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| 癖のある関西弁で堂々物を言い、時に型破りな発言も少なくない。ファッションにもこだわり、リング上でカラオケを熱唱する。遠慮や躊躇することなく勝利を宣言し、実際に言葉通りの勝利を収める。有言実行を絵に描いたような若者たち。今までのボクサーの基準から考えれば完全に規格外の存在が亀田三兄弟だ。人々はそのワイルドな魅力を持つ彼らに魅了されている。 |
| 亀田三兄弟の長男、亀田興毅20歳。現在WBA世界フライ級第1位かつWBC世界フライ級第3位。プロデビュー以来ここまで14戦全勝だ。昨年8月2日に一旦はライトフライ級の世界チャンピオンになったが、12月に行われた防衛戦に快勝すると、これを返上し、ライト級に階級を変更して二階級制覇を目指している。WBAチャンピオンに挑戦したタイトルマッチでの八百長疑惑、その強さの真偽を問う声も、結局全て話題づくりになってしまったようだ。3月24日に行われたWBC世界フライ級第12位のモラレスとの対戦は、ノンタイトルマッチながらプライムタイムで放送され、同時刻に中継放送されたサッカー日本代表戦が平均視聴率13.7%だったのに対し、亀田−モラリス戦は平均16.2%を記録し、人気の高さを証明した形となった。次回の試合はまだ決まっていないが、年内のライト級世界タイトル奪取が現在の目標だ。 |
| 次男大毅。1989年生まれの大毅は現在18歳。3月23日に発表されたランキングで日本フライ級2位にランクされた。アマチュア時代15歳で日本一になった大毅はプロに転向後現在8戦8勝。いずれも海外のボクサーを相手にした試合であり、試合方法に不備が指摘されたためにランキング入りが見送られてきたが、今回念願のランキング入りとなった。だが世界を目指す亀田家にとって日本ランキングは単なる通過点だ。一日も早い世界挑戦を期待したい。4月30日に静岡でフィリピンフライ級10位クリストファ−・ボラとの対戦が決まっている。ここでも試合後のカラオケのパフォーマンスはきっと期待できるだろう。 |
三男和毅。15歳の和毅は北京オリンピックを目指す予定だったが、年齢制限によって出場できないことが分かり、プロボクサーとしての道に専念することになったばかりだ。3月24日には前座として公開スパーリングを行い、プロボクサーとしてデビューを果たした。プロテストを受けることが可能となる17歳までは海外でトレーニングを積むことが発表され、既に渡米しているが、今後の予定はまだ未定だ。
そして三兄弟を育て、魅力を引き出すのが父、史郎氏だ。彼らのよき指導者であり、トレーナーであり、よき理解者である彼は、常に三兄弟の傍に立ち彼らをサポートしている。元ボクサーらしく血の気の多いことでも有名だが、それもまたこの一家の魅力のひとつだろう。
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