|
|
 |
|
|
|
 |
 |
 |
して、なんと言っても最大の楽しみは、これまでオールスターや日本シリーズでしか見られなかったセ・パ両雄のスター対決が、期間中、何度か観られることだ。
パ・リーグには国内で力を持て余している松坂大輔がいれば、和田、杉内らパ最強の投手陣を誇るソフトバンクには 三冠王・松中もいる。北海道に野球ファンを根付かせた人気者の新庄もいるし、東北楽天には孤高のエース岩隈や巨人との因縁を宿命付けられた
新人の一場、バレンタイン率いる好調ロッテには韓国の大砲のイ・スンヨプやサブマリンの渡辺ら一目で観客を魅了する個性派が揃っている。
対してセ・リーグは記録も話題の巨人の4番清原がもちろん黙ってはいないだろう。パの主力選手とは五輪対決となるエース上原や高橋慶伸、
かつてのパのNo.1スラッガー小久保らを擁する巨人は球団創設70年。パの新球団をなぎ倒して交流戦を制することこそ、苦戦中のペナントレース、
ひいては人気復活への大命題だ。同じく2000本安打の大記録を達成した古田や毎年オールスターを沸せる速球王・五十嵐のいるヤクルトも
大舞台での強さを弾みに上位へ躍進ところ。古田vs城島の渋いキャッチャー対決なども楽しみだし、元セ、元パといった移籍選手の活躍がゲームを
左右するのも面白い。関東では観られないがソフトバンクvs中日も、昨年の日本シリーズで実現しなかった幻のカード。交流戦が新たな名勝負を
生むことは間違いない。
各球団がリーグを超えて情報戦を展開する中、DH制などのレギュレーション面ではオーダーの安定するセに利がありそうだが、ソフトバンクの
王監督は松中をコンバートしてズレータをスタメンに起用するなど、日本シリーズ経験者らしい対策で挑んでいる。念願かなったパの交流戦に
かける思いはことのほか強い。2リーグに分かれて以来、プロ野球は「人気のセ、実力のパ」と言われてきた。この交流戦は、どちらが強いのか、
その答えがはじめて明確になる時でもある。そして今までにない野球の楽しさを秘めた1ページでもある。野球通からちょこっとファンまで、
この春こそ球場に足を運び、球史を変える夢の一戦を堪能したい。 |
|
|
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
|
|