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現在、国内組を中心にメンバー構成されているオシムジャパンだが、いつ海外組が召集されるのか、また、その絶対的な中心選手であろう中村俊輔がいつオシムジャパンと合体するのかがファンとしては最も気になるところである。
俊輔はスコットランドリーグのセルティックでレギュラーポジションを獲得し、リーグ戦はもちろん、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもその存在感を世界に向けて大きくアピールしている。9月26日に行われた、そのCL1次リーグ第2節ではF組のセルティックはコペンハーゲン(デンマーク)とホームで対戦。俊輔が奪ったPKからの決勝点で1−0で勝利し、今季2戦目で初勝利を飾った。俊輔はディフェンス優先のコペンハーゲンを翻弄する、ファンタジーあふれる個人技を見せつけた。
PKを獲得した瞬間を「横から見ると当たっていないようにも見えるかもしれないけど、もつれて倒れた感じ。狙ったわけじゃないです」と、俊輔自身もそう振り返るほど微妙な判定。
9月13日のマンチェスターユナイテッド戦では、CL日本人初ゴールという歴史を刻んだ。そのことが現在の俊輔の自信たっぷりのプレー振りにも表れているようだ。「勝った時ほど、いろいろ考えなきゃ成長しないと思います」というコメントには、余裕すら感じるほどである。
俊輔が活躍すればするほど、オシムジャパンへの合流が待ち望まれるところ。現在、国内組、そして若手中心のチームづくりを目指しているオシム監督だが、時が来れば海外経験が豊かな選手たちを招集し始めるはずである。その海外組選手の筆頭となるのは俊輔に他ならない。フリーキックをはじめとするファンタジーあふれるプレーは、いかにハードコンタクト、そして走り続けるサッカーを求めるオシム監督にしても、ぜひとも欲しいところだ。もちろん、今後、90分間走り続ける体力、そしてハードコンタクトに負けない体力と気力を養うことは大事だが、今の俊輔にしてみれば、体力面、そして気力面の充実振りを見る限り、オシムの求めるハードワークはそれほど難しいことではないだろう。
今の若い日本代表に最も足りないのは、海外、つまりアウェーでの真剣勝負の経験である。もちろん、2010年に向けて、これからそういった試合を組んで行けばいいのだろうが、そう一朝一夕に経験は積むことは出来ない。そう考えると、俊輔をはじめとした海外組の存在は大きいはずだ。
そして、これは余談だが、今季のCLでのセルティック戦はスカイパーフェクTVとフジテレビが全試合を網羅! その上、俊輔の動きだけを徹底的にマークする「俊輔カメラ」を設置、撮影して日本のファンに届けてくれるのだ。
UEFAチャンピオンズリーグとは?
UEFAチャンピオンズリーグはUEFAが主催する最も権威あるクラブ大会。55〜56シーズンに欧州チャンピオンズカップとして創設されたが、92年に大会方式と名称が現在の形に変更された。チャンピオンズリーグになって最も成功を収めているのは、3度の優勝を誇るスペインのレアルマドリッド。チャンピオンズカップ時代を含めた優勝回数も9回で最多だ。マドリッドの後には、6回のイタリアのミラン、5回で現王者のイングランドのリバプールFCが続く。出場権は、ヨーロッパ各国の国内リーグの優勝チームと上位のチームに与えられる。各国の出場チーム数や出場段階は、UEFAの定める国別ランキングで決まる。92〜93シーズンに始まって以来、チャンピオンズリーグは総当たりのリーグ戦と伝統的なトーナメント戦を組み合わせながら発展してきた。03〜04シーズンには、現行の大会方式を導入。計3回の予選の後、32チームが各組に4チーム、8グループに分かれてグループリーグを行う形になった。各グループの1位と2位は決勝トーナメントへ進出。3位の8チームはUEFAカップ3回戦へ回るが、4位になったチームはその時点で敗退になる。グループリーグを勝ち抜いた16チームは、決勝トーナメント1回戦に臨む。各チームはホーム・アンド・アウエーで2試合を行い、2試合合計得点で上回ったチームが準々決勝へ進む。両チームの合計得点が同点の場合は、アウエーゴールの多いチームが勝者となる。 |
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