2019年はラグビーイヤー!世界のラグビーを堪能せよ~欧州最強を決める戦い シックス・ネーションズが開幕!!~

2019年̶。いよいよ、ラグビー世界一を決める大会が日本にやってくる。4年前、優勝候補の一角である南アフリカ相手に番狂わせを起こした日本。しかし、目標であるベスト8に残ることはできなかった。世界の壁はまだまだ厚い。だが、超えられない壁ではない。4年前に味わった感動と興奮を、再び。そしてその先へ。日本のラグビーの歴史は、日本のワールドカップで変える。4年に一度じゃない。一生に一度だ。

日本が入ったプールAを見ると、アイルランド、スコットランド、ロシアと5カ国のうち3カ国がヨーロッパの国ということが分かる。ロシアとサモアに対しては過去の実績からしても勝ち点を計算できる相手であるため、やはりベスト8の壁はアイルランドとスコットランドになるだろう。

スコットランドは、4年前も同じプールに入り、南アフリカを撃破して勢いに乗る日本が敗れた相手であり、その後のテストマッチでも勝てていない相手だ。圧倒的な武器はないが、すべての質が高く、隙がない。日本にとって、非常に戦いづらい相手といえる。

アイルランドは現在、ヨーロッパ最強と謳われている。ヨーロッパの強豪6カ国による対抗戦「シックス・ネーションズ」を昨年制し、11月にはテストマッチ17連勝中の世界最強軍団オールブラックス相手に歴史的な勝利を手にした。間違いなく大会優勝候補であり、日本がまだ見ぬ8強の座を目指す上で一番の障害になるはずだ。

World Rugby 2019
欧州最強を決める戦い
シックス・ネーションズが開幕!!

ラグビーワールドカップが日本で開催される2019年、欧州最強を決める戦いによって“ラグビーイヤー”の幕が切って落とされる。欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」が現地時間2月2日(土)に開幕。前日本代表の指揮官にして現在はイングランド代表を率いるエディー・ジョーンズヘッドコーチと、日本代表の主力選手である田中史朗、福岡堅樹にそれぞれ見どころを語ってもらった。(取材:WOWOW
イングランド代表ヘッドコーチ
エディー・ジョーンズ

Eddie Jones

目標は優勝、そして進歩すること

■イングランド代表のヘッドコーチになって4度目のシックス・ネーションズがいよいよ開幕します。シックス・ネーションズにはどのような印象をお持ちですか?
イングランドに来る前は、シックス・ネーションズについては、良い印象を持っていなかったんだ。多くのキックと多くのセットピースを繰り返して勝負を決めているという印象だった。しかし、昨年まで3度のシックス・ネーションズに関わって、私はこの大会にとても情熱を感じるようになった。なぜなら非常にタフな大会で、どのチームも最高の選手で臨んでくる。特にイングランドとの試合では、ほとんどのチームが最高の状態で挑んでくるんだ。イングランドのことがよっぽど嫌いみたいだね(笑)。そして、ファンの情熱は南半球とは比較できないくらい凄い。

■この大会の位置付けは、新しい戦力の発掘でしょうか?それとも既存の戦力のチェックでしょうか?
メンバーを選出する際は、常に「どうすればチームが良くなるか」という事を念頭に置いている。そのためには新しい選手をテストする必要がある。シックス・ネーションズが素晴らしい大会なのは、才能をテスト出来る貴重な場だからだ。

■今大会の先に、ワールドカップが見えているのでしょうね。
我々は、全てをワールドカップのために向けて進めている。シックス・ネーションズも、そこに向けて進化していく上での一部であり、その進化の中でも重要な部分だ。

■今大会のイングランドのテーマは何でしょうか?
昔のサムライの言葉を使うと、「シャーペン・スウォーズ(刀を研ぎ澄ます)」。

■今のイングランドの強みは何でしょうか?
我々のセットピースはとても安定感があると思う。そして、極めて強力なディフェンスを構築しようとしているところだと思う。

■初戦の相手は前回全勝優勝のアイルランド、どのように戦いますか?
アイルランドと戦うには、まずフィジカルにタフでないといけない。そして、彼らをゲインラインで叩く必要がある。また、プレーメーカーのSOジョナサン・セクストンにはプレッシャーをかけ続けないといけない。最後に、チャンスを作ったら必ずトライを取りきることだね。

■シックス・ネーションズでの目標を教えてください。
我々の目標は、優勝する以外に無い。そしてチームとして、日々進歩を続けたい。大会の初戦から最終戦まで進歩を続けていきたい。そうすればおのずと良い結果が出て、良い形でワールドカップに入る事が出来るはずだ。

日本代表 スクラムハーフ
田中 史朗
Fumiaki Tanaka
身長/体重:166cm/75kg
生年月日:1985年1月3日
出身地:京都府
所属:パナソニック ワイルドナイツ

大会を観て ラガーマン、ラガールは成長して欲しい

■今年のシックス・ネーションズをどのように観ますか?
ワールドカップで対戦するアイルランド、スコットランドがいるので、常に分析っていう意味を込めながら観ていきたいと思います。

■どんな分析をしなければいけないと思いますか?
試合を観るだけでも相手チームの雰囲気を味わえるし、自分のライバル、自分と同じポジションの選手を細かくチェックしたいと思います。

■どの国に注目していますか?
アイルランドですね。昨年は世界ランク1位のニュージーランドにも勝利を収めています。自分たちが出来るプレーを100%遂行する力が本当に高い。一人一人の判断力やラグビーに対する理解力も高いので、彼らがどこまで出来るかっていうのが、シックス・ネーションズでもかなり注目されると思います。9月から始まるワールドカップでは彼らと戦うので、しっかり勉強して、彼らに勝てるように努力したいと思います。

■シックス・ネーションズの観戦ポイントは?
ビギナー目線では、やはりフォワードの迫力ですかね。アタックでもディフェンスでも、ガンガン当たるチームが多いので、そこのぶつかり合いを観てもらえるとシンプルに楽しいと思います。また、ヨーロッパはサッカーというものが土壌にあって、キックがうまい選手が多いんですよ。キックを使うプレーが多いので、バックスでもフォワードでもチャンスを作るためのキックを勉強するという部分ではすごく良いと思います。全体的にはトップリーグとかスーパーラグビーとは違ったラグビーが観れるので、それを観て、ラガーマン、ラガールは成長して欲しいですし、視聴者の方も色々なスタイルのラグビーを観ながら、ラグビーのすべてを楽しんで欲しいです。
日本代表 ウィング
福岡 堅樹
Kenki Fukuoka
身長/体重:175cm/83kg
生年月日:1992年9月7日
出身地:福岡県
所属:パナソニック ワイルドナイツ

ぶつかり合いを楽しんで欲しい

■シックス・ネーションズの印象は?
南半球のチームは、すごくボールを動かして、個々の選手の判断や個人のスキルをより強調してっていう感じなんですが、欧州のチームは、例えば、セットプレーからの攻撃が得意であったり、スクラム、ラインアウト、モール、そういったプレーを上手く使って、チームとしての戦術という点で相手に勝っていくような、そういった部分が南半球とは違った面白さがあると思います。

■今年のシックス・ネーションズをどのように観ますか?
実際にワールドカップで対戦する相手がいるので、そのチームがどんな成長を遂げているのか、どんなところを気にしなくてはいけないのかっていう部分をフォーカスして観たいと思っています。

■アイルランド、スコットランドのどんなところを注目して観ますか?
シックス・ネーションズはハイレベルな試合が多いですし、当然どのチームも全力で臨みますから、そういう試合からしか見えてこない癖もあると思うんです。そして、スコアされた際に、どう崩されたかという点は、自分たちがこれから崩す上で参考にしたいと思いますし、逆にどんな形でスコアしたのか、試合が動いたところには必ず何かチームの特徴が出てくると思うので、そういった部分に注目して観たいと思います。

■シックス・ネーションズの観戦ポイントは?
やっぱり、ヨーロッパのチームは本当に当たりが強い。ぶつかり合いの激しさは、多分テレビ越しでも伝わってくる音とかもあると思うので、そういったところを楽しんでもらえれば良いと思います。

■福岡選手の優勝予想は?
自分自身がお世話になったエディーさんへの期待を込めて、イングランドということにしておきます。対抗はやっぱりアイルランドが最有力かなと思います。
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