| ーズンのヨーロッパクラブ王者を決定する2005〜2006UEFAチャンピオンズリーグも、いよいよクライマックスへ向けて、4強が勢ぞろいした。4日に行われた準々決勝の第2戦、ミランVSリヨンではミランがインザーギ、シェフチェンコの世界を代表するストライカーがゴールそろい踏みで、リヨンを圧倒。 |
ミランを先制点と勝ち越し点で準決勝へ導いたインザーギは「気迫でつかんだ勝利だ」と興奮気味に語った。アウエーでの第1戦は0−0。前半を1−1で折り返し、そのままではアウエーゴール数で上回るリヨンが勝ち進むことになったわけだが、後半43分、インザーギとシェフチェンコが本領を発揮! シェフチェンコが左隅を狙った強烈なシュートは左ポストに当たり、また右ポストにもはね返され、ゴール前へこぼれたところをインザーギが右足で押し込んだ。そして、ロスタイムにはシェフチェンコがダメ押しの3点目を。インテルVSビジャレアルでは、ビジャレアルがホームで、ファンの大声援を受け、アルゼンチン代表のリケルメが大活躍を見せて、1−0で逃げ切った。リケルメは安定感抜群のドリブルで相手守備を崩壊させ、絶妙なパスでチャンスを演出、また鋭いシュートでゴールを脅かした。
そして後半13分にはFKから絶妙なボールをゴール前へ送り、アルアバレナのヘディングシュートをアシスト。移籍前に所属したバルセロナでは出場機会に恵まれなかったが、現在はビジャレアルの不動のエースとなった。インテルは昨季に続きベスト8で涙を呑んだ。初出場の伏兵チームに完敗し、マンチーニ監督は「すべて自分の責任。起用する選手を間違え、劣勢を覆す方法を見つけられなかった」と敗戦の弁を語った。シュート数も6対20と圧倒され、GKトルドの好セーブで失点は免れていたが、後半13分にとうとう失点。それが決勝点となったわけだ。5日に行われたのはベンフィカVSバルセロナ、アーセナルVSユヴェントスの2試合。バルセロナはホームでベンフィカを2対0と下して、2試合合計スコアでも2対0でベスト4入り。アウェイでのファーストレグをスコアレスドローとしたバルセロナは、19分にロナウジーニョが待望の先制点。ロナウジーニョにとっては、開始5分のPKを失敗していただけに、名誉挽回のゴールとなった。その後も試合を優位に進めたバルセロナは89分にはエトーがダメ押し弾を加えて、前評判通りの強さを見せつけ、4強入りを決めた。
また、ホームでのファーストレグで2対0と勝利を収めていたアーセナルは、セカンドレグでもユヴェントスにゴールを許さず、終始安定した守備でユーヴェの攻撃を抑え込み、CL新記録となる8試合連続無失点を打ち立てた。ユヴェントスはボール支配率で大きく上回りながらも、得点を挙げることができず、77分にはネドヴェドが2枚目のイエローで退場となり、万事休す。準決勝でバルセロナはミランと、アーセナルはビジャレアルと対戦する。注目はやはり、事実上の決勝戦と目されているミランとバルセロナの戦いだが、バルセロナのライカールト監督はにとっては、現役時代、自身がミランに長年所属して、数々のタイトルを獲得してきただけに、感慨が深げ。もちろん、ミランのアンチェロッティ監督とも元チームメイトだけにさまざまな思いがそこにはあるだろう。ライカールト監督は「非常に強い相手だけに、興味深い試合になる。ミランはここ数年、常にハイレベルなプレーを続けている。ただし、選手時代にも監督になってからも対戦経験はある。ふたつの強豪がしのぎを削るハードな戦いになるだろう」と語った。 |
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