【WEB限定】Interview FC東京バレーボールチーム 迫田 郭志

2018年10月、新たにスタートを切ったバレーボール国内トップリーグの『V.LEAGUE』。今まさに日本バレーボールの未来に向けて改革の道を歩み始めたばかりである。近年のバレーボール日本代表の成績だけ見れば、不振が続き、”東洋の魔女”と騒がれた時代があっただけに強い日本を知っている人からするとそのギャップを隠しきれないだろう。しかしながら、実はバレーボール界にも新たな逸材が芽を出し始めており、新たなムーブメントを巻き起こそうとしてる。WEB限定インタビュー第6弾では、日本バレーボールの新時代に向けて活躍を誓う、若手注目選手の一人であるFC東京の迫田 郭志選手に話を聞いた。

負けられないプレッシャー

■バレーボールを始めたきっかけは?
3人兄弟で末っ子なのですが、家族全員バレーボールをしていて小学校2年生のときに学校がやっている少年団に入りました。小学校の頃は…自慢ではないのですが、上手な選手のプレーを真似する時には結構よくできていたので、当時から運動神経には自信ありました!

■他に得意だったスポーツはありましたか?
バスケはよくやってましたね。バレー部の中だと小さいですが、普通の友達の中だと大きいので、結構活躍できていたと思います(笑)。高校の頃には(バスケットボールは掴めなかったので)バレーボールですが、ダンクもできました!

■学生時代の思い出は?
高校に入りたての時ですね。中学と大きく環境が変わりました。まず寮生活が始まり、強豪校だったので当たり前ですが練習もきつかったですし、監督の檄も凄かったので、ギャップを凄く感じましたね。

■高校時代の印象的な試合は?
僕が2年生の時ですが、春の高校バレーで初の決勝まで進めたことです。

■学生時代、苦労したことは?
県内だと負けてはいけないというのが当たり前で、全国大会でも負けられないというプレッシャーもあったのですが、それがありながら3年生の最後の大会で1回戦負けをしてしまい、その時は本当に苦しかったです。大学の時は自分たちが主体となって取り組む意向があり、僕が4年生でキャプテンになったので、自主的に発信したりチームをまとめるなど最後の1年間は苦労しました。

守備の重要性

■大学生になるとプライベートも充実すると思いますが、バレーボールへの集中力が切れるようなことはありませんでしたか?
オンオフの切り替えが結構できていたので、もちろん休みの時は友達と飲み会に行ったり、ちゃんとリフレッシュしながらバレーボールに専念できていました。2年生までにほとんど単位を取れていたので、3年生からはアルバイトをがっつりやっていました!

■学生とVリーグのバレーボールを比べて、驚いたことはありますか?
やはり外国人選手の存在感には驚きましたね。一方で、昔TVで観ていた選手ともやりあえるので、凄くワクワクしますし、楽しいです!パナソニックのクビアク選手が日本に来たことで、日本人選手がこれまでと違って型にはまらないプレーになったというか、とにかくいい影響をもたらしていると思います。彼は一つ先のレベルでプレーしているので、僕も参考にしています。

■5月に開催された第68回黒鷲旗 全日本男女選抜大会でサントリーと対戦しましたが、振り返ってみていかがですか?
サントリーの特徴としては競った場面になると、外国人選手にボールを集めて決めにきます。ドミトリー・ムセルスキー選手は2m17cmあるのですが、正直ズルいなーって思いましたよね(笑)。ただ絶対に勝てない相手ではないので、チームの課題でもある守備力を強化してリーグ戦でリベンジしたいです。

■改めて感じるバレーボールの魅力は?
男子バレーだけで言えば、”迫力”の一言ですかね。まだ観たことのない人は、アタックのスピードやボールを弾く音って本当に凄いので、ぜひ一度会場で試合を観てほしいです。

メジャースポーツと言われるように

■生まれ変わったVリーグに感じた変化や、今後の期待は?
まず、日本のバレーボール界が東京五輪に向けて盛り上げようとしているのは感じました。また、選手がSNSを利用してよく発信するようになりました。僕はあまり得意ではないのですが…。

■野球やサッカーでは得点の際、ファンに向けてアピールしますが、バレーボールの場合コート上の選手同士でしか喜ばないように見えるのですが。
確かに…言われてみるとそうですね。あまり考えたことなかったのですが、今年は会場まで足を運んでくれたファンに向けて、パフォーマンスしてみようと思います!

■FC東京はどんなチームですか?
人数が多いですが全員、仲が良いです。入った当初から先輩方には本当に良くしていただいているので、感謝ですね。

■FC東京のHPではチームの良いところとして、”都会にあるところ”と書かれていますが、どんなときに都会と感じますか?
シンプルに人が多くて…建物が大きくて…行きたいところにすぐ行けることですね。でも僕自身、大学まで田舎育ちで、実は人混みが大嫌いなんです…。よほどのことがない限り、家から出ません(笑)。

■家での過ごし方を教えてください?
YouTubeでアニメか映画を観てます(笑)。映画は邦画より洋画が好きです!

■生まれ変われるなら、何になりたいですか?
プロ野球選手かサッカー選手です(笑)。メジャーなスポーツ選手って憧れます(笑)。もちろん、バレーボールもそこを目指しています。

落とさない人が勝つ

■バレーボールでの海外挑戦について、どのようなお考えをお持ちですか?
まず日本のリーグでトップにならないと、正直挑戦自体難しいと思います。海外挑戦と聞いて面白そうだとは思いますが、実際の語学や生活面やその先の将来を考えてしまって…。野球やサッカーと比べると、選手同士でもなかなか話には出てこないと思います。

■2019-20シーズンの抱負を教えてください。
チームで掲げた目標がファイナル5進出なんですが、まず開幕までに準備をして、10月には生まれ変わったFC東京をお見せできればと思います。自分自身もレギュラーに入って、チームの柱になれるよう頑張っていきたいと思います。

■バレーボール選手を目指す子どもたちへメッセージをお願いします。
僕が子どもの頃、バレーボール選手になるためには身長が高くないといけないと思っていましたが、今の子どもたちには「そんなんことないよ」と言ってあげたいです。努力すれば必ず光は見えますし、小さい人には小さい人なりの生きる道があるので、そこに向けて諦めずに頑張ってほしいです。プレー面で言うと、特に小さい人に求められるのは守備力で、僕自身バレーボールは「決めた人が勝つ」のではなくて、「落とさない人が勝つ」と思っているので、守備力は磨いていた方がいいと思います。

■最後に、観戦したことがない人へメッセージをお願いします。
バレーボール自体、今のところメジャースポーツとは言い難いですが、野球やサッカーよりも近くで観れますし、迫力や選手の興奮が伝わるので、ぜひ一度会場に足を運んでみてください。

プロフィール

迫田 郭志 Hiroshi Sakoda
ポジション:アウトサイドヒッター
生年月日:1996年5月1日
身長/体重:183cm/73kg
出身地:鹿児島県
出身校:福山平成大学
背番号:#11(※7月1日現在)
Twitter:@sakodahiroshi1

●FC東京バレーボールチーム公式ホームページ:https://www.fctokyo.co.jp/volleyball/

プレゼント

迫田 郭志選手のサイン色紙を1名様にプレゼント。応募は8月末まで。

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

希望プレゼント(必須)

ご意見・ご感想をお寄せください

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る