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| 今シーズンの最大の見所は、シューマッハが引退した後のF1を誰が牽引していくのかに尽きる。その1番手が昨年まで2年連続して年間チャンピオンになった弱冠25歳のフェルナンド・アロンソ。史上最年少でチャンピオンになったアロンソは、昨年までのマシン作りに定評のあるルノーから、名門ながら近年マシンの熟成度が低いマクラーレン・メルセデスにステアリングを持ち替え、新シーズンを迎える。ここ2年間の彼の成績がマシンによるものなのか、それとも彼の実力なのか? まさに真価が問われる年となる。このアロンソのライバルになるであろうドライバーが、昨年までマクラーレン・メルセデスに乗っていたミカ・ハッキネン。今年からシューマッハの引退で空席となったフェラーリのシートでドライブする。昨年こそなりを潜めたが一昨年は圧倒的な速さでアロンソと優勝争いをくり広げたハッキネンが、赤い跳ね馬を駆ってアロンソの3年連続チャンピオンを阻めるか? 今シーズンはこの2人のバトルが何度となく拝めそうだ。 |
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| 今年のF1には、トヨタ、ホンダ、そしてホンダのエンジンを積むスーパーアグリの3つの日本のチームがエントリーしている。さすがのトヨタも参戦歴の短いF1の世界ではホンダの後塵を拝している。昨年ホンダが14年ぶりに優勝したのに対して、参戦6年目を迎えるトヨタはまだF1未勝利のままだ。今年はホームサーキットとも言える富士スピードウェイでの開催もあるだけに、必勝を期してシーズンに臨むはずだ。またこのトヨタは今年から名門ウィリアムズにエンジンを供給することになっていてこちらも注目だ。一方のホンダもエンジンメーカーとして参加した80年代のような強さは微塵も感じられない。アイルトン・セナとアラン・プロストという2人の天才ドライバーを擁し、年間16戦中15勝をあげた88年をはじめ、圧倒的な強さを誇ったホンダの復活が望まれている。そしてもうひとつ、忘れてはいけない日本のチームがスーパーアグリだ。昨年、紆余曲折あって誕生した純日本チームで、資金繰りが安定せず11チーム中最下位に終わった。今年も昨年同様苦戦が予想されるが、ひとつでも上を目指してチャレンジしている姿に日本人としては応援を惜しむわけにはいかない。そして現在ただ1人の日本人F1ドライバー佐藤琢磨も昨年に引き続きこのチームでドライブする。昨年の最高位は10位。この成績をひとつでも上回ることが今年の目標になるはずだ。 |
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| そしてもう一つ注目したいのが、日本グランプリが開催されるサーキットが今年から富士スピードウェイに移ったことだ。この富士スピードウェイにはF1の苦い思い出がある。1977年日本クランプリが開催された際、第1コーナーを曲がりきれなかったマシンが観客席に飛び込み、観客2名が死亡する事故があったのだ。以来富士スピードウェイではF1は開催されず、代わって20年に渡って鈴鹿サーキットが日本グランプリの会場となってきた。その富士スピードウェイのF1開催が約30年ぶりに復活。全面改装が施され、近代的なサーキットに生まれ変わった富士スピードウェイで、感動のレースが見られることを期待したい。 |
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