴鹿の1回戦の相手は、沖縄SV。沖縄県リーグ1部(J1から数えて6部)に所属し、元日本代表の高原直泰がオーナー兼監督兼選手を務めていることで有名だ。その実力は県リーグのカテゴリーでは圧倒的で、“飛び級”でのJFL昇格を目指している。

さらに同じブロックには、いわきFCとアミティエSC京都がおり、準々決勝まで勝ち進めばこのどちらかと対戦する可能性が高い。

いわきFCは福島県リーグ1部(J1から数えて7部)だが、今年の天皇杯予選でJ3の福島ユナイテッドFCを下して福島県代表になると、天皇杯1回戦では北海道代表のノルブリッツ北海道(5部)を8-2で撃破。続く2回戦ではJ1の北海道コンサドーレ札幌と対戦することとなったが、2-2で迎えた延長戦に3ゴールを奪い5-2でジャイアントキリングを成し遂げた。3回戦で同じくJ1の清水エスパルスに敗れたものの、その戦いぶりは7部に相当するチームのものではなかった。

一方のアミティエSC京都は、強豪揃いの関西サッカーリーグ1部(5部)で首位を走っている(9月21日現在)。しかし、関西リーグで優勝して地域CLの出場権を保持すると、全社で上位3チーム以内に入る必要性が薄まってしまう。2回戦で当たる可能性があるいわきFCは、全社上位3チーム以内に入るしか地域CLへの出場権を得られないため、そこのモチベーションの差が勝敗に直結するのが全社の特徴ともいえる。

鈴鹿が全社で再び上位3位以内に入ることができれば、沖縄SVも、いわきFCも今シーズンのJFL昇格が断たれることとなる。地域CLで戦うライバルを減らす意味でも、鈴鹿は全社で一定の結果を出すことが求められている。

■試合日程・結果などの詳細はこちら
http://www.jfa.jp/match/adults_football_tournament_2017/

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