末昼の視聴率10%以上、使用モデルのクラブの売り上げ75億円、CMでも明るい笑顔を提供してくれた「藍ちゃん」こと宮里藍(サントリー)は、まさに2004年の女子ゴルフ人気の立役者だった。
沖縄に生まれ、父と二人の兄の影響でゴルフを始めた宮里は、すでに小学1年生の時にコースを経験。後にプロで活躍する兄・優作が東北福祉大学にいたことから東北高校へ進学すると、高校3年時、ミヤギテレビ杯ダンロップで、アマチュアとしては30年ぶりにツアー優勝を飾る。この快挙で1年間のシード権を得られることを機に、宮里はプロへ転向。史上初の女子高生プロゴルファーとなり一躍脚光を浴びるが、その「タダならぬ」実力をプロ1年目の今季から見せつけてくれた。プロ初戦のダイキン・オーキッドでいきなり優勝すると、サントリー・レディス、マスターズなど立て続けに勝利し、終わってみれば通算5勝、10代初の1億円プレーヤーという輝かしい成績である。しかも、11月末に行なわれたリコーカップ(LPGAツアーチャンピオンシップ)では、3冠女王・不動裕理と同組で賞金女王争いを演じ、最終戦では「1位をキープし不動と7打差をつければ賞金女王」というシビレる展開。4番ホールでは神がかり的なイーグルを決め、まさかまさかの5打差まで不動を苦しめた。結果的には不動が貫禄の逆転Vで5年連続賞金女王に輝いたが、最後の最後までファンを釘付けにする辺りは、やはりスーパーヒロインの証拠(!)来季の藍ちゃんは早くも2月24日からのANZレディースマスターズ(オーストラリア)に遠征し、南アフリカでの団体戦ワールドカップにも出場予定。3月のメジャー大会であるクラフト・ナビスコ選手権や6月の全米女子オープンの出場権も獲得しているだけに、世界を舞台にアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)ら超一流プレーヤーとの熱戦が期待される!
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