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| 昨年は世界選手権の衝撃が日本を襲ったバスケット界。その影響もあってかJBLスーパーリーグは異常気象が続いている。1シーズン4回総当たりのレギュラーシーズンを終えれば、いよいよ3月からプレーオフが始まるわけだが、プレーオフ出場権を得る上位4チームの顔ぶれが大きく変わりそうな気配なのだ。昨季プレーオフ進出を決めたのはトヨタ、オーエスジー、東芝、日立。うち2月1日現在で上位4チームに名を列ねるのは昨年度優勝のトヨタ自動車のみ! 後半戦開始から4連勝と勢いに乗る三菱電気がプレーオフへ向けてひた走っている。一方、昨シーズン2位だったオーエスジーは川村卓也が常時30得点の活躍で奮闘するが、外国人の放出により苦戦のシーズン。前々回の覇者である東芝にも陰りが見え、日本の指令塔・五十嵐圭率いる日立もオールジャパン(全日本選手権)で慶応大学に敗れるなど勢いに乗れていない。だが、今季のレギュラーシーズンは、1戦1戦の勝敗が接戦づくめ。1位から7位までどのチームも得点差が拮抗しているのが特徴だ。連敗せず、連勝を重ねることで下位チームにもプレーオフ出場のチャンスは出てくるかもしれない。 |
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| 今シーズンの注目は三菱電気メルコドルフィンズの躍進と、「古豪松下」として知られるパナソニックスーパーカンガルーズの復活だ。三菱電機は1950年に発足した歴史あるチームながら、ここ最近は低迷していた。だが、華麗なダンクも魅力の松島ウォルターブラウンに加え、センターのロン・ヘールが昨シーズンのケガから完全復帰。その上、オーエスジーから大物外国人ジェラルド・ハニーカットを獲得した。このアメリカ出身トリオによる強烈なインサイドは他チームにとって脅威。そして外角には50%以上の3ポイント成功率を誇る梶山信吾やゲームメイク力に長けるPG柏倉。内角と外角のメリハリの効いた攻撃は、分かっていてもなかなか止められないものだ。国内リーグが誕生した時の初代チャンピオンでもあるパナソニックは、永山キャプテンのもと新体制を敷いた。オーエスジーから加入したダンクコンテスト優勝者“エース”ことエイドリアン・カスタス、オーストリアリーグからやってきたドイツ人ティロ・キレット、日本を代表するビッグマン青野文彦によるフロントラインは迫力満点。昨季最下位から一気に優勝を目論んでいる。優勝争いに絡んできた伝統の2チーム。何かドラマを起こしてくれそうだ。 |
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| とはいえ、優勝候補の筆頭を挙げるとするなら、それは王者トヨタ自動車になるだろう。1月のオールジャパンでは、ベテラン佐古賢一率いるアイシン・ホークスが決勝に進出。リーグ後半戦に向けて立て直してきたかに見えたが、結局、オールジャパンはトヨタがアイシンを大差で破り初優勝を果たした。なんといってもトヨタの選手層の厚さは随一だ。チームを牽引する渡邉拓馬は今がまさに旬のエース。スタメンにはアメリカ人ながらドイツリーグで成長を遂げたルイス・キャンベル、元NBAピストンズの選手でもあるチャールズ・オバノン、ベテランの域に達しながらも高い身体能力を発揮する高橋マイケルら、屈指のタレントを擁している。さらにバックアップにはPG半田圭史、期待の成長株・桜井良太、シューター折茂武彦、人気No.1センター古田悟という充実ぶり。他チームであればエース格の選手ばかりだ。短期決戦に強く、息切れの心配もなく、ケガ人が出ても乗り切れるのがトヨタの強みと言える。トヨタがファイナル連覇を果たすのか、三菱をはじめとする他チームがその牙城を崩すのか。スーパーリーグは最後まで目の離せない戦いが続く! |
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