『Go for J』 FC鈴鹿ランポーレ Interview 小澤司&大村亮平

ozawa-omura 1

今シーズン、J2の水戸ホーリーホックから東海社会人サッカーリーグ1部のFC鈴鹿ランポーレへと移籍した小澤司。第一線で活躍していた彼は、なぜ新天地に地域リーグのクラブを選んだのか。また、元Jリーガーの加入によりチームにどのような変化が生まれたのか、小澤本人と、昨シーズンを知る大村亮平に話を聞いた。

自分への信頼に“昇格”という結果で応えたい

ozawa_1

小澤 司
Tsukasa Ozawa
1988年5月8日生まれ 神奈川県出身
身長/体重:162cm/60kg
Pos:ミッドフィルダー
前所属:水戸ホーリーホック

サッカーの基準を落としてはいけない

■新天地にランポーレを選んだ理由を教えてください。
「求められたというのが一番ですね。プロサッカー選手の気持ちとして、やっぱり自分を必要としてくれていることが一番ですから。オファーをくれた小澤宏一監督からの信頼を感じましたし、その信頼が心に余裕をもたらしてくれます。選手としてそういう中でサッカーができるのは光栄ですし、その信頼に全力で応えたいと思います」

■ランポーレの印象を教えてください。
「みんな穏やかですね。良くまとまっているとも言えますが、一方でもっと厳しさとか、切磋琢磨する部分が上に行くためには必要です。プロとして、サッカーに対する基準がありますし、そこを落としてやるくらいなら僕らのいる意味がないと思っています。その部分をしっかりとチームに伝えていかなければいけません。本番で後悔しないように、練習中からガミガミと言っていますが、前向きにサッカーに向き合ってくれているので、良い方向に向かっていると思います」

■サッカー選手を目指したキッカケを教えてください。
「小学校から大学までサッカーをやってきて、色々な選手と戦って、色々な指導者に教わってきた中で、どんどん上のレベルに上がっていけました。当然、自分の中でもやっていけるという確信があったので、それなら自分の限界を知りたいじゃないですか。常に上を目指そうと思って、プロになろうと思いました」

■自身の得意なプレーを教えてください。
「まずはボールを失わないところですね。技術的な面では自信があります。あとはボールと自分を常に動かしてプレーするところは見てほしい部分です」

■一緒にプレーした中で印象に残っている選手はいますか?
「対戦したチームで言うと、ガンバ大阪、FC東京、鹿島アントラーズですね。個の技術が高いのは当たり前ですが、チームとしての戦い方だったり、試合の運び方という面でレベルの差を感じました。また、水戸では鈴木隆行さんと一緒にプレーして、今も第一線で戦っているというのは尊敬に値しますし、そういう人たちはフィジカル面だったりテクニック面だったり、何か一つ武器というか、世界で戦える一芸がありますね」

決定的な仕事で貢献したい

■開幕戦(3-0勝利)を振り返ってください。
「戦い方は良かったと思います。追加点が取れない時間が長かったですが、我慢して中盤で試合をコントロールできました。ただ、あれだけ決定機があれば前半で決着をつけることができた試合でした。もう1つ上のレベルに行くには、あそこで試合を決める必要があります。僕自身も、勝利に向けて何ができるかを考えながら、得点だったり、アシストという決定的な仕事で貢献していきたいです」

■今シーズンの目標をお願いします。
「“昇格”ですね。そのために一戦一戦、チームとしても個人としても、どれだけできるか試したいです」

■最後に、読者へのメッセージをお願いします。
「僕たちができるのは、ピッチの上でサッカーをすることです。その結果で、ファンの皆さんに喜んでもらえれば嬉しいですし、試合会場に足を運んでいただいて、熱い声援を宜しくお願いします!」

三重だけでなく、全国の人にも注目して欲しい

omura_1

大村 亮平
Ryohei Omura
1991年12月30日生まれ 鳥取県出身
身長/体重:158cm/60kg
Pos:ミッドフィルダー
前所属:東海大学

内定を断ってサッカー選手に

■サッカー選手を目指したキッカケを教えてください。
「小学校2年生のとき、現在も湘南ベルマーレにいる菊池大介に誘われて、サッカーを始めました。当時は親の影響で野球をやりたかったのですが、熱心に誘われたので(笑)」

■ランポーレに入団した理由を教えてください。
「大学4年生のとき、就職活動をして、内定も貰っていました。でも選手としてサッカーを続けたいという気持ちがあり、内定を断ったのが卒業2ヶ月前です。ちょうど、同じ大学で去年までランポーレにいた蜂巣良哉(現・栃木ウーヴァFC)が先にランポーレ入団を決めていて、上を目指しているチームという話だったので、セレクションを受けて入団することになりました」

■ランポーレの特徴を教えてください。
「去年も今年も、明るいチームだなと思います。スタッフと選手が、いい意味で壁がなくて、接しやすい仲間たちです」

■自身の得意なプレーを教えてください。
「小柄でスピードがあるタイプでもないのですが、味方を生かすプレーを心掛けています。自分が目立つプレーよりは、他の人を生かすプレーで貢献したい。ボールを受けてリズムを作り、味方がプレーしやすいようにしています。あとは元気の良さですかね(笑)」

元Jリーガー加入でサッカー観が変わった

■元Jリーガーの加入で、変化はありましたか?
「良い意味で、チームに緊張感が生まれました。あとは僕だけじゃないと思いますけど、サッカーの見方が変わりました。彼らとプレーしたり、話をしていく中で、サッカー観が変わったんです。日本代表の試合を観ていても、ただ上手いなという感想だけじゃなくて、チームとしてどうなのかとか、アギーレからハリルホジッチに変わってどうなったとか、今までと違った視点でサッカーを観られるようになりました」

■オフの日はどのように過ごしますか?
「完全オフという日がなかなかないですね。練習以外では介護の仕事をしていますので。介護は大変ですけど、仕事仲間にも恵まれて、環境的にはすごく良いところで働かせていただいています」

■開幕戦(3-0勝利)を振り返ってください。
「三重県選手権で、非常に残念な形で負けてしまって、練習試合でも噛み合わない試合が続いていて、観ている方たちも不安はあったと思いますが、昇格してきた相手に王者として、またチャレンジャーとして臨み、勝てたのは良かったです。開幕前の悪い流れを断ち切って勝てている、結果が出ているのは大きいですね。チームの自信になっていると感じます」

■今シーズンの目標をお願いします。
「JFLに上がるために、東海社会人サッカーリーグ1部の連覇はもちろん、その先の地域決勝で結果を残したいです。昨シーズン、チームとしても個人としても悔しい想いをしたので、今シーズンは絶対に目標を達成したいと思います」

■最後に、読者へのメッセージをお願いします。
「今、三重県にはJリーグがありません。僕らはその代表として、まずはJFL昇格を目指し、その先のJ3、J2、J1を目指していきます。鈴鹿だけじゃなく、三重だけでもなく、全国からも注目されるように頑張っていきますので、応援宜しくお願いします」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る