平成30年天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権 ファイナルラウンド開幕!!

12月14日(金)、バレーボール天皇杯・皇后杯のファイナルラウンドが開幕する。4月から始まった都道府県ラウンド、そして9月からのブロックラウンドを勝ち抜いた男女各16チームと昨年度のV・プレミアリーグの男女各8チームが12月23日(日・祝)の決勝戦、そして日本一を目指して争う。昨年は男子がパナソニック パンサーズ、女子はトヨタ車体クインシーズがそれぞれ優勝を飾った。今年はどんなドラマが生まれるのだろうか。
昨シーズンの天皇杯・皇后杯王者、パナソニック パンサーズ(以下、パナソニック)の山内晶大選手と、トヨタ車体クインシーズの荒木絵里香選手にバレーボールの魅力や天皇杯・皇后杯の魅力について語ってもらった。

山内 晶大 パナソニック パンサーズ

一戦一戦の大事さを感じられる大会

■昨年度は、天皇杯・皇后杯とV・プレミアリーグを見事優勝しましたが、改めてどのようなシーズンだったか振り返ってください。
個人的には、とてもやりやすい環境でプレーさせてもらいました。先輩たちに助けてもらいながら、日本代表としても自信がついてきた部分があって、楽しくできました。誰が出てもチーム力を落とさずに戦えるという感触がありましたし、天皇杯に勝って以降は、チームとしても自信を持てたと思います。

■リーグも新たに始まり、バレーボールがさらに注目されていくかと思います。一般の方へ、バレーボールの競技としての魅力を教えてください。
一言でいうと、「つなぐ」ことです。次の人へ、思いやりをもってパスをしたりトスを上げたり、それらを背負って最後にスパイクを打つ。そういうつなぎのスポーツ。常に次の人のことを考えてプレーしているので、そういうところも観ていただけたら面白いと思います。

■天皇杯・皇后杯の大会としての魅力や見どころ、リーグ戦との違いについて教えてください。
リーグは総当たりで、勝っても負けても最終的なポイントで結果が出ます。天皇杯だと一度負ければ終わってしまうトーナメントということでプレッシャーが違いますし、例えば普段あまり戦うことのない大学生には独特の勢いがあるなど、そういったものを感じることができます。一戦一戦の大事さを感じられる大会が天皇杯ですね。

■ご自身のプレーの特徴や、見てほしいところを教えてください。
高さを生かしたプレーに注目してください。ブロックもスパイクも得意ではありますが、同時にもっともっと磨かなければいけないポイントでもあると思っています。

■ご自身以外で、チームに注目選手がいれば理由とあわせて教えてください。
セッターの新貴裕選手です。今シーズンから入って(富士通カワサキレッドスピリッツより移籍加入)、途中出場で結果を出しており、堂々と試合ができるのはすごいと思います。注目してもらいたいですね。

■ずばり、ライバルチームはいますか?
どのチームもライバルですし、楽して勝てるチームはありません。選手としては、先日までパナソニックにいて堺ブレイザーズに移籍した関田誠大選手ですね。僕と同期であり、コートで戦うことになったらおもしろいと思います。

■最後に、天皇杯・皇后杯を観たことがある人にも、そうでない人にも、あわせてメッセージをお願いします。
Vリーグでは試合ごとに会場が違うため、1日2日で全チームを観ることはできませんが、天皇杯・皇后杯だと数日の間にほぼ全てのチームを観ることができます。初めてバレーボールを観る方でも、色々なチームの試合が観られるので、おすすめです。そういった意味で豪華な大会なので、Vリーグも観にきてほしいですが、ぜひ天皇杯・皇后杯で生のバレーボールを感じてください。

山内 晶大
Akihiro Yamauchi
ポジション:ミドルブロッカー
身長:204cm
生年月日:1993年11月30日
血液型:A型
出身地:愛知県
出身高校:名古屋市立工芸高校
出身大学:愛知学院大学
所属:パナソニック パンサーズ

荒木 絵里香 トヨタ車体 クインシーズ

今まで以上にバレーを盛り上げたい

■昨年度は、天皇杯・皇后杯優勝、V・プレミアリーグ3位という結果でした。改めてどのようなシーズンだったか振り返ってください。
トータルでは良いシーズンだったと思いますが、リーグのファイナル3で敗れた悔しさはすごく残っています。

■高校卒業後、東レアローズ(以下、東レ)に始まり日本代表でも活躍され続けていますが、新たに始まったVリーグについて、どのような心境をお持ちでしょうか?
バレーボールだけでなくバスケットボール、卓球と色んな競技で新リーグが始まっているので、バレーボールもしっかり情報発信やイベントなどを通して、今まで以上に盛り上げていけるようにしていきたいです。

■そういったことで、バレーボールがさらに注目されていくかと思います。一般の方へ、バレーボールの競技としての魅力を教えてください。
コート内の6人が一つのボールを落とさず、つなぐこと。それぞれの役割、仕事をこなし、攻撃を展開していくラリーでの攻防、チーム全員で戦うこと、喜ぶこと…魅力がたくさんある競技です!

■天皇杯・皇后杯の大会としての魅力や見どころ、リーグ戦との違いについて教えてください。
クラブチームや学生も出場するので、幅広い年齢層の選手が対戦し合うこと、そしてトーナメントならではの熱い試合があるところだと思います。

■天皇杯・皇后杯での、記憶に残る試合やエピソードがあれば教えてください。
初代チャンピオンになった2008年(当時東レ)と、昨年の久しぶりの優勝が特に嬉しかったです。昨年のデンソーエアリービーズとの決勝戦の、5セット目は本当に熱い戦いでした!

■ご自身のプレーの特徴や、見てほしいところを教えてください。
サーブとブロックには自信を持っていますし、注目してもらいたいですね。

■ご自身以外で、チームに注目選手がいれば理由とあわせて教えてください。
ネリマン・オズソイ選手です。パワフルな攻撃はもちろんですが、強打レシーブ(ディグ)が本当に上手なので注目です!

■ずばり、ライバルチームはいますか?
久光製薬スプリングスに勝ちたいです!

■最後に、天皇杯・皇后杯を観たことがある人にも、そうでない人にも、あわせてメッセージをお願いします。
様々なカテゴリーの男女たくさんのチーム、選手が観られる特別な大会だと思います。ぜひ会場でバレーボールの魅力を味わってください!

荒木 絵里香
Erika Araki
ポジション:ミドルブロッカー
身長:186cm
生年月日:1984年8月3日
血液型:O型
出身地:岡山県
出身高校:成徳学園高校(現:下北沢成徳高校)
所属:トヨタ車体クインシーズ

大学、高校も登場 注目の学生チーム

天皇杯・皇后杯の魅力の一つといえば、大学生や高校生にも出場権があり、勝ち上ればVリーグのチームに挑戦できるということだろう。
格下のチームがトップカテゴリーのチームを倒す「ジャイアントキリング」は、どのスポーツにおいても観るものを熱くする。
そんな期待を抱かせてくれる大学、高校の注目チームをピックアップした。

大学/男子
早稲田大学
・出場回数:3年ぶり4回目
・今年度の主な成績:東日本インカレ優勝、春季・秋季関東大学男子1部リーグ戦優勝地元
・東京の名門。キャプテンの藤中優斗、小林光輝、鵜野幸也ら4年生の3選手が中心として引っ張る。堅いディフェンスと効果的な攻撃が持ち味の藤中、冷静な状況判断でゲームメイクができる小林、前衛後衛を問わず高い打点から攻撃できる鵜野の最上級生トリオが安定して仕事をすれば、粘り強さが身上のチームはリズムに乗って誰にも止められなくなる。
大学/女子
筑波大学
・出場回数:5年連続9回目
・今年度の主な成績:東日本インカレ優勝、春季関東大学女子1部リーグ戦3位
・茨城の伝統校。大学女子において抜きんでた高さを武器とする。キーマンはキャプテンとしてチームを率いる丸尾遥香。身長は174㎝ながら、どこからでも攻撃できる機動力とパワーを兼ね備え、効果の高いサーブやブロックでもチームに貢献してきた。長身で伸び盛りの下級生たちをまとめ、ディフェンスから強気なプレーができれば、格上のチームから見ても手ごわい存在と言える。

高校/男子
洛南高等学校
・出場回数:初出場
・今年度の主な成績:インターハイ準優勝、国体優勝(選抜チーム)
・京都の古豪。昨年度の世界ユース選手権で日本を第3位に導いた192㎝のエース大塚達宣は絶対的な存在感を誇る。ほかにも昨年度の春高バレーで準優勝に輝いた主力選手たちが総仕上げの時期を迎え、チーム力は高校生のレベルを超えている。近畿ブロックラウンドでは近畿大学、甲南大学といった関西トップクラスの大学勢を撃破して、ファイナルラウンド初出場の切符をつかんだ。

 

高校/女子
金蘭会高等学校
・出場回数:2年連続3回目
・今年度の主な成績:インターハイ準優勝、国体準優勝(単独チーム)
・大阪の強豪。全国トップレベルとしての歴史はまだ浅いが、近年は目覚ましい活躍が光る。攻撃とブロックの要である曽我啓菜、180㎝の長身プレーヤー西川有喜、2年生エース宮部愛芽世、守備とつなぎの柱である西崎愛菜と全国トップクラスの陣容は必見。今年度はインターハイ、国体と準優勝が続いているが、9月の近畿総合選手権ではVリーグチームを破って優勝を飾った。

大会情報

1回戦・2回戦・準々決勝
12月14日(金)~16日(日)
武蔵野の森総合スポーツプラザ

準決勝
12月22日(土)
大田区総合体育館大田区総合体育館

決勝
12月23日(日・祝)
大田区総合体育館大田区総合体育館

公式HP https://tk2018.jva.or.jp

Twitter:@jva_tkjapan

 

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