笠りつ子(TKUテレビ熊本)は、今年5月に行われた国内女子ツアー第8戦クリスタルガイザーレディス ゴールデンスペシャルで、初日から2日目まで首位をキープして一躍脚光を浴びた。プロゴルファーにしてはスレンダーな体型から繰り出される、大胆でダイナミックなプレーが特徴だ。
シード権なしで臨んだクリスタルガイザーレディス初日、プロ3年目にして初めて首位に立った笠は、7バーディー、ノーボギーの65でまわり、コースレコードタイと自己ベストをマーク。大舞台でものびのびとプレーする新たなスター候補の登場に世間が注目し始めた。
不動裕理、古閑美保、上田桃子らと同郷の熊本県で生まれた笠は、父親がコーチとして参加していた坂田信弘プロが塾長を務める坂田ジュニアゴルフ塾に9歳で入門。同世代には今シーズン、アメリカツアーに出場している上田がいて、九州東海第二高校でも一緒にプレーした。坂田塾で基礎を叩き込まれ、英才教育を受けた笠は中学2年生時に九州ジュニアゴルフ選手権を制し、高校1年生時には九州女子アマゴルフ選手権で当時の最年少優勝を果たすなど、ジュニア時代から実績を重ねて2006年にプロテストに一発合格を果たす。 これまでのプロとしての最高の成績は、2007年にアコーディア・ゴルフレディスでマークした6位だった。昨年オフには同じマネジメント会社に所属する谷原秀人プロとグアムで合同合宿を行い、プロゴルファーとしての心構えを一喝された。谷原に全てを否定された笠は、プロとしての意識を見直し、目の色を変えた。
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