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| 昨シーズン17戦中11勝、表彰台に上ること16回、MotoGPクラス5連覇を達成し、ズバ抜けた強さでモータースポーツ界不動のチャンピオンに君臨するヴァレンティーノ・ロッシ。今季も王者がどんなレースを披露してくれるのか、記録はどこまで伸びるのか、2006年のロードレース最大の見どころは、ヴァレンティーノの活躍に集約されると言っていいだろう。チーム・コンストラクタータイトルの栄冠に輝いたヤマハは、今季もヴァレンティーノ&コーリン・エドワーズとの契約を続行。新型YZR-M1の性能向上に勤しみ、連覇に向けて必勝体制だ。さらに今季のヤマハは、キャメルとスポンサーシップを締結したため、ヴァレンティーノの駆るYZR-M1と着用スーツのグラフィックは、昨季から一転、鮮やかなキャメル・イエローとなった。2月28日、イタリア・ミラノで各国メディアを招いて行なわれたキャメル・ヤマハのセレモニーでは、華々しくそのグラフィックが披露され、ヴァレンティーノも「このニューマシンは美しい!」と絶賛。普段は煙草を好まないヴァレンティーノだが、最も好きなイエローカラーの採用にモチベーションも高まっている。ヴァレンティーノはこの2年間を自身のキャリアの中でも最高のシーズンと振り返る一方、若手ライダーの台頭を指摘。「見応えあるレースになるだろう」と余裕のコメントを残している。いずれにせよロッシ言うところのマシンとの「夫婦のような関係」は揺るぎないものとなりつつあり、今季は史上単独2位となる6連覇、ミック・ドゥーハンの持つシーズン最多12勝の記録更新に期待がかかる。また、ヤマハからは今季よりダンロップタイヤのサポートによるテック3・ヤマハ・チームが参戦。ベテラン、カルロス・チェカがマシンとタイヤの新たな組合せでどんなパフォーマンスを見せてくれるかも楽しみだ。 |
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| 一方、巻き返しを狙うホンダRC艦隊は、チームの大幅な若返りを計ってきた。中でも注目は250cc無敵のチャンピオン、ダニエル・ペドラサがついに最高峰の舞台へ参戦することだ。10代で125ccから2年連続2クラス制覇を達成したペドラサは昨年度、歴代2位となる46.8%の勝率をマーク。20才となった今季は250ccから引き続きレプソル・ホンダの一員としてRC211Vを駆る。ホンダはペドラサのパートナーに昨シーズン、地元アメリカGPで勝利し、ポイントランキング3位に飛躍したニッキー・ヘイデンを擁し、フォルトゥナ・ホンダにもポイントランキング2位で最終戦2連勝を果たしたマルコ・メランドリがいる。かつてロッシと一騎討ちを展開したマックス・ビアッジ、戦歴20年を誇るアレックス・バロスがMotoGPを去ったことはやや寂しいニュースだが、ベテランに代わって登場する20代の若手ライダーのアタックは間違いなく驚異。今季は初めて観る方や女性ファンも盛り上がれること受け合いの白熱のレースが期待できる。 |
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| また、ロッシのライバルと言えば、セテ・ジベルナウを忘れてはいけない。昨季は初戦でロッシに弾き飛ばされて以来不調が続き、7位に後退したジベルナウだが、今季はドゥカティ・マルボロに電撃移籍。オフにはラップタイムを次々更新させ、絶好調をアピールしている。もっとも、今シーズン、ワン・ツーを決める可能性が高いのは11勝の王者ロッシ擁するキャメル・ヤマハであることには違いない。マシンとの相性が上向きのエドワーズも今季は明らかにワン・ツーを目標に掲げている。だが、ドゥカティにも昨季アジアラウンドで2連勝した勝負強いロリス・カピロッシが控えている。オフの合同テストでは、両者とも切れ味鋭い走行を披露しており、イタリア製バイクの底力を印象づけた。シーズン前半で真っ赤なデスモセディッチが表彰台を沸せることになれば、ロッシもうかうかしてはいられなくなる。どのチームがワン・ツーを決めるのかも要チェックだ。そして、今季も参戦する注目の日本人ライダーは、JiRコニカ・ミノルタ・ホンダの玉田誠とカワサキの中野真也。コニカ・ミノルタは白をベースとしたグラフィックに、カワサキはシガレットペーパーメーカー、リズラのスポンサードにより、リズラ・ブルーでの登場となる。昨季は玉田の日本GP3位が最高位だったが、心機一転、ぜひとも勝利を掴んで欲しい。第1戦は3月26、スペインGPからスタートだ! |
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