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>> soccerトップ >>ローマの王子様、そしてイタリア代表の大黒柱、トッティが世界のフットボールキングになる日
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ットボール界の「王子様」といえば、フランチェスコ・トッティ、その人である。イタリア語で「プリンチペ」。ローマで生まれ、ローマで育った生粋のローマっ子が成長して、
16歳でローマへ入団し、セリエAデビュー。憧れの“初代プリンチペ”ジャンニーニとともにプレーした。そして、自他共に認める、ジャンニーニの後継者はワールドクラスの
スーパースターにまで上り詰めたのだ。
あまり、フットボールに詳しくない人でも、中田英寿がローマに所属していたときに、トッティとポジションが完全にかぶってしまい、出場機会が制限されていたことを思い出すだろう。
そのプレースタイルは「王子様」という優雅なイメージとはかなりかけ離れている。フットボールを離れて、黙って、たたずんでいると気品漂う上流階級の青年といった雰囲気だが、
いったんピッチに立つと、その闘争本能がなせる業か、まるでローマ時代の剣闘士をほうふつとさせる荒々しさを見せる。
ポジションは基本的にはMFだが、まるでFWのように前線に飛び出して行き、自らなかば強引にボールを運んでいくような、泥臭いプレーをすることもある。また、時にはチームの
ために汚いプレーもこなすこともある。
記憶に新しいのが2002年日韓共催ワールドカップの韓国戦においてシミュレーションのファウルで退場処分になってしまい、敗退。また、2004年のヨーロッパ選手権では
デンマーク戦にてつばを吐いたシーンが映像に残り、3試合の出場停止処分を受けてしまい、このときもイタリアは敗退と散々な結果に終わった。これらの行為はイタリアのファンの
間では賛否両論で、勝つためには手段を選ばない……といったメンタリティをも持ち合わせている。つまり、裏を返せば、とにかく頼りになるヤツなのだ……という意見も多い。
現在、ローマはもちろん、イタリア代表もトッティなしでは成り立たない。ロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デルピエロといったファンタジスタの系譜を受け継ぎながら、
このふたりとはまったく異なる個性でピッチを支配している。優れたボディバランスとパワフルでテクニカルなキック力、そして何よりも勝利にこだわる姿勢はゲームをますます
面白くしてくれる。 |
昨シーズンはセリエAにて自己最高の20得点を挙げて、完全にストライカーとしての地位を確立し、ローマでの通算ゴールが100を超え、ロベルト・ブルフォが持っていた、
ローマの最多得点記録の106をクリア、現在も記録を更新し続けている。しかし、彼にとって2004年は満足の行く結果を残せたとは言えない。セリエAにおいてローマは目標の
成績を残せず、ヨーロッパ選手権でも上記のとおり、散々な結果だった。その雪辱を期して、今シーズンはリーグ戦、そして、予選を戦っているわけだ。特にワールドカップに
ついては2002年のリベンジというわけでその気合の入りようが違う!
最近、そんな彼のシューズ・スポンサーが変わったのに気づいた人はいるだろうか。ロベルト・バッジョ、フィリッポ・インザーギといったスーパースターのプレーを支えてきた
イタリアのトップブランド、ディアドラがトッティの新しい武器となった。その新兵器はセリエAのリーグ戦はもちろん、これから熾烈を極めるであろう、2006年ワールドカップ
ヨーロッパ最終予選、そして本戦で彼のポテンシャルを上げてくれるはずだ。さて、次号ではトッティとワールドカップについて興味深いお話をお届けしよう。 |
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