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亀田興毅がWBA世界ライトフライ級王座に輝いた! 8月2日、横浜アリーナで行われたタイトルマッチで同級2位の亀田が、同級1位のファン・ランダエタ(ベネズエラ)を判定2−1で下し、新王者となった。亀田は19歳にして無敗・12戦12勝(10KO)での世界王座獲得となったのだ。
第1ラウンド終了間際、亀田はランダエタの右フックを浴び、プロ初のダウンを喫する苦しい展開に。ランダエタは、ベテランらしい老獪なテクニックで亀田を翻ろうし続け、着実にポイントを稼いでいった。しかし、亀田は若さとスタミナにものを言わせ、終始前へと出続ける積極的なボクシングで反撃した。そして、中盤以降は、序盤に打ち込んだボディーブローの効果を得て、攻勢に。 しかし、終盤戦はランダエダが意外なほどのスタミナを見せ、真っ向勝負を選んだ亀田のスタミナを奪い、棒立ち、そしてクリンチの連続を誘った。見た目は一方的な展開となったが、意外にランダエタの有効打は少なかった。
そして試合は12ラウンドでは決着せず判定へ。そして、2−1でチャンピオンベルトは亀田の腰に巻かれることとなった。判定結果は非常にきわどいもので、今後の大きな課題を浮き彫りにしたが、勝利は勝利、まちがいなく亀田興毅は世界チャンピオンとなった。
試合後、亀田は、19歳の普通の少年、いや、子供に戻ったように、涙を流しながら声を震わせ「オヤジのボクシングが、世界に通用すると証明できて良かった……。ベルトはオヤジにプレゼントします。オヤジ、ありがとう!」と、父親の史郎さんへの感謝とともにリング上で歓喜の抱擁を交わした。
判定の瞬間は自分の勝利が信じられないといった表情を見せた亀田自身も「不細工な試合をしてすんません。緊張からか、地に足が着いてなかった」と、自分自身を振り返った。そして、試合翌日の記者会見では「ダウンはおれ流のサプライズや。3階級制覇が目標だし、次につながる」と笑顔。判定に対する批判の声は「何でも言うたらええよ。次はもっともっと進化した姿を見せる。豪快にKOするよ」と自信たっぷりに語った。
敗れたランダエタは「おもちゃを取られた子供のように悲しかった。判定がおかしかったのは報道陣の皆さんが伝えてください」と語った。
TBS系で生中継されたこの試合の平均視聴率は42.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、プロボクシングで史上2番目の高さとなった。瞬間最高視聴率は、試合終了後に判定結果が出た際の52.9%だった。ちなみに平均視聴率の1位は78年5月に行われた「WBA世界Jフライ級タイトルマッチ 具志堅用高×ハイメ・リオス」の43.2%。
まさに、ヒーロー亀田興毅への関心の高さを表す結果となった。と同時に今後の亀田への注目度はますますあがりそうだ。 |
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