女子バレーボールのワールドグランプリが、8月3日に幕を開ける。世界の12カ国が3つのプールに分かれて予選グループ9試合を
戦い、6カ国が決勝ラウンド(中国・寧波)に進出。日本は東京(8月3〜5日、8月10〜12日)と大阪(8月17〜19日)の予選グループで、キューバやブラジル、ロシアといった強豪国と対戦する。
柳本晶一監督が率いる全日本は、V・プレ
ミアリーグが終了した4月に始動。来年の北
京五輪を見据えた登録メンバー22名が発表
された。中でも注目を集めるのが“メグカナ”
の“メグ”こと栗原恵(パイオニア)だ。
昨年も全日本に召集されたが、左足の故
障(有痛性分裂種子骨障害)で途中離脱。
約半年間のリハビリ生活を余儀なくされた。
それでも、今年のV・プレミアリーグでは、持ち
味のシャープなスパイクと強烈なジャンプサ
ーブを武器に活躍。連覇こそ逃したが、2年
連続のサーブ賞を受賞した。全日本での完
全復活も近く、6月のボリス・エリツィン杯でも
決定力の高さを発揮した。
一方、“カナ”こと大山加奈(東レ)は、ま
だ万全ではないようだ。持病の腰痛と右肩
痛などで、今年のV・プレミアリーグはほとん
ど欠場。5月の黒鷲旗全日本男女選抜大会
こそコートに立ったものの、スタミナ面に課題
を残した。ワールドグランプリには登録された
が、ボリス・エリツィン杯は故障のため見送ら
れた。
柳本ジャパンの命運を握る両エースの復活。
だが、2007年の照準は、上位3カ国に北京
五輪の出場権が与えられる11月のワールド
カップだ。ワールドグランプリは、あくまでも前
哨戦。秋には2人の笑顔がそろって見られる
ことを、ファンも心待ちにしている。 |