不安のために「スタートの時はすごく緊張していました」と明かすが、その後は「パッティングが凄く良かったので、上位でやれるな」と手応えを掴み、後半は「絶対にボギーは打たない」と強く心に誓い、自分自身との戦いだと言わんばかりに、ライバルを寄せ付けない独走で駆け抜けた。
10歳で父の勧めで坂田塾東海校に入門し、ゴルフを全く知らなかった少女のゴルフ人生がスタートした。毎日休みなしで午後6時から10時まで、球拾いや打席の掃除などの雑用もしながら練習をした。東北高校(宮城県)に進学すると、2学年上の先輩・宮里藍と出会って強い影響を受けた。プロゴルファーを目指すきっかけを与えてくれたのは、共に部活でプレーしている彼女の活躍だった。高校3年の宮里がミヤギテレビ杯で優勝する姿を目の前で見て、「自分にも遠い話ではないのかも」とプロを目指すようになった。
NEC軽井沢72ゴルフトーナメントに続く優勝を惜しくも逃したヨネックスレディス(8月29日〜31日)では、「自分に自信をもって堂々とプレーができたし、2勝目をあげることが大事だと思っていたので、勝ちたかったのですが」と2位で終えたことを悔しがった。クールなデザインのウェアを見事に着こなしプレーする姿が、強く印象に残る原。彼女が尊敬する先輩の宮里と共にラウンドするのは日本か海外か。その日に見せてくれる笑顔は最高のものになるに違いない。
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