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星野仙一監督が最終候補に選出した16人の投手の中で、2004年アテネオリンピックにも出場しているのは上原浩治(読売ジャイアンツ)、岩瀬仁紀(中日ドラゴンズ)、和田毅(福岡ソフトバンクホークス)、岩隈久志(東北楽天ゴールデンイーグルス)の4名である。
岩隈は故障に長く悩まされたが、今季はハーラートップを走る好調さをアピールしていて、北京での先発に闘志を燃やしている。近鉄バファローズ(当時)在籍中だったアテネオリンピック当時は、球団新記録となる開幕から12連勝などの活躍で、アテネでも日本代表に貢献するはずだった。しかし登板したのは第2戦のオランダ戦だけで、しかも2回途中で降板という不完全燃焼のままアテネを後にしている。岩隈にとって北京のマウンドはリベンジの舞台になる。
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昨年のアジア野球選手権(北京オリンピックアジア予選)に召集されなかった田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)が最終候補に残った。昨シーズン新人王を受賞し、名将野村克也監督(東北楽天ゴールデンイーグルス)が“神の子”と口にするほどの大器。その田中に星野監督は先発とともに中継ぎの役割も期待している。この他の先発候補には、今や日本球界の顔として君臨しているダルビッシュ有(北海道日本ハムファイターズ)、昨季最多勝の涌井秀章(埼玉西武ライオンズ)、昨季ダルビッシュと最優秀防御率を争った成瀬善久(千葉ロッテマリーンズ)らアジア選手権に出場した選手が中心となり、そこに岩隈、田中らを加えた5人が想定されている。
3人が想定されている中継ぎ候補のうち1人には左腕が予定され、岩田稔(阪神タイガース)、杉内俊哉(福岡ソフトバンクホークス)、和田らが競う。右の中継ぎ候補としては吉見一起(横浜ベイスターズ)、久米勇紀(福岡ソフトバンクホークス)、久保田智之(阪神タイガース)らが候補に選出されている。注目は新人で唯一、最終候補に残った久米だ。今季は新人ながらリリーフで30試合以上に登板し、武田久(北海道日本ハムファイターズ)とホールドポイントのトップ争いをしているだけに、彼に向けられる期待は大きい。
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星野監督が金メダルへの勝利の方程式として描いているのが“トリプルストッパー”構想である。大学時代から国際舞台で無敗を誇っている上原に加え、藤川球児(阪神タイガース)、岩瀬仁紀(中日ドラゴンズ)らの超豪華で最強の守護神トリオがキューバ、アメリカの強力打線を抑える。星野監督も絶大の信頼を置く“トリプルストッパー”が星野ジャパンの浮沈の鍵を握っている。
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