いよいよ、来年2月に迫ってきたトリノのフィギュアスケート代表の選考試合がスタートした。フィギュアスケートの場合、6戦あるGPシリーズと呼ばれる試合の上位6人で、GPファイナル(12月16日〜18日)を戦う。そして上位3人に出場が内定の可能性が。
それ以外では昨シーズンの成績と今シーズンの全日本選手権(12月23日〜25日)までの成績をそれぞれポイント化して、その合計点で決定することになる。とまぁ、かなり複雑な選考基準で代表選手が決定される。
10月1日にその開幕戦である「ジャパン・インターナショナル・チャレンジ2005」に代表候補の荒川静香、恩田美栄、そして安藤美姫が出場。それぞれが今シーズンの好調ぶりをアピールした。荒川静香は引き締まった体で登場。まさに大人の演技を見せてくれた。
トリノ用に用意した曲はショパンの「幻想交響曲」。久々のオーディエンスの前での演技だったが、自信に溢れたパフォーマンスを見せてくれた。持ち前の正確なジャンプと演技力で2位に。 |
 |
そして、安藤美姫はこれまでにはなかった笑顔という武器で開場を沸かせた。今シーズンは「スマイルを忘れないで、楽しくエンジョイしながら滑りたい」と彼女自身が語っているように、実に楽しげな演技に会場もおおいに沸いていた。
選んだ曲も荒川とは対照的にジャズのスタンダード「マイ・ファニー・バレンタイン」。あえて、4回転ジャンプは見せなかったが、ヘアスタイルも大人っぽく決めて、本人も満足のいく演技を見せてくれた。
順位は3位だったが、いい感触をつかんだようだ。アメリカでの新しい環境とコーチが新しい彼女を作り上げているようだ。
しかし、トリノ出場はたったの3名という狭き門。
上記の表にあるように、荒川、そして安藤のふたりと村主章枝、恩田美栄という素晴らしい選手たちがこれから2ヵ月半にわたって激戦を繰り広げる。まさに熱い冬の到来だ! |