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本代表、中村俊輔がスコットランド・プレミアリーグのセルティックに移籍。俊輔は昨季までイタリア・セリエAのレッジーナで
3シーズンで通算80試合に出場し、11得点をマーク。レッジーナとの契約は来年6月まで残っていたが、本人がイタリア国外への移籍を
希望し、移籍金5億5000万円、年俸1億3000万円の好条件を提示したセルティックへの移籍が決まった。セルティックは39度のリーグ
優勝を誇り、1967年に欧州クラブ王者にもなった古豪。今季から指揮を執ったストラカン監督が、ゲームメーカーとして中村の獲得を
強く希望していた。セリエA残留を争ってきたレッジーナから、スコットランドリーグで常に優勝を争うセルティックへの移籍は自身の
意識改革のためでもある。その先には来年のドイツワールドカップも見据えている。セルティックは常に優勝争いをしている名門チーム。
残留争いでプレーオフまでもつれる心配がないため、ワールドカップに照準を合わせやすいというわけだ。スコットランドで全力を尽くし、
日本代表に専念することができる。入国の際にはかつてない優遇を受けた。グラスゴー空港に200人を超すファンと報道陣が詰め掛けたため、
空港警察はVIP口利用を許可。「貴賓専用口はチーム移動の時にたまに使用したことはあるが、選手個人で使うのは初めて。
ごく一部の政治家が利用するところだから」とセルティック関係者は語った。入団発表の記者会見に臨んだ俊輔は背番号25のユニフォームと
ともに引き締まった顔つきで「ファンのために勝利に貢献したい。多くのメディアに囲まれ、期待されていると感じる」と語った。
そして、ゴードン・ストラカン監督は俊輔に司令塔とFKキッカーを任せると明言。「彼に左足がなかったら契約しなかっただろう。
もちろんそのプランを考えている」。 |
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コンフェデ杯3試合を直接視察し、セリエAの試合を10試合以上ビデオでチェックしただけに、
悩む必要はなかった。同時にストラカン監督は、中村を司令塔にも任命。「彼は自分のプラン通りに試合を楽しめばいい。
うちのチームを変えてくれると信じている」と、試合中は全権を与える考えを披露。今季就任したばかりの同監督は、 ロングボールを多用する従来のスタイルからの脱皮を試みている。そのためには中村の獲得は欠かせなかったというわけだ。
「期待の大きさは感じたけど、特にプレッシャーは感じていない。僕は周りを生かすようなタイプなので、まずはしっかりチームメートの
特徴をつかみたい。みんなが持ち味を最大限に引き出せるように手助けをしたい」と語る俊輔。そんなセルティックがイングランド・
プレミアリーグに移行するという驚くべき計画があることが明らかになった。セルティックのピーター・ローウェルCEOによると、
来季以降の加入を目指し、同じ本拠地の強豪レンジャーズとともに水面下で交渉を進めているという。ローウェルCEOは「移行への動きは事実。
我々はプレミアリーグに参画できる巨大クラブ。我々の参画はプレミアリーグだけでなく、そのクラブにも様々な恩恵がある。我々のアプローチが
リーグに認められることを信じている」と話した。現在12クラブで覇権を争うスコットランド・プレミアリーグだが、常に同じグラスゴーを
本拠とするセルティックとレンジャーズがタイトルを独占。他クラブとの戦力格差は明らかで、2強時代が続いている。チェルシー、
アーセナルなど強豪ぞろいのイングランドと対照的な状況で、国際的な競争力も年々低下、収入面でもクラブ規模に見合った収益を獲得できていない。
このデメリットを解決するための移籍工作だが、レンジャーズのマクリーシュ監督も「プレミア移籍はスコットランド人の夢」と熱望している。
いずれにしても話題満点のスコットランド・プレミアリーグ、今シーズンは目が離せない。
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