2018 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ 第16戦 MOTUL 日本グランプリ 直前インタビュー

10月19日(金)から21日(日)にかけて、『2018 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ第16戦 MOTUL 日本グランプリ』がツインリンクもてぎで開催される。『Movistar Yamaha MotoGP』からは“レジェンド”バレンティーノ・ロッシと、チーム加入2シーズン目となるマーベリック・ビニャーレス、『Monster Yamaha Tech3』からはヨハン・ザルコ、そしてGPクラス初挑戦となるハフィス・シャーリンが、日本GP直前のインタビューに応じた。

日本でみんなに会えることが楽しみ

■今シーズンここまでを振り返っていかがですか。
残り数戦があるので、最終戦が終わってから振り返りたいと思います。ここまでは本当に厳しいシーズンが続いています。優勝がチームみんなの目標だけど、なかなかの苦戦を強いられています。これまでの強さを取り戻し、優勝するためにとにかく全力を注いでいます。良いレースをして、シーズンを良い形で終えたいですね。

■ランキング3位ですが、今シーズンまだ勝利がありません。そのことはプレッシャーになっていますか。また、長年そうしたプレッシャーに対して、どのように対処していますか。
勝てていないということは、誰にとっても良くないし、満足はしていません。ヤマハはいつも勝利できる素晴らしいバイクを作ってくれます。表彰台は獲得したけれど、今シーズンは優勝から遠ざかっているので、ヤマハと一緒に頑張ります。

■チェコGPでは、史上初の6,000ポイントを達成しました。おめでとうございます。次なる目標は何ですか。
とにかく一戦でも多く勝利することです。“数字(記録)”は確かに美しい。でも、レースウィークの週末は常に勝利を目指しているし、良いレースをすることだけを考えています。

■最後に、読者へのメッセージをお願いします。
チャオ!日本のファンのみんな!ヤマハファンのみんな!みんなにとって良い週末になるよう頑張っています。日本でみんなに会えることを楽しみにしています。チャオ!

プロフィール

バレンティーノ・ロッシ
Valentino Rossi
国籍:イタリア
生年月日:1979年2月16日
所属チーム:Movistar Yamaha MotoGP

日本のファンのサポートは素晴らしい

■ここまでを振り返っていかがですか?
良いセットアップをみつけ、再びトップに立つためにがんばっているのですが、なかなか厳しいシーズンです。アップダウンが激しく、簡単ではありませんが、諦めずにポジティブに取り組んでいくつもりです。

■アメリカGP/ドイツGPでは本来の強さを感じました。一方で難しいレースもあります。このようなシーズン中にはどのように取り組んでいるのでしょうか?
昨年の後半戦からアップダウンの激しいシーズンが続いています。幸いなことに、ミザノでのテストでマシンの改善がみられましたし、自分のライディングスタイルを取り戻すことができました。このフィーリングは、アラゴンテスト、続くレースでも感じられました。信じる力が、良い結果へと導いてくれると信じています。

■夏休み中にはどのようにリフレッシュされたのですか?
数日、友人とビーチで過ごしました。残りの期間は後半戦に向け、ベースにしているアンドラでトレーニングに集中しました。

■ツインリンクもてぎサーキットの印象を教えてください。
日本グランプリは、大好きなコースですし、ヤマハにとってもホームレースなので特別です。いつも以上に努力して、日本ではもっともっと強い走りを見せられるように頑張りたいと思います。日本のファンのサポートは素晴らしく、そのおかげで100%の力を出すことができます。ファンの温かさは特別なレースにしてくれます。日本のファンの前で優勝できたら最高ですね!

■日本の読者へメッセージをお願いします。
日本のみなさん、マーベリック・ビニャーレスです。10月にもてぎで会えるのを楽しみにしています!

プロフィール

マーベリック・ビニャーレス
Maverick Viñales
国籍:スペイン
生年月日:1995年1月12日
所属チーム:Movistar Yamaha MotoGP

日本のバイクに乗って優勝したい

■GPクラス挑戦2シーズン目ですが、ここまでを振り返っていかがですか。
シーズン序盤は好スタートを切ることができました。ヘレス(スペインGP)の表彰台は、チャンピオンシップを戦う上で非常に重要なものとなりました。現在は厳しい状況が続いていますが、努力することをやめず、ステップ・バイ・ステップで自身を高めています。

■昨シーズンと比べて、ご自身で最も成長していると思うところはどこですか。
観る人によっては、昨年に比べると伸び悩んでいるように見えるかもしれません。しかしそんなことはなく、確実にスピードをコントロールできるようになっているし、バイクのセッティングについても向上させることができるようになりました。

■5月のスペインGPでは、自己最高となる2位を獲得しました。振り返ってみて、いかがでしたでしょうか。
スペインGPはただただ“素晴らしい!”の一言に尽きます。そして本当にラッキーでした。表彰台には一歩足りないスピードでしたが、トップを走るホルヘ、ドビ(ともにドゥカティ)、ダニ(ホンダ)が転倒しました。結果としてベストリザルトになりました。

■YAMAHAの一員としては最後のシーズンになるかと思います。
Tech3での思い出やエピソードがあればお願いします。とにかく素晴らしいバイクをヤマハが与えてくれたことが最高の思い出です。自分の人生の中のベストバイクといっても過言ではありません。ベストバイクで走ることを楽しめています。そしてヤマハのバイクで優勝することができたら、それが一番の思い出になるはずです。

■最後に、日本の読者へのメッセージをお願いします。
日本のバイクに乗って、日本のファンの前で優勝したいです!もてぎで会えることを楽しみにしています!

プロフィール

ヨハン・ザルコ
Johann Zarco
国籍:フランス
生年月日:1990年7月16日
所属チーム:Monster Yamaha Tech 3

一戦一戦を大事に戦い抜く

■あなたはMotoGPクラス初挑戦であると同時に、東南アジア出身のライダーとしても初めてのMotoGPライダーです。最初にTech3のメンバーに選ばれたときの心境を教えてください。
Tech3から「ウィンターテスト(ブリラム/タイ)でYZR-M1に乗ってみないか?」と連絡があった時は、本当に驚きました。驚きと喜びの両方の感情が湧き上がったと同時に、信じられない気持ちでした。

■初めてのMotoGPはいかがですか。参戦する前に抱いていた印象と、実際に参戦してみての感想を教えてください。
MotoGPライダーであることは、想像以上に違います。自分の言葉でチーフメカニック、電子系エンジニアやデータエンジニアと話す機会が増えます。メディア対応の数も増え、1日のスケジュールも厳しく管理されます。自己管理もよりしっかりしないといけません。特に遅刻しないようにね(笑)。遅刻しないようになったのが、プライベートでもよくなったことです。トレーニングはこれまでの2倍、取り組むようになりました。

■今シーズンここまで、個人的に最も納得できたレースと、逆に一番悔しかったレースを教えてください。
最も良かったレースは、9位のアルゼンチンGPです。“Amazing”の一言です。後方からのスタートでしたが、トップ10でレースを終えることができました。一方、最も悔しかったレースは、オランダGPです。風も強く、終始苦しめられました。

■ルーキー・オブ・ザ・イヤーの可能性も残されています。今シーズン残りのレース、どのような気持ちで臨みますか。
今は一戦一戦を大事に戦い抜くこと、自身を向上させるために精一杯頑張ることに集中しています。チームと一生懸命頑張りながら、MotoGPライダーとしてもっと経験を積んでいった先に、ルーキー・オブ・ザ・イヤーがあることを信じています。

■最後に、読者へのメッセージをお願いします。
(日本語で)ありがとうございます!がんばります!もしもし!
※ハフィス選手は「もしもし」の響きを気に入っていて、日本人ファンをみかけると「もしもし」と笑顔で話しかけます。

プロフィール

ハフィス・シャーリン
Hafizh Syahrin
国籍:マレーシア
生年月日:1994年5月5日
所属チーム:Monster Yamaha Tech3

MotoGP日本GP情報

ヤマハ MotoGP公式:https://race.yamaha-motor.co.jp/motogp/
ツインリンクもてぎ:http://www.twinring.jp/motogp/

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