群雄割拠する女子勝者は神のみぞ知る ジュスティーヌ・エナン・アーデン
今年の注目選手の1人は世界ランキングの1位のジュスティーヌ・エナン。通算32勝、四大大会でも既に5勝していて、現在のテニス界ではウィリアムズ姉妹に変わらぬ実績を持つ。四大大会では唯一ウィンブルドンで優勝したことがなく、昨年も決勝で逆転負けを喫している彼女にとって今年は優勝のチャンスと言えるだろう。
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4年の時を経て復活したかつての女王
ヒンギスは人生の楽しみ方を見つけた
2006年1月、かつて最強を誇ったテニス界の女王、マルチナ・ヒンギスがおよそ4年ぶりにコートに戻ってきた。
「テニスがない私の人生はむなしかった」とヒンギスは復帰直後の記者会見で語った。
若くして世界チャンピオンとなったヒンギスは、巧みなストロークと疲れを知らないランニング、そしてゲームコントロールで、一時代を築いた。だがその時代が移り変わるのは早かった。リンゼイ・ダベンポートやウィリアムズ姉妹ら、パワーとスピードを売り物にする選手たちが台頭したからである。ヒンギスは彼女らのパワーテニスの挑戦を真っ向から受け、戦い敗れ去った。十代半ばからトップレベルで戦い続けた肉体も悲鳴を上げていた。そして2002年、満身創痍となったヒンギスは引退を決意した。その時彼女は22歳。若過ぎる引退だった。
4年を経てコートに立ったヒンギスは、そうしたプレッシャーやストレスから開放されて、テニスを楽しむことができるようになったのだ。
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