-YAMAHA STYLE- 主将 堀江恭佑

ヤマハ発動機ジュビロの主将として2年目を迎えた堀江恭佑。年齢的にはまだ中堅どころではあるが、ヤマハの主将としてチームを牽引する堀江に、昨シーズンの振り返りや今シーズンの意気込みを語ってもらった。

チーム全員を誇りに思えた

■昨シーズンを振り返ってください。
個人としては、キャプテンとして最後までグランドに立ち続けられたことは良かったと思います。怪我でリハビリからスタートしたシーズンだったため不安もあり、実戦は夏合宿からでしたが、調子も良く、メディカル、コーチ、スタッフに感謝しています。チームとしては「新ヤマハスタイル」を掲げたシーズンでしたが、トップ2(サントリー、パナソニック)とは差があるなと感じるとともに、まだまだ成長できると思いました。また、例年になく怪我人もいてベストなメンバーを組めないこともありましたが、新人選手(西内勇、桑野、廣川、吉良)や若手も多く出場し、チーム力、底上げもされチームに良いエナジーを与えてくれたと思います。

■10年所属したマレ・サウ選手が退団し、また“レジェンド”大田尾選手が引退してコーチとなりました。チームとしても心機一転という感じがしますが、主将として今シーズンはどんなチームにしていきたいですか。
まず念頭に、自分たちの拘っているセットプレーを軸に、良い判断と良いスキルでアタックしていく。しかし、昨シーズンのリーグ最終戦(vsパナソニック戦19-44)、日本選手権準決勝(vsサントリー戦7-49)ではこれだけの失点をしており、これでは良いアタックをしていてもなかなか勝ちきれないと思うので、ディフェンスでヤマハのプライドを持つこと、自分たちのディフェンスをやり切ることがとても重要だと思います。それを80分間全員がやり切れるチーム、その勇気があるチームになりたいです。

■昨シーズン最後の3位決定戦では、大田尾コーチの選手としての最後の試合でしたが、「サントリー戦の惨敗からよく立ち直った。首脳陣、主将のキャプテンシーに感謝したい。来年以降のヤマハの礎になる試合」と評していました。清宮監督も満身創痍ながら際立ったパフォーマンスだったと堀江主将を絶賛していましたが、かなり特別な想いを持って臨んだのでしょうか。
あまり特別な想いは持たない方が良いと思っていましたが、大田尾さん含め何人かの退団者がチームから発表されていたので、勝って送り出したい気持ちは強かったです。前週の大敗した試合から、とにかく自分たちのヤマハのプライドを出すことを言い続けて試合に臨みました。先発15人中14人が日本人という苦しい状況でしたが、1人ひとりが役割と責任を果たし、勝つことができたので、チーム全員を誇りに思えた試合になりました。

熱く、応援したくなるようなチームに

■今シーズンはリーグ戦がわずか7試合と非常に短いですが、堀江主将が考えるメリット・デメリットを教えてください。
メリットは、試合数が少ない分、怪我のリスクも減ること。また、あっという間に終わってしまうので、スタートダッシュが肝心となります。デメリットは、公式戦という真剣勝負を経験できる機会(とくに若手など)が減ってしまうことですね。ただ、幸いなことに11月にカップ戦が組まれましたので、この機会をチームの底上げに活用したいと思います。

■この2シーズンほどで日本代表やサンウルヴズに呼ばれる選手も増えましたが、一方でチーム練習での錬度を高める点では難しい部分もあるのでしょうか。
選手としての成長と、それをヤマハに還元して、意識の持ち方やチームの競争心、士気も高まるのでとても良いことですが、FWはとくにセットプレーの練習やチームとしても連係プレーなど、細かい精度を上げることは難しくなるかもしれません。

■2019年に向け、ジャパンへ、という気持ちも一層強くなっていると思います。個人として、チームとしての今シーズンの目標をお願いします。
個人としてはもちろん、より高いレベルを目指しますが、そのためにもヤマハで結果を出すことを最優先にしています。高いレベルに呼ばれるようなプレーを安定して出していくことが目標です。チームとしての目標は優勝です。特に作シーズン、敗れたサントリー、パナソニック、神戸、東芝にしっかり勝ちきること。熱く、応援したくなるようなチームを目指します。

■最後に、ヤマハ発動機は6月2日に長野でイタリア選抜と試合を行います。こちらの試合への意気込みをお願いいたします。
チームとしても春の最大のターゲットでありますし、勝ちに行きます。ヤマハのセットプレーがイタリア選抜にどのくらい通用するのか楽しみです。長野でたくさんの応援をよろしくお願いします。

プロフィール

堀江恭佑 Kyosuke Horie
1990年7月11日生まれ
出身地:東京都
身長/体重:184cm/110kg
ポジション:NO8(ナンバーエイト)

06.02.SAT ヤマハ発動機vsイタリア選抜

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