ヤマハ発動機 2017 SEASON REVIEW ~成長著しい若手ライダーたち~

2017年のレースシーズンが終わりを告げる中、印象的な活躍を見せた若手ライダーにスポットを当て、2017年のヤマハ発動機を振り返る。

ザルコがルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得!

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まずは最高峰の舞台MotoGP。今年からMovistar Yamaha MotoGPの一員となったマーベリック・ビニャーレスが初年度でランキング3位に入ったことは特筆すべきトピックといえるが、インディペンデント(サテライト)チームであるMonster Yamaha Tech3のヨハン・ザルコはさらに印象的なシーズンを過ごした。

2015年、2016年とMoto2クラスで2連覇を達成し今年からMotoGPクラスに昇格すると、ルーキーイヤーながら堂々とした走りを見せ、2位表彰台を2回、3位表彰台を1回獲得して総合ランキングでも6位でフィニッシュ。MotoGPルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得すると同時に、インディペンデントチームの最上位ライダーとしてベスト・インディペンデントチーム・ライダーを獲得している。

プロフィール

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ヨハン・ザルコ
Johann Zarco
国籍:フランス
生年月日:1990年7月16日
所属チーム:Monster Yamaha Tech3
参戦カテゴリー:MotoGP

飛躍的な成長を遂げた野左根

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全日本ロードレース選手権では、絶対王者・中須賀克行の連覇が「5」で途切れてしまった。それでも中須賀はシーズン途中から復調を果たし、第7戦から怒涛の4連勝。鈴鹿での最終戦では両レースで優勝し通算5勝を挙げ、最多勝でシーズンを終えた。
そんな中須賀以上に、今年の日本人ライダーでは野左根航汰の成長ぶりが目立った。今年から「YART Yamaha Official EWC Team」のレギュラーライダーとして世界耐久選手権(EWC)にフル参戦を果たし、「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」として臨むJSB1000では第4戦のもてぎで初優勝を達成すると、第6戦では再びもてぎで2勝目を挙げた。さらには欠場したジョナス・フォルガーの代役として急遽、MotoGP日本GPに初参戦。転倒で骨折する不運があったものの、充実した最高峰クラスデビューとなった。

プロフィール

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野左根航汰
Kohta Nozane
出身:千葉県
生年月日:1995年10月29日
所属チーム:YAMAHA FACTORY RACING TEAM、
YART Yamaha Official EWC Team
参戦カテゴリー:JSB1000、EWC

ST600の前田が初の全日本チャンピオン!

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野左根と同じく、この1年で大きな成長を遂げた日本人ライダーがいる。伊藤RACING・GMDスズカからST600クラスに参戦し、4年目を迎えた前田恵助だ。

前田は昨シーズン、ランキングトップで最終戦に臨んだが、迎えた決勝ではまさかの転倒リタイアとなり、チャンピオンを逃してしまった。雪辱に燃える今シーズンは、開幕から2戦連続で2位表彰台を獲得すると、もてぎでは全日本初優勝。ランキングでは2位に7ポイントのアドバンテージを持って最終戦に臨んだ。

決勝では緊張でペースが上がらず、一時は4番手までポジションを落としたものの、ここから挽回し2位でフィニッシュ。シーズン2勝を含む5回の表彰台を獲得し、初の全日本チャンピオンに輝いた。「もっと上のクラスで勝負したい」と語る前田の目には、野左根の背中が映っているのかもしれない。

プロフィール

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前田 恵助
Keisuke Maeda
出身:愛知県
生年月日:1997年10月10日
所属チーム:伊藤RACING・GMDスズカ
参戦カテゴリー:ST600

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