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| オープン戦の最中に石井一久がロサンゼルス・ドジャースからニューヨーク・メッツに電撃トレードというニュースが飛び込んできた。
昨年のシーズン中にも石井は、やはりメッツとのトレード話が進められたことがあった。結局は流れてしまったが、そのとき石井があの飄々とした表情に珍しく
悔しさを匂わせながら「僕もトレードされるような選手になりたいですね」とコメントしていたのを思い出さずにいられない。大リーグではトレードされるのは
一流プレーヤーの証なのだ。石井がメッツに移ったことで俄然面白くなったのがサブウェイ・シリーズだ。日本では今年からセ・リーグとパ・リーグの交流戦が始まるが、
大リーグは交流戦の本場だ。なかでもニューヨークに本拠地を置くナショナル・リーグのメッツと、アメリカン・リーグのヤンキースとの交流戦は、
毎年5月と6月に行われ、両球場が地下鉄で繋がっていることからサブウェイ・シリーズと呼ばれている。ニューヨーカーが最も熱くなるゲームなのだ。
今年のサブウエイ・シリーズは、5月20、21、22日がメッツの本拠地シェイ・スタジアム。6月24、25、26日がヤンキー・スタジアムだ。名実ともにメジャーの
スターターとなった石井がマウンドに立ち、松井稼頭央がセカンドを守る。打席にはヤンキースの主砲・松井秀喜、なんて夢のようなシーンを見ることができるのだ。 |
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| その松井秀喜だが、オープン戦ではチーム最高の成績を残して開幕を向かえ、過去最高の仕上がり具合だ。ジョー・トーレ監督を始めチームメイトもチャンスに
滅法強い松井秀喜に絶大の信頼を寄せている。この2年間、メジャーに対応するために筋力をアップさせ打撃フォームの改造への取り組みが着実に成果となって
現われているということだ。3年目の今年、松井秀喜にとって打率3割、打点120、40本塁打は決して不可能な数字ではない。昨年のアメリカン・リーグの本塁打王が
レッドソックスのマニー・ラミレスの43本だったことを考えればいよいよ待望の日本人ホームラン王の誕生も充分狙えるということだ。 |
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| 今季はタンパベイ・デビルレイズに移籍した野茂英雄が、日米通算200勝まであと4勝だ。大リーグでこれほど日本人プレーヤーが活躍するようになったのは、
全ては彼から始まったと言っても過言ではない。勝ち星の半数以上が大リーグに移籍後のものであるこの偉大な記録を改めて称えたい。節目の記録といえば
昨年262本の年間安打記録を作ったイチローが早くもメジャー通算1000本安打まであと76本と迫っている。イチローにしては地味な記録かもしれないけど、
5月中には間違いなく達成する。 |
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| 今季からセカンドにコンバートしたメッツの松井稼頭央だが、昨年は不本意な成績だっただけに並々ならぬ意気込みでシーズンインした。それもそのはず、
シカゴ・ホワイトソックスに同じ2塁しかも2番で井口資仁が入団したのだから。二人の日本人内野手の競争も見逃せない。 |
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| 今年の大リーグは、やはりレッドソックスとヤンキースが戦力としてはずば抜けているように思えるが、そこは162試合の長いシーズンに加えて苛酷な
プレーオフという短期決戦の連続が待ち受けるだけにどこがチャンピオンになっても不思議ではない。過去2回ともプレーオフに出場しながらワールド
チャンピオンに手が届かないヤンキースの松井秀喜だが、今年こそワールドチャンピオンの称号を手にすることができるのか。イチローは今年もメジャー
記録を作ってくれるのか。ミスターゼロことホワイトソックスの高津臣吾はどうだ。今年もメジャーは熱い。 |
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