
−遅くなりましたけど、得点王おめでとうございます。21点は毎試合平均1点ずつの計算ですごいですね。
「ありがとうございます。たまたま他に21点以上入れた選手がいなかっただけです。1試合1点ずつこつこつと取って得点王になることができました。みんなが僕に取らせてくれた1点ずつが積み重なったんだと思います」
−シーズン前に自分が得点王になることを想像していましたか?
「僕自身もそうですし、日本中探しても僕が得点王になるなんて考えた人はいないと思います(笑)。残念ながらチームは4位という結果でシーズンを終えてしまいましたが個人では得点王という名誉なタイトルを取ることができました。たくさんの人からお祝いの言葉を頂き、あらためてたくさんの人に支えてもらっていたんだなぁと実感しました」
−ゴールを決めるコツは何だと思いますか?
「シュートを打つ瞬間に冷静さを保ちボールを良く見てゴールへ流し込めるかどうかが、点を取れるか取れないかの境目だと思います。またサッカーと違ってゴールが小さいので、思ったところにセンチ単位で蹴れる精度が必要です。3センチずれたら、ポストにあたって跳ね返ってくるわけですから」

−シーズンを振り返ってください。
「このチームで3年やってきて、色々な皆さんの協力でFリーグへの加盟が実現して、自分がそのピッチに立てるって凄いなと思っています。ウチのチームは以前から実力も人気もあるチームでしたが、Fリーグになってよりたくさんのお客さんが来てくれてやりがいもあります」
−今年はどうですか?
「2年目は個人タイトルと言うよりも、とにかく優勝です。充分に優勝を狙えるメンバーも揃いましたし今年は本気で狙っています」
−去年以上の手応えがありそうですね。
「もちろんです。今年はバイアーノが監督になって2年目で、彼が『2年目の優勝』という目標を掲げていた意味が最近僕も分かってきたし、皆もそれを意識して厳しい練習ができています」 |

−4月の代表候補の合宿には参加しながら、アジア選手権(5月11日〜17日・タイ)のメンバーに残れなかったんですね?
「今年選ばれなかったらいつ選ばれるんだ、とは思いますけど、全く手の届かない差ではなかったですよ。アジア選手権が終わって10月のワールドカップの時には選ばれるようにトレーニングをしています。その間にFリーグもありますし、今やっているトレーニングでもワールドカップのことも頭の片隅においています」
−差はどこにあったと思いますか?
「やっぱり経験ですね。今回は選ばれませんでしたけど、チームが優勝争いをしていく中で、自分らしさを出し続けることができれば、あいつはなんで(日本)代表に呼ばれないの?ってなると思うんです。アジア選手権が終わったら10月にはワールドカップがあります。いつ呼ばれてもいいように、準備はしています」

−最後に横江選手から見たFリーグの魅力を教えてください。
「昨年、興味本位で観に来てくれて、そのまま観続けてくれた人もいると思うんです。でも逆にチケットを買って試合を観て、こんなのかって思っちゃった人もいると思うんです。そこは僕たちがもっとレベルアップして、お客さんを呼べる力を付けなくちゃいけないと思っています。フットサルはゴールがたくさん生まれる試合もありますし、逆に40分間、点がほとんど入らない緊迫感のある面白さもあります。また、質の高いサッカーなので、狭いピッチで攻守の切り替えが早くて、頻繁に選手も入れ替わって、ホントに目の離せないスポーツです。ぜひ一度観に来てください。一度観てもらって、どこかのチームとか選手に肩入れして応援してもらえればいいと思います」
<プロフィール>
子供の頃からサッカーを始め、大学進学をきっかけにフットサルに転向。当時関東リーグだったGALO FC東京に入団して同チームの地域チャンピオンズリーグ準優勝に貢献した。2005年屈指の強豪、カスカヴェウ(ASVペスカドーラ町田の前身)に移籍し攻撃の中心として活躍している。またアマチュアプレーヤーである彼は、プレーと並行してフットサルステージ多摩でフロント業務に従事している。 |