室屋義秀 最終戦を優勝で飾り、総合優勝の快挙達成!!

Yoshihide Muroya (JPN), Takuma Sato (JPN)

10月15日(日)、究極の三次元モータースポーツ『Red Bull AirRace World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)』は2017年シーズン最終戦となる第8戦決勝がアメリカ・インディアナポリスのサーキット「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」で開催され、アジア人唯一のマスタークラスパイロット室屋義秀がアジア人初となる総合優勝を成し遂げた。

Yoshihide Muroya (JPN)

モータースポーツの“聖地”インディアナポリスで、再び日本人が快挙を達成した。最初の快挙は今年5月、世界3大レースの1つである『インディ500』を佐藤琢磨が制したとき。あれから5ヶ月後、同じインディアナポリスの地で、エアレース・パイロットの室屋義秀が総合優勝。佐藤琢磨も激励に訪れたシーズン最終戦で、驚異的な飛行を披露した。

Yoshihide Muroya (JPN), Takuma Sato (JPN)

ランキング2位で最終戦を迎えた室屋は、1対1で行われる決勝1回戦のRoundof 14でランキング総合首位のマルティン・ソンカ(チェコ)と直接対戦する機会を得た。ここで相手を下したものの、ソンカは敗者復活で勝ち上がり、チャンピオンシップをめぐる戦いは決勝戦のFinal4までもつれ込んだ。

Yoshihide Muroya (JPN)

Final4のトップバッターとなった室屋は、ライバルたちが見守るプレッシャーの中、コースレコードとなる1分3秒026の驚異的なタイムを叩き出し、後続の結果を待つことに。そこで2番手、3番手が室屋のタイムを更新できず、最後に飛ぶのは優勝を争うソンカ。セクター毎のタイムは室屋より遅れていることを示す赤、赤、赤、そして最後も赤で、室屋の最終戦での優勝が確定。そしてソンカのタイムが3位の選手を上回ることができなかったことで、室屋がアジア人初となる総合チャンピオンに輝いた。「タイムを見た時は一瞬、計器が壊れているかと思いました」と驚きのコースレコードを振り返った室屋は「今年の4勝はでき過ぎなところもあって、20年近い積み重ねの中で、レースのテクニックとかノウハウを少しずつ積んできた成果が、今年になって出始めたことなのかなと思っています」と年間チャンピオンに輝いた要因を語った。

今後については「追い求めるのは世界一の操縦技術。それを究めていけば、2年連続の年間総合優勝にも届くと思う」とV2を見据え、「航空というものを知らない子供たちに、まず知ってもらおうと。そして、大人になった時に航空スポーツを含め、産業作り、就業先を作るといったことを形成していきたいというのが、大きな目標です」とコメント。エアレースを通じて成し遂げたい、壮大な夢を語った。

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