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| フィギュアスケートの荒川静香、テニスのM.シャラポアなど、世界のスポーツシーンは、容姿の美しさと内面的強さを兼ね備えた女性アスリートに注目が集まっている。アスリートとしての活躍はもちろんのこと、そのライフスタイルに至るまで、『輝く女性のお手本』として多くの女性の憧れの的になっているのだ。ビーチバレー界にも、その実力と端麗な容姿で脚光を浴びている女性アスリートがいる。浅尾美和である。キラキラ輝く選手になるようにと、高校時代につけられたあだ名は「キラ」。その名前のとおり、キラキラと輝く瞳が多くのファンを魅了してやまない。全国高校バレーボール選抜優勝大会(春の高校バレー)に2度出場。躍動感あふれるプレーもさることながら、その愛くるしいルックスで「春高のアイドル」として注目された。卒業後、インドアに別れを告げ、活躍の場を灼熱のビーチに求めた。天真爛漫で常にプラス思考である彼女に、ビーチの開放感や、爽やかな風に吹かれながらプレーするそのスタイルは見事にフィットした。ビーチ転向後、国内シリーズ初参戦となるビーチバレージャパンレディースでいきなり3位入賞を果たし、18歳にして早くも大物の片鱗を見せ付けることとなったのだ。2005年より本格的にシリーズ参戦。今年に入ってからもファイテンビーチバレーJBVツアー第2戦の東京大会、続く第3戦の宮崎大会で共に3位入賞を果たすなど好成績を収めている。「さあ、残るは念願の初優勝、そして2008年の北京オリンピックへ」と思いも逸るのだが、まだまだ越えなければならないハードルがたくさんある。ビーチバレーは国際バレーボール連盟主催のワールドツアーのポイントで世界選手権やオリンピックの出場権が与えられる。そのためには世界と対等に戦える力が今以上に必要となってくる。また国内に目を向けても、日本ランキングトップの浦田聖子や、女子ビーチバレー界を牽引してきたベテラン、佐伯美香らが、北京に向けて確実に結果を残している。まだビーチに転向して3年目と経験の浅い浅尾が、その高いハードルを乗り越えていくのは簡単なことではない。浅尾はハードルを乗り越えるために毎日5時間の練習を欠かさないと言う。世界と対等に戦うためには、日々の努力と、そこから培われていく経験を積み重ねていくことしかない。幸いなことに周囲には浦田や佐伯など、ライバルでもあり、世界を数多く経験しているお手本がたくさんいる。彼女達から技術、精神力、経験を学び、それを勝利という形で恩返しが叶ったとき、浅尾はビーチバレーボールの「アイドル」から「女王」として、さらなる輝きを放つことになるだろう。 |
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今季メジャー3戦目となる全米女子オープンは波乱の幕開けとなった。アメリカ東海岸は前の週から雨が続き、ニューポートC.Cでは、大会のほんの数日前までフェアウェイの水溜りでアヒルが泳いでいる有り様だった。そして迎えた初日、雨は降らないまでもバンカーにはまだ水が溜まったままで、コース上は濃い霧に包まれていた。選手はスタートできないままついに順延となり、そのため決勝ラウンドの最終日に36ホールを回ることとなった。この日、早いスタート順だったポーラ・クリーマーは8時間近く待たされることとなった。ゴルフが改めて自然との戦いであることを予感させた。待つことも戦いであり、待つ時間をどう過ごすかがゴルフに必要なテクニックでもある。宮里藍は、この日、昨年予選ラウンドで敗退した雪辱を晴らすことを期していた。4歳からゴルフを始めた宮里にとって全米女子オープンは、子供の頃からの憧れの舞台だった。そして成長し、「全米女子オープンに出場するプロになりたい」という夢は「全米女子オープンで優勝したい」と変わっていた。初挑戦となった昨年はわずかに1打及ばず、決勝ラウンドへは進めなかった。今シーズンからアメリカツアーを活動の場にした宮里はここまでに13試合を戦っていた。4月には6位と5位、2週間ばかり前には今季メジャー2戦目の全米女子プロ選手権で途中までは首位に立ちながらもトップと1打差の3位という好成績をあげて、確実に勢いは上向いていた。そして1stラウンドは昨年と同じ3オーバー。宮里はそれでも「昨年とは気持ちが違う、大丈夫」とコメントした。翌日の2ndラウンドも波に乗り切れずバーディなしのトータル7オーバー。それでも45位タイで予選は通過。宮里の言うとおり昨年とは結果が違った。
決勝ラウンドは、初日が順延となったために3rdラウンドと最終ラウンドの36ホールを1日で回るというハードな戦いとなった。しかもこの日のコースは強風が吹き荒れていた。宮里はそれでも最初の3rdラウンドの18ホールを1アンダーであがり、トータル6アンダーとして順位を一気に14位と押し上げ、残るファイナル18ホールに望みを繋いだ。しかし14番から4連続ボギーを叩いてしまうなど崩れてしまい、トータル14アンダーの28位という結果に終わった。9時間に及ぶ激闘を終えた宮里は「全米女子オープンで優勝したいというのが夢でしたが、それは今、夢から目標に変わりました」と言った。
どんな状況に合っても集中力を絶やさないこと、来年は100%の状態でここに来ますと、夢を目標に変えた宮里藍の気持ちは揺らぐことはない。「我慢、そして楽しむこと」これが彼女の口癖であり勝つことの秘訣なのだろう。 |
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