2017年 全日本モトクロス選手権 渡辺祐介がIA2で自身初のチャンピオンを獲得!

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今シーズンから「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の一員となった渡辺が、10月22日(日)にスポーツランドSUGO(宮城県)で行われた全日本モトクロス選手権第9戦・第55回MFJグランプリで第1ヒート2位/第2ヒート8位となり自身初となるチャンピオンを獲得した。ヤマハの選手としては、2010年の小島太久摩が獲得して以来、7年ぶりのチャンピオン獲得となった。

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ターニングポイントは第4戦

■優勝おめでとうございます。レースを振り返ってください。
第1ヒートは、ライバルが速かったのですが、僕はペースを守ることに徹し、ライバルのミスもあって追いつき逆転して2位を獲得。第2ヒートはスタートで遅れましたが、攻めたい気持ちを抑え、チャンピオン獲得のために完走を目標に慎重に走りました。ラストラップでミスをしたときはドキッとしましたが、8位でゴールしチャンピオンを手にしたときは嬉しさでいっぱいでした。国際A級に昇格して以来、チャンピオンを目標にやってきましたが、勝てそうで勝てないシーズンが続きました。僕の強みはアグレッシブな走りですが、それだけでは勝てないことを学び、コツコツとやってきたことで実力もついてきました。第2戦では怪我をして絶体絶命の状態になりました。周りの反対もあったのですが、次のレースに出場する決断をしたことも大きかったです。そして、チームが完璧なマシンを用意してくれ、走ることに集中できる環境を作ってくれたこと。サーキットに足を運んでもらい、たくさんの応援してくれたファンの皆さんの存在も不可欠でした。これらすべてが揃ったからこそ、苦しい状況を乗り切ってチャンピオンになれたのだと思います。

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■今年から「YAMAHA FACTORY RACINGTEAM」に昇格し、重圧もあったでしょうが、期待通りのシーズンを送れたのではないでしょうか。
開幕前にアメリカへトレーニングに行かせていただき、開幕に向けて順調に仕上げることができました。その結果、開幕戦は2位/3位となり、良いスタートを切ることができたのですが、2戦目で骨折してしまい、リズムが崩れてしまいました。復帰直後の3戦目も思うような走りはできませんでしたが、4戦目の地元SUGOで足も治って、パーフェクトウィン(第1、第2ヒートともに1位)が取れて、そこから自信がついたと思います。あそこがターニングポイントでしたね。

■シーズンが始まる前に掲げていた目標を教えてください。
年間チャンピオンだけを考えてやってきました。今年からファクトリーチームに入り、平田優さんからアドバイスをいただいたり、監督も僕の体や走り方を考えた上でアドバイスをくれ、とても良い環境で走らせてもらいました。

■今年も元AMAライダーのダグ・デュバック氏からトレーニングを受けたのでしょうか。
シーズン前に2ヶ月間、アメリカへホームステイしましたし、シーズン中も2週間の来日がありました。とても気にかけてもらっていて、メールも毎週のように貰っています。

■怪我もありましたが、年々着実に順位を上げ、ついに年間優勝を果たしました。自分の中で成長したと思う部分はどこですか。
気をつけていることは、熱くなりすぎず、冷静にレースをコントロールすること。今年はそれができたと思います。その要因は、レース経験の積み重ねであったり、今年からメンタルトレーナーをつけてもらったところです。今までにない考え方を与えてくれましたし、行動一つで変わってくるんだなと。とても新鮮で、新しい発見がありました。

■最後に、ファン・読者へのメッセージをお願いします。
大好きなヤマハで、やっとチャンピオンを獲ることができました。今後もこれに満足せず、もっと速く強いライダーを目指しますので、引き続き応援をよろしくお願いします。

プロフィール

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渡辺 祐介 Yusuke Watanabe
1995年12月14日生まれ 福島県出身
所属:YAMAHA FACTORY RACING TEAM
◇主な成績
2013年:全日本選手権IA2 ランキング 9位
2014年:全日本選手権IA2 ランキング 15位
2015年:全日本選手権IA2 ランキング 6位
2016年:全日本選手権IA2 ランキング 3位
2017年:全日本選手権IA2 ランキング 1位

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