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金子:ワールドカップの出場が決まりました。予選最終戦のイラン戦後、ジーコ監督から「このままでは世界をあっといわせることができない」というコメントがありましたが、宮本選手として来年のワールドカップはどう考えていますか?
宮本:非常に厳しいものになると思っています。前回のワールドカップでは決勝トーナメントに進めましたが、あれはあくまでホームでの戦い。また全く違う雰囲気での試合になるし、他のチームも「日本代表は、ある程度の力を持っている」という認識のもと戦ってくると思うので。
金子:あっと言わせる可能性は?
宮本:あると思います。ただかなり厳しい戦いになるのは間違いないので、最大限の努力が必要になってきます。
金子:本番に向けてクリアしなければならない一番の課題は?
宮本:守備の面で、いい具合にできてる試合とできてない試合があり、その差が激しいことです。ワールドカップ予選のように、何日間か合宿をこなした後の試合というのはお互いの連携がとれていて、いい守備ができるのですが、一度解散してまた集まって、それが今度は違ったメンバーだったりすると、また難しくなります。
金子:宮本選手は顔が変わりましたよね。これは僕の持論なんですけど、男が顔を変えていくというときは、楽しいことでは変わらないと思うのです。辛いことを乗り越えないと。2002年から2005年まで一番辛かったことは?
宮本:それはたくさんありましたね。一番となると・・・、ケガもあったしガンバで試合に出られないときもありました。ジーコ監督のもとで試合に出られるまで時間もかかったし・・・。様々な紆余曲折がありましたね。
金子:「初めてワールドカップに出場する選手」と「経験している選手」とでは違いますか?
宮本:違うと思います。ワールドカップに限らず、何でもそうだと思いますが、やはり経験というものは必ず活かされるものだと思いますから。前回大会に出ているという点では経験がある選手だと言えるんじゃないかな、と思っています。
金子:ワールドカップ本番に向けて不安はありますか?
宮本:不安は、あまり時間がない、ということですね。できれば試合をもう少しこなしておきたいのですが・・・。
金子:ワールドカップ最終予選。振り返ってみて、宮本選手が考えるターニングポイントとなった試合は?
宮本:イラン戦に負けたところですね。チームとしては厳しかったです。中5日で立て直さなければならなかったですし。しかも順位的には下のほうにいる自分たちがバーレーンをホームにむかえ必ず勝たなければならない。そういう点で難しかったです。
金子:ワールドカップ最終予選の最中って寝られました?
宮本:熟睡はあまりしてないですね。考えることが多かったですから。眠れなかったことはなかったけど、深い眠りではなかったですね。
金子:海外でのプレーに関して、今シーズンもちょっと話がありました。宮本選手の中ではまだ生きている話ですか?
宮本:一人の選手としては「やってみたい」という気持ちはありますね。
金子:リーグはこだわらず?
宮本:こだわらずというか、行くにあたってはいろいろな状況を考えて選ばなければならないとは思います。海外でプレーするということはJリーグでは経験できないものもあるんじゃないかなと思ってます。
金子:宮本選手に一番適していると思われるリーグは?
宮本:それは行ってみないとわからないですね(笑)。とにかくレベルの高いゲームをこなしたいという思いはあります。
金子:最後に日本代表のキャプテンとして、ワールドカップ本番で戦ってみたい国は?
宮本:「この国とやりたい」ということよりも、2002年で同じグループリーグに入った国は、いわゆる超一流の国ではありませんでした。2006年には、一流の国と対戦して、最高レベルのゲームを体感したいですね。 |
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金子:昨年は五輪代表としてアテネ五輪に出場しました。あの経験は、阿部選手に何をもたらしましたか?
阿部:いい経験でした。まあ苦い経験でもありますが、その苦い経験を含めていいを経験をしたな、と思ってます。
金子:あの結果(1勝2敗で予選リーグ敗退)というのは予想通り? 予想外?
阿部:もっとやれたと思ってます。あの結果にはみんなも満足いってなかったと思いますし。
金子:世界との差を感じた?
阿部:そうですね。たとえばイタリア戦だと、相手に(アンドレア)ピルロがいて、ボールを繋いでいく上で、彼が本当に基点となってパスをスムーズに繋いでいるんです。僕と同じポジションなんですけど、あれだけ捌けたら僕ももっと違う見え方がするんだろうなと。
金子:その差は手の届く差ですか?
阿部:五輪時点では正直「結構差があるんじゃないか」と思いました。でもそれがちょっとずつでも今の段階で埋まっていればいいなとは思ってます。
金子:ここへきて、代表チームに同じ世代が入ってきました。それはやっぱり嬉しい?
阿部:はい。今まで一緒にやってきたメンバーが入るのは嬉しい気持ちもありますけど、逆にもっと頑張らなきゃ、という悔しい気持ちもあります。
金子:来年6月のドイツワールドカップ。そこでプレーするために、阿部選手のやるべきことは何だと思ってる?
阿部:今の自分に足りないものをどれだけ身につけられるかだと思います。そしてそれを自分の持ち味としてJリーグの試合などでアピールしていくことが大切だと感じています。
金子:今の自分に足りないものといえば?
阿部:球際をもっと激しくしなきゃいけないですし、横だけではなく、いかに前に動かしていくかという部分も課題のひとつですね。
金子:ワールドカップでプレーするというのは阿部選手にとって目標の一つだと思いますが、個人として「海外」でプレーしたい、という思いは?
阿部:サッカーやっているうちは、やはり行ってみたいです。松井(ル・マン)も行ってますし。同世代が海外で活躍する姿を見ていると、自分も刺激になりますし、「へえ、そうなんだ」と指をくわえてみているだけではダメだなという思いはあります。
金子:プレーしてみたい海外リーグは?
阿部:んん・・・難しいですね。今のところは「ヨーロッパ方面」に行きたいな、とだけ思ってます(笑)。 |
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