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よいよ、今シーズンのチャンピオンズリーグが5月25日、トルコのイスタンブールでファイナルを迎える。 そのカードはイタリアセリエAのミラン、そしてイングランドプレミアリーグのリヴァプールのまさに人気実力ともに世界最高の頂上決戦となる! 準決勝のチェルシーとリヴァプールのイングランド勢同士の戦いはファーストレグはチェルシーのホームで引き分け、 リヴァプールのホームで行われたセカンドレグでは開始4分にルイス・ガルシアが挙げた1点を守りきったリヴァプールが1対0でチェルシーを下し、 2試合合計スコアでも1対0で決勝進出! プレミアリーグ制覇を達成したばかりで、まさに絶好調のチェルシーは昨シーズンに続き、惜しくも準決勝で敗退してしまった。どうもチャンピオンズリーグとの相性はいまいち。
監督のジョゼ・モウリーニョは昨シーズンはポルトガルのポルトを率いて、チャンピオンズリーグを制覇、 チェルシーに移籍した今シーズンも2シーズン連続制覇をねらったが夢は叶わなかった。その夢を砕いたのは、昨シーズンはスペインリーガのヴァレンシアを率いて UEFAカップを制したラファエル・ベニテス監督。勝負を分けた試合開始4分のルイス・ガルシアのゴールはリプレーを見ても判断が難しいほど微妙だった。 ゴール前のミラン・バロシュがGKぺトル・チェフと交錯し、そのこぼれ球にルイス・ガルシアが素早く反応し、ゴールライン上でのウイリアム・ガラのクリアも及ばず、 判定はゴール。この勢いで前半の主導権を握ったリヴァプールはルーズボールに対する反応も早く、気合いの入ったタックルを見せ、中盤の争いを完全に制した。 1点取ればアウェイゴールで上回り決勝進出となるチェルシーは後半、積極的に攻撃を開始。しかし、リヴァプールの堅守の前に決定的なチャンスを作れず、90分間を通し、 枠内へ飛んだシュートはフランク・ランパードのFKによる1本のみという寂しい結果に終わった。一方、ミラン対PSVの準決勝。ホームでのファーストレグを2−0の スコアで終えたミランは、PSVのホームでのセカンドレグでも優勢かと思われたが、かなりの苦戦を強いられることとなった。前半9分に韓国代表ストライカー、朴智星に 先制点を許し、7試合に渡って続けていた無失点記録もストップしてしまう。また、ミランはセリエAでもユヴェントスとの熾烈な首位争いを繰り広げており、相当疲れが たまっているのか、動きが非常に悪く、圧倒的にボールを支配された。そして、後半20分にも李栄杓の左クロスをフィリップ・コクが頭で合わせ、この時点でファーストレグとの 得点をあわせると2−2の同点となったのだった。ロスタイムに入り、ミランにとっては敵地での延長戦が目前となったとき、この日まさに唯一と言ってもいいチャンスが訪れた。 その決定的なゴールを奪ったのは、前半で退いたマルディーニに代わり、キャプテンマークを巻いたマッシモ・アンブロジーニだった。カカの左からのクロスをアンブロジーニが 頭で合わせる。ボールはGKの手をかすめてゴールへ吸い込まれて、決勝進出を確定的にするアウエイゴールとなったのだった。「このゲームで分析すべきことは何もない。 決勝進出はただただ幸運だ」とミランのカルロ・アンチェロッティ監督。またミランの・MFクラレンス・セードルフは「きょうのゲームはわれわれの勝利という結果に ふさわしくないものだ。PSVは落ち込む必要はない。ただ我々がラッキーなだけだった」と語った。
しかし、これも実力。形勢不利の逆境の中でわずかなチャンスを見逃さない あたりが、ミランがその長い歴史の中で積み重ねてきた伝統と経験のなせる業というしかない。さて、プレミアリーグでの優勝はチェルシーに譲ったが、チャンピオンズリーグでは 完全に調子に乗ってきた古豪リヴァプール、そしてセリエAでの覇権争いを続けながらの戦いを強いられるミラン。この戦いは世界中のフットボールファンが注目しているといっても過言ではない。 |
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