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ボールパークに様変わりした東京ドーム
先日、東京ドームでメジャーリーグが開幕しました。去年のワールドチャンピオンのレッドソックス対アスレチックス戦を私も観戦してきました。日本の野球ファンだけでなく、外国人のファンが非常に多く来場していることに、まずビックリ。「B」や「A’s」と書かれたキャップに、パーカー姿、Tシャツ姿の方がたくさん。外国の方が着ると、あのキャップもパーカーもなんて素敵なんでしょう! ホットドッグを食べる仕草もかっこいい! 不思議なものです。日本のファンがダメ、とかいうのではなく、ともかく純粋にカッコいい。キマっています。

また、応援スタイルも違います。外野で太鼓などの鳴り物を使い大きな旗を振る日本と、鳴り物は使わず、音楽、特に決まった曲で盛り上げ、選手の名前を声を合わせて呼ぶ、そして、攻撃中は比較的静かというメジャーリーグ。音楽を使うからでしょうか? 球場全体により一体感が増すんです。誰ひとり“おいてけぼり感”がないというか…、野球が詳しく分からなくても楽しめるんですね。あの日の東京ドームは、一気にメジャーリーグのボールパークに様変わりしたようでした。
いつか訪れたい憧れのフェンウェイパーク
私には、憧れのいつか行ってみたいメジャーリーグの球場があります。それが、ボストンレッドソックスの本拠地、フェンウェイパーク。
『2番目のキス』という映画をご存じですか?この映画に出てくる彼は、おじいちゃんの代から続く熱狂的なレッドソックスファン。その彼女は、彼についていくために必死にレッドソックスについて勉強を始めます。彼にとっては、自分の存在よりもレッドソックスが一番だから。でも、キャリアウーマンである自分の昇進チャンスが迫っている中、自分に振り向いてもらうために行動すること、また、彼と一緒に球場に行くことがだんだん億劫になってしまって…。というラブコメディ。ストーリー自体にも引き込まれるのですが、そこここに、野球ファンの心理がちりばめられていて、“野球好き”というだけで見ても、大変面白い映画です。ここで出てくる、グリーンモンスター*1、ポップコーンを売る人の独特の呼び込み調子、みんなで歌う♪スイートキャロライン*2…。私の、フェンウェイパークへの憧れは大きくなりました。

だからこそ、日本でのメジャー開幕、しかもレッドソックスが来てくれたことには大変感激! 東京ドームでは、アスレチックスのホームゲームなのに、♪スイートキャロラインも流れましたし! 本場でメジャーリーグを見たいという願望も、より強くなりました。
*1 グリーンモンスター ホームからフェンスまでの距離がライト側に比べてレフト側の極端に短いフェンウェイパークは、レフト側のフェンスが高さ約11mと高くなってホームランを阻んでいて、緑に塗られているためにこの名前がある。
*2 スイートキャロライン フェンウェイパークでは、60年代後半から80年代活躍したニール・ダイヤモンドのスイートキャロラインが、8回の裏のレッドソックスの攻撃の前に場内に流され、レッドソックスファンが合唱する。
父と訪れた広島市民球場が今年限りです
日本の球場でも、今季中に必ず行っておきたいところがあります。それは、私の地元に程近いところにある「広島市民球場」。2009年3月31日をもって、閉場するのです。幼いころの私は野球観戦とほとんど縁がなく、通っていた中学高校だって球場の近くにあったものの、足が向くこともなく…。

しかし、一度だけ、野球好きの父に、中学生の時に連れて行ってもらったことは鮮明に覚えています。お世辞にも奇麗とは言えない球場、男の人の多さ、そんなことに若干圧倒されながらも、父と妹と一緒に外野の席に座り、横では、ファンの立ったり座ったりの独特の応援、そして「ラジオを聞きながら観てると、よくわかって面白いぞ」と言う父の携帯ラジオを耳に観戦していると、なんとも言えない楽しさと、観戦できているという優越感が体中いっぱいになったのを覚えています。

そんな、私の中での野球観戦初めての思い出の地が、別の場所への新球場建設で今年で最後を迎えるんです。新しい球場は天然芝になるようで、これもまた楽しみですが、最後の広島市民球場での野球を目に焼き付けてこようと思っています。風物詩といってもいい夕凪を特に体感できる、夏に行こうかな?
新保 友映 (しんぼ ともえ) ニッポン放送アナウンサー
1980年5月20日生まれ 山口県出身
星座:牡牛座 血液型:O型
“ハンカチ王子”こと早稲田大学の斎藤佑樹投手のレポーターとして、
メディアの中でも群を抜いた取材力に定評がある。
絶対音感の持ち主で特技はピアノ。

<担当番組>
「ニッポン放送ショウアップナイター」 火曜〜土曜 夕方5:30〜野球中継終了まで
「ニッポン放送ショウアップナイターハイライト」 火曜〜土曜 野球中継終了後〜午後9:30まで
早稲田大学・斎藤佑樹投手を中心として東京六大学の番組などを担当
 
 

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