

じつは、この原稿は没にしてしまおうと思っていた。第12戦サンマリノGP、9月5日(日)に行われたMoto2クラスの決勝レース中、12周目の11コーナーで転倒し、病院に搬送されたものの19歳の若さで逝去した富沢祥也選手の取材記事だ。10月1日発行号掲載予定として、第14戦日本GPに向けたインタビューを行ったのは9月2日(木)。パドックで寝泊まりする彼のキャンパーを14時に訪れ、話を聞いた。 |
−開幕戦で優勝。第2戦では優勝争いの結果、2位。その後も予選で上位グリッドを占めるものの、シーズン中盤は不運な結果に終わるレースも続きました。自分では、ここまでの戦いをどう捉えていますか? |
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−マシントラブル等でリタイアせざるをえないレースが続いたときは、かなり悔しかったのではないですか? |
−開幕前の予想と、今の自分の位置とを比べて、どう思いますか? |
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−今シーズンの富沢選手は、他の選手からのマークもきつくなっているように見えます。自分でもそれは感じていますか? |
−後半戦の目標を教えてください。 |
−では、ツインリンクもてぎで行われる日本GPの目標は? |
まさかこのような形でこの記事を紹介することになるとは思わなかった。来週は、初開催のモーターランドアラゴンでレースが行われる。きみがそこにいないということが、頭では理解できていても、気持ちのレベルではなんだかまだ釈然としない。 |
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土曜の夜、ミザノサーキットのパドックを去るときに偶然スクーターで疾走するきみと出くわした。すれ違いざまに「お疲れさまでした〜」と声をかけて走り去っていったそのときのままの勢いで逝ってしまったような、そんな感がある。 |
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