ヤマハ・ヤマハ発動機マッチ特別対談 黒山健一×上田康太

jubilo

7月8日(水)、ジュビロ磐田のホームゲームが『ヤマハ・ヤマハ発動機マッチ』として開催される。この試合でトライアルデモ走行を披露する黒山健一と、磐田の上田康太が特別対談!個人競技と団体競技の違いや、試合に臨む姿勢などを語り合った。

個人競技の方がワガママ

kamiya_0097

■お互いの競技の印象は?
黒山「僕はヤマハにお世話になる前は世界選手権でイタリアにずっといたので、ヨーロッパ=サッカー、イタリア=サッカーでしたから。時間があれば誰かしらがボールを持ってきて、サッカーを始めてしまう世界にずっといました。僕自身、サッカーはめっちゃ下手ですけど、めちゃくちゃやりましたよ」
上田「僕がジュビロに入ってまだ間もない頃に、試合前に観客席でのデモ走行を見せてもらいました。バイクで階段を登って、降りてきて、そんなところバイクで行けちゃうんだって驚きましたね。黒山さんの走行が試合も含めて一番盛り上がっていたかもしれない(笑)。僕らも試合前だったのに、見入ってました。今回、こういう機会をいただいて、僕らは団体競技なので、個人競技の考えに興味があります。孤独な戦いの中、どのようにモチベーションをキープしていますか?」
黒山「僕は団体競技をやったことがないので想像ですけど、個人競技をしている人の方がワガママだと思います。自分勝手でいいですし、何をやっていたとしても、試合で勝って結果さえ出せば誰も文句は言いません。その分、責任は多いとは思います。その人が人間的に問題があるかどうかは置いておいて、個人競技の方がワガママだとは思います」
上田「責任は多いということですが、僕らは11人でさえ個人の責任を感じます。1人で全部やるとしたら想像ができないですね。本当に孤独な戦いなので、すごいなと思います。ただ、サッカーも個人は大切ですし、個人としてレベルアップしなければならないというところは一緒です。レベルの高い選手が集まったチームは強いですし、そのレベルの高い選手たちがチームワークを持てたらさらに強いチームになれる。チーム競技とはいえ、個人の成長を常に考えながらやっています」
黒山「チームだと周りに指示や注文もしなくちゃいけないでしょ。後輩は良いけど、先輩には言いにくいだろうし。僕らにはそういうのもないから。あと仲間のミスを責めないっていうのがすごいと思う。僕らからしたら考えられない。不思議というか、ずっとやってきた環境でしょうね。僕なら許さないです。ミスしてへらへらしていたらぶっ飛ばしますよ(笑)。学生時代、体育のドッジボールとかでみんなドンマイドンマイって言葉を良く使っていて、“ドンマイ”って言葉の意味が分からなくてね。ドンマイちゃうやろ!今のミス有り得へんやん!って思ってました(笑)」

kamiya_0080

■プレッシャーにはどう対処していますか?
黒山「常に平常心でいようとしています。前日も、スタート前も、試合中も。ただ、難しいです。難しいけど、なるべくそうしようと努めています。テンションが上がった時に実力を出す人と、テンションが低い落ち着いているときに実力を出す人と、2パターンいると思うのですが、僕は後者なのでそこに落とそうとします。試合中は否が応でもテンションが上がってしまいますから、難しいですけど、お客さんが盛り上がった場面でも、冷静に。そこで声援に応えたりすると次のコースで失敗することを分かっているので」
上田「試合前は常に練習と同じようなプレーをしたいとは思っていますが、モチベーションは勝手に上がりますし、不安もあります。平常心でありたいとは常に思っていて、試合前にちょっと気負ってるなとか、落ち着きすぎているなとか、移動中やアップのときに調整するようにしています。あとは行動ですね。スパイクを左足から履くとか、左足からピッチに入るとか。聴く曲も決まっていますね」
黒山「5~6年前、僕もゲン担ぎを10個くらいやっていました。これはもう多すぎます。やってる途中で『頑張って~』なんて声かけられてそれに応えたら、また始めからやり直し。だからどんどん減らしていきましたね。それができなかったら走れないというか、変なトラウマになっちゃって」
上田「ゲン担ぎの行為にとらわれたら嫌ですよね」

ミスをした後のリカバリーが大切

kamiya_0082

■試合中のミスについては?
黒山「誰でもミスはしたくないし、ミスはしないようにしています。ただ、絶対にミスはします。僕は20年以上、現役をやっていますけど、1つのレースでミスなしで最後まで終われたことは1回もないです。必ずミスはします。だから、ミスをした後のリカバリーをいかにするかが大切ですね」
上田「もちろん、ミスはしたくないんですけど、ミスを恐れてプレーしていると、逆にミスが増えてしまう。若いころはミスをして落ち込んで、またミスが続いてという悪循環をよくしていました。ただ、今は落ち込んでいる時間がもったいないというのをちょっとずつ勉強して、落ち込むことがチームのためにならないと分かってきました。ミスはよくないけど、気にしないようにしています。まだサッカーの方がミスを取り返せる機会は多いかもしれませんね」

■ヤマハ・ヤマハ発動機マッチについての意気込みをお願いします。
黒山「僕はもう、ジュビロの勝利ありきのデモ走行ですから。僕がデモ走行をして、トライアルというスポーツがありますよということをサッカーファンの前でやって、盛り上がっていただいて。サッカーだけじゃなくて、モータースポーツも面白いんじゃないかなってちょっとでも興味を持ってくれたら嬉しいですね。ただ根本は、ジュビロが勝たないといけないと思います。ここが勝ってくれないと、僕がお客さんのテンションを上げる意味ないですから(笑)」
上田「肝に銘じます(笑)。以前、デモ走行を見せていただいた時も、スタジアムの盛り上がりはすごかったので、黒山さんの走行に負けないような試合をしたいですね。もちろん、相手にも負けないように、いいプレーをしたいです」
黒山「負けたらぶっ飛ばします(笑)」

プロフィール

kamiya_0007

黒山 健一
Kenichi Kuroyama
1978 年7月24日生まれ 兵庫県出身
身長/体重:175c m / 7 2 kg
トライアルプロフェッショナルライダー
「サッカーファンにもモータースポーツの面白さを伝えたい」

AP4I3699

上田 康太
Kota Ueda
1986年5月9日生まれ 東京都出身
身長/体重:174 c m /6 8 kg
Pos:ミッドフィルダー
「黒山さんの走りに負けないような試合をしたい」

開催概要

j2

明治安田生命J2リーグ第22節
ヤマハ・ヤマハ発動機マッチ
開催日:7月8日(水) 19:00キックオフ
対戦相手:カマタマーレ讃岐
会場:ヤマハスタジアム
試合前に黒山健一選手がトライアルのデモ走行を披露し、会場を盛り上げます!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る