福原愛というより、愛ちゃんという方が馴染みが深い。4歳の頃から天才卓球少女として、スポーツファンばかりかお茶の間でも人気者となった彼女。その愛ちゃんも18歳。この春高校を卒業して早稲田大学に進学した。今回の世界選手権は福原にとって5回目の出場となる。これまで4回の挑戦では、2006年大会で女子団体銅メダルに貢献したものの、個人の成績では15歳で初出場した2003年シングルスベスト8、女子ダブルスでも2005年大会でのベスト8に止まっている。だが今回は女子シングルスの世界ランキングで自己最高位の11位(2007年3月現在)までのぼり、これまで以上の活躍が期待できる。2004年のアテネオリンピックでは、女子シングルスでベスト16と活躍したが、この成績で満足しない福原は更なる飛躍を目指し、翌年から世界最高峰といわれる中国スーパーリーグ(超級リーグ)に参戦した。2年間に渡るスーパーリーグ参戦で、テクニックを磨き、パワーとフィジカル面をレベルアップさせ、メンタル的にも強くなった福原が世界に挑戦する。その姿を見ることができる絶好の機会がこの世界選手権だ。
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女子選手にはもう1人注目してほしい選手がいる。今年1月に行われた全日本選手権で並居る強豪選手を打ち破り、ベスト4入りを果たした石川佳純だ。この時彼女は13歳11ヶ月。福原愛の記録を抜く最年少記録となった。小学校1年生の時に卓球を始めた石川が注目されたのは、小学校6年で出場した2005年の全日本選手権。この大会で石川は高校生選手、大学生選手を連破して“愛ちゃん2世”として脚光を浴びた。小学生がこの大会で勝利するのは福原愛以来の快挙だったのだ。昨年は世界ジュニア選手権やアジア選手権など国際舞台にも出場した。今回の世界選手権ではミックスダブルスに出場。左利きのフォアハンドを武器に世界に挑戦する。 |