| 青木:あの時は苦しかったですね。練習と試合を結びつけてと先ほど言いましたけど、あの時は何が悪いのかそれが分からない。だから練習で何をしたらいいのかが分からなかった。
パニックですよね。 金子:高校や大学ではそういう経験はなかった?
青木:アマチュアでは毎日こんなに試合が続くことがないし、考える暇もなかった。とにかく自分では分からないので、監督やコーチ、チームの先輩など周りの人に
聞きましたね。大学時代の監督とか、僕を知っている人のアドバイスを求めました。
金子:7月・8月の段階では記者たちに囲まれても首位打者は意識していませんと言ってたけど、やっぱり意識してきた?
青木:残り試合数を考えると、もしかすると…と自分でも考えますよね。プロ野球選手である以上はタイトルは取りたいです。僕がタイトルを狙うというのはそれだけ
出塁も増えることになるのでチームにも良い影響を与えることができるかなと。だから僕は、タイトル=チームへの貢献と思うようになりました。現時点で首位打者、
最多安打、新人王のタイトルが狙える位置にいますから。取れるタイトルは全部貪欲に狙っていきます。
金子:青木宣親という選手は素晴らしい成績を残していますが、逆に自分で不満な点はありますか?不足しているところとか。
青木:全部足りません。守備は無駄な動きが多いし、走塁も打撃も全部ですね。今の状態の実力で、今の成績は最高だと思いますが、まだまだもっともっと貪欲に追求していきたいですね。
金子:ライバルは誰ですか。やはり学生時代に同期だった阪神の鳥谷ですか?
青木:鳥谷にも負けたくないですけど、プロ野球選手には全員負けたくないです。でも、やっぱり一番負けたくないのは自分自身かもしれません。自分のなかに弱い気持ちが
絶対あると思うのでそれに勝たないと、相手には勝てませんよね。最大のライバルは自分自身ということになりますね。
|