月に行なわれた全英オープンは、メジャー2年目のマリア・シャラポワ(ロシア)がセリーナ・ウィリアムス(アメリカ)をストレートで破り、4大大会初優勝。昨年からCM出演や2月に行なわれた東レ・パンパシフィックでの来日で、その美貌が脚光を浴びたテニス界のアイドルは、あっという間にトッププレイヤーへと進化した。なにせ東レ・パンパシの時点ではまだ世界ランク32位。美女対決として話題となったダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)に2回戦で破れる内容だったのだ。これからが期待の新星という見方が大半だった17才。それがウィンブルドンで次々と強敵を打ち負かし、準決勝ではリンゼイ・ダベンポート相手に2-6、7-6、6-1の逆転勝ち。MAX165キロのサーブとパワフルなフォアハンドで激戦を制すと、決勝のセリーナ戦も圧倒的な試合運びを披露する。183cmの長身から繰り出されるサーブには、抜群の身体能力を誇るセリーナも思わず苦笑い。勝利の瞬間コートに座り込んで喜びを噛み締めるシャラポワを素直に祝福するしかなかったのである。美しさに加え強さを証明したシャラポワは、その後、有明でのジャパン・オープンで9000人の観客を集めて優勝するとWTA最終ツアーでも再びセリーナを破って優勝。世界ランクも4位へと驚異的に躍進し、今オフもキャノンと全世界でのCM契約を果たすなど、ますますフィーバーぶりが過熱しそうな気配だ。でも、そんな彼女も、実は父親の発言がきっかけで同じロシアのアナスタシア・ミスキナと犬猿の仲に(!)世界ランク15位中7人がロシア勢という女子テニス界、来年は嫉妬心にも火がついて、もっと激しい試合が展開されそう!?
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