タリアサッカー界は揺れに揺れている。ユヴェントスのチームドクター、アグリコーラ氏が選手達に禁止薬物を長年に渡って投与していた事実が発覚。ここ数年のユヴェントスの成績を無効にという意見まで出て、今後の動向から目が離せない。
ところで、今シーズンのセリエAは早くも話題の渦中にある首位ユヴェントスとぴったり2位を追走するミランのマッチレースの様相を呈している。最後までこの2チームが優勝争いを繰り広げるのは間違いないだろう。ユヴェントスはその得点力、守備力で他チームを圧倒。特にGKジャンルイジ・ブッフォンの活躍は特筆に価する。12節までに失点は4とまさにイタリア代表GKの貫禄を見せつけている。攻撃陣ではアレッサンドロ・デルピエロ、ズラタン・イブラヒモビッチ、ダヴィッド・トレゼゲが好調。順調に得点を重ねている。
一方、ミランはアンドレイ・シェフチェンコが絶好調。先日セリエA通算100ゴールを達成し、その圧倒的な存在感を印象付けた。現在、同じくフォワードのフィリッポ・インザーギがケガのため戦列を離れているが、長いスランプから復活を遂げたエルナン・クレスポがその攻撃力を磐石にしている。
そのユヴェントスとミランについで3位争いを繰り広げるのがウディネーゼ、キエーヴォ、そして柳沢敦の在籍するメッシーナだ。例年なら、このポジションに名門インテル、ローマがいて、優勝争いに絡んでくるのであろうが、今シーズンはローマははるかかなたへ消え去り、このままではB落ちの危機を迎えそうな気配。孤軍奮闘する王子様フランチェスコ・トッティがBでプレーするなんて、考えたくない。
優勝争いとともに、ローマの動向、そして日本人プレーヤー達が在籍する中田英寿のフィオレンティーナ、中村俊輔のレッジーナ、そしてその中では現在、最も順位が上の柳沢敦のメッシーナの今後にも注目したい。
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