ーロッパの各国リーグ戦がいよいよ終盤戦を迎えつつある。なかでもイタリアセリエAのスクデット争いが熾烈を極めている。おたがいに古い伝統彩られ、一番のライバル関係にあるユヴェントスとミランの2チームに絞られた。この2チームで思い出すのが02〜03シーズンのチャンピオンズリーグ決勝。イタリアのチーム同士の決勝となったこの戦いでミランが勝利。その年のヨーロッパチャンピオンに輝いた。
まさに今季のセリエAはユヴェントスにとって、この雪辱戦とも言えるだろう。今季、序盤戦は絶好調のユヴェントスが独走態勢で、このままゴールか?と思われたが、じわじわと順位を上げていったミランが2月になって首位に並んだのだった。
追いかけ、並んだチームのほうが若干有利なのは過去の例を見ると明白だが、まだまだわからない。現在14点をたたき出し、ミランの得点王であるアンドレイ・シェフチェンコが2月19日の第25節のカリアリ戦で頬骨を骨折。3月中旬まで戦線離脱を余儀なくされている。対するユヴェントスも少々、息切れ気味だが、そこはこれまで数々の修羅場をくぐってきた王者の経験、貫禄で最後までミランと覇権を争ってくれるだろう。
また、強豪チームの宿命で、リーグ戦のみならず、チャンピオンズリーグにおいてもこの2チームは激戦を繰り広げでいる。その影響でチャンピオンズリーグの開催される週には主力メンバーを温存し、戦わなければならない。おまけに、今年はワールドカップの予選も同時進行。監督は選手の体調管理、采配に頭を痛め、この3つの異なる戦いに出場している選手はもちろん疲労に悩んでいる。しかし、この3つの戦いに出場できるは超一流選手の証なのである。
さて、今後、セリエAで特に注目なのは第35節、5月8日にミランのホームで行われる直接対決!このゲームは今季のスクデット争いを左右し、歴史に残る名勝負になるに違いない。
|